やけどをしたら


どうするか

あわてず受傷直後の小範囲のやけどは、水道の流水またはタオルで15分間以上冷却し、医師に診せましょう。


注意すること

熱による皮膚の損傷で表皮の細菌に対する防御機能が失われて おり、感染しやすい状態になっていますので自家治療は危険です。まれに破傷風の感染の恐れもあるのです。


熱傷深度


   図は「日本医師会雑誌」第99巻・第13号臨時増刊[相川直樹薯]熱傷深度より引用 


治療

ほとんどの小範囲の度熱傷は保存的な局所治療で治りますが、細菌感染に気をつける必要があります。深い度熱傷の一部と。度熱傷は細菌感染に気を配り、植皮術を施行します。また度と。度の熱傷範囲の合計が体表面積の15〜20%以上になりますと輸液などが必要で、生命に危険がおよび三次救急施設などへの搬送が必要となります。

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