あわてず受傷直後の小範囲のやけどは、水道の流水またはタオルで15分間以上冷却し、医師に診せましょう。
熱による皮膚の損傷で表皮の細菌に対する防御機能が失われて おり、感染しやすい状態になっていますので自家治療は危険です。まれに破傷風の感染の恐れもあるのです。
ほとんどの小範囲の度熱傷は保存的な局所治療で治りますが、細菌感染に気をつける必要があります。深い度熱傷の一部と。度熱傷は細菌感染に気を配り、植皮術を施行します。また度と。度の熱傷範囲の合計が体表面積の15〜20%以上になりますと輸液などが必要で、生命に危険がおよび三次救急施設などへの搬送が必要となります。