gun.jpg  モデルガンに興味を持ったのは高校を卒業してすぐだったように思いますが、何しろ35年近くも前の事で、初任給が8千円の身には、とても買える値段ではなく、指を咥えているだけでした。
 それでも東京へ研修に行く同僚に頼んで、当時007シリーズで有名になったMGC製のワルサーPPKを買ってきてもらいましたが、当時は金属の加工技術がお粗末でガッカリしたように記憶しています。
 おもちゃとは言え結構高価でおいそれと手が出ず、その後はもっぱら「GUN」とか「COMBAT」と言った雑誌を読むだけで、ずっと我慢していました。何しろオーディオに凝っていた時期と同じ頃なので、こっちの方に投資する余裕もなかったのが実状です。
 その後、オーディオ熱が小康状態になって、ようやく組み立てキットなんぞから始め、マルイのキットで発売されていたものは、ほとんど全モデルを作りましたが、いかんせん、値段が2千円前後では、モデルガンと言うよりはプラモデルと言った方が良いくらいチャチでした。その点、マルシンやMGCのキットは値段が高かったので、それなりに満足出来る仕上がりでした。
 最近はいわゆるモデルガンよりも、BB弾を発射出来るエアガンの方が隆盛のようです。ただ、モデルガンはほとんどのパーツがプラスティック製とは言え、構造は限りなく実物に近いですが、エアガンは外見こそホンモノそっくりでも、中身は全く別物なので余り興味が湧きません。
 馬鹿な奴等がエアガンで人を撃ったと言うニュースを見るたびに、とばっちりでモデルガンに対する規制が強くなりはしないかと心配です。
 モデルガンの場合はカートリッジに火薬を詰め、撃った時の(弾は出ません)ブローバックの反動と、薬莢が飛び出す様が快感なんですが、何しろいい年こいて戸外で試す訳にも行かず、かと言って室内では家具を傷めたり襖に穴を開けそうで、結局飾ってあるだけです。
 写真には写っていませんが、他にレボルバーとかマシンガンタイプも多少あり、置き場所がなくて倉庫に入れたままになっているので、いずれ虫干しする時にでも全部を並べて写真を撮り直し、入れ替えるつもりです。
 下の方に並んで写っている空薬莢は実物ですが、知人がアメリカ駐在時代、実際に自分で撃った物をお土産としてもらった物で、22口径から44マグナムまで、拳銃用のほぼ全ての口径が揃っています。
 一時、ナイフにも興味を持ってコレクションしようと思った事もありましたが、現在は中断したままです。自作するつもりで資料まで取り寄せた事もあったのですが・・・ 

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