その17


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 日増しに寒さが和らいできても午前中は2階の小生のベッドの上で寝ていますが、午後からは日が差し込む1階の南向きの部屋の窓際で気持ち良さそうに日向ぼっこをしています。畳が焼けるので本当は障子を閉めておきたいところですが、我が家の生活は”めめ”中心で、各部屋の戸を少しづつ開けたままにしてあるし、去年表替えした畳を少々引っ掻こうが諦めています。
 それにしても猫と言う生き物は、気持ちよく寝られる場所を見つけるのが実にうまいと、つくづく感心します。時々布団に引っ張り込んで抱いて寝てやろうとしても、最初は大人しくしていますが、5分もしない内に抜け出そうとモソモソし始めます。洋猫の血が入っているので抱かれるのはすごく嫌がるようです。
 ただ、家を一歩も出さず、時たま狭い庭を散歩させるぐらいなので、外の広い世界を知ることもなく家の中だけで一生を過ごすのは、”めめ”にとって幸せなのかどうかと考えると少し可愛そうな気がする時があります。