◆山口二郎(斎藤一)◆



山口二郎 行年二十七才

元徳川臣たり故有て京地に到り新選組に加入し助勤役たりしか。
撃剣を能くし、柔にして能く剛を制すの器あり。
右会津に来て数々戦功あるにより昇任して終に隊長となり。
辰九月四日如来堂と云処の戦ひに僅か十三人にて三百余の敵に取囲まれ
四方に当て突撃決戦し、終に血路を得す長士枕を共にし潔く討死す
天晴れ信勇の武勇なり


会津如来堂において戦死したとなっているが
実際は、その後も生き延びて警部補等を務めている
そして、会津において71歳で亡くなっている




戻る