◆池田七三郎◆



池田七三郎 行年十九才

元下総佐倉の藩なり。
京地に於いて新選組へ加入し、
辰の早春、淀にて手負し、又勝沼戦争の時手負う
同年九月四日如来堂にて山口二郎と共に戦死す



嘉永2年、上総山辺郡田間村で生まれる
毛内有之助を慕い、慶応3年6月以降に入隊し、局長附人数となる
翌年、鳥羽伏見の戦いで負傷し、
また、江戸帰還後、甲陽鎮撫隊として出陣した時にも負傷する
母成峠の戦いで敗れた後、斎藤一らと会津に残留し、
如来堂守備中を襲撃されて戦死したとされる
しかし、粂部らと脱出して高崎藩兵に降伏した。
そして、一年間の謹慎の後、放免になり
昭和13年に90歳で死亡する




戻る