≪め≫




目時隆之進<めとき たかのしん>(1823-1869)盛岡藩士・東北遊撃隊

1868年、御所の警護に加わるため京に上る
この時、故国が朝敵になるのを恐れ、
戦争の準備を進めていた上司の楢山佐渡を説得しようとするも聞き入れられなかった
同年、開戦が近いという報せを聞いた彼は脱藩し、息子と共に長州に身を投じる
その後、東北遊撃隊に入り、盛岡藩を降伏させた
政府は彼を家老に推し、盛岡藩の戦後処理にあたらせる
しかし、政府が藩に厳しい処分を下したため
藩論は沸騰し、彼を姦賊として弾劾しようとする者が多数出た
そして、帰国の途中、黒沢尻町鍵屋旅館の庭で自刃する
享年46歳




戻る