ワゴンに乗ってでかけよう Vol.5 経る時〜東京九段下・『フェヤーモントホテル』を訪ねて〜

二度と来ない人のことを
ずっと待ってる気がするティールーム
水路に散る桜を見に
さびれたこのホテルまで

「経る時」(アルバム『REINCARNATION』収録)

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フェアモントホテル 桜が咲きはじめました 千鳥ヶ淵の 皇居のお掘
今年1月、一つのホテルが閉館した。
たった3行の桜便りを新聞広告に21年間続けていた。
フェアモントホテル(昭和26年の開業)

2002年3月26日 NHK 朝のニュースより

■ 公式サイトの記述 『フェヤーモント』 に統一しましたが 媒体により 『フェヤモント』 、 『フェアモント』 となっています

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フェヤーモントホテル地図
フェヤーモントホテル

〒102-0074 東京都千代田区九段南2-1-17
TEL : 03-3262-1151
FAX : 03-3264-2476


サイト閉鎖時に譲っていただいたロゴを加工したものです

※ 2002年1月27日(日)に閉館し 跡地にパークマンション千鳥ケ渕が建設される予定です
パークマンション千鳥ケ渕 HPはこちら

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フェヤーモントホテル正面玄関

● フェヤーモントホテル正面玄関 ●
正面玄関右側(写真手前)が『経る時』のモデルとなったティールーム 『ブラスリー・ドゥ・ラ・ヴェルデュール』です。

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紅茶
● 紅茶 ●
桜のアイスクリーム
● 桜のアイスクリーム ●
桜の季節にはアイスの上に桜の花びらがトッピング

コースター

● ティールームのコースター ●

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ホテル前の小径

● フェヤーモントホテル前の小径 ●
『9月の蝉しぐれ』を彷彿させるホテル前の小径の向こうに…

千鳥ヶ淵
● ホテル前の千鳥ヶ淵 ●
真夏の影 深緑に ペンキの剥げたボートを浸し♪

千鳥ヶ淵ボート場



営業期間 ≫ 毎年3月1日〜12月15日
乗艇時間 ≫ 9:30〜16:30 (発券は16:00迄)
7・8月は1時間延長
料金 ≫ 30分−¥300 / 60分−¥600

※ 2000年8月現在

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● ここでも、フェヤーモント ●

『REINCARNATION』ツアーパンフレットにもフェヤーモントホテルに関する記述があります。

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●『経る時』と『ポセイドン・アドベンチャー』の老夫婦 ●

雑誌やラジオなどで『経る時』や『理想の夫婦』について語る時に
ユーミンが例に挙げる映画『ポセイドン・アドベンチャー』の老夫婦。

『ポセイドン・アドベンチャー』映画パンフ
● 映画パンフレット ●
THE POSEIDON ADVENTURE 〜ポセイドン・アドベンチャー〜
1400名の乗客を乗せた豪華船ポセイドン号がクレタ島南西130マイルでおきた海底地震による
32メートルの大津波に遭遇し転覆。徐々に沈没していく船内に閉じ込められた人達が
極限状況の中で繰り広げる感動の人間ドラマと脱出のスリルとサスペンスを描いたオスカー受賞作品。
日本公開 : 1973年 (20世紀フォックス映画)
生き残ったわずかの人達が脱出口へ向かう為に35フィートの水の中を潜って行くシーン。
そこで先陣をきって潜った牧師の異常を察した老夫人が彼を救う為に水中に飛び込みますが、
彼を助けて35フィートを泳ぎきった後に心臓発作を起こし静かに息を引き取ってしまいます。
死ぬ間際に首にかけていたメダルを牧師に渡し、夫マニーを介して孫に贈って欲しいと告げ、
残された人達は“皆が最後まで生き抜く事が夫人の意志に報いる道”と説き、脱出口を目指しますが−。
※ 夫人役のシェリー・ウィンタースはこの役のために体重を15キロ増やして撮影にのぞんだそうです
※ 音楽は『スターウォーズ』などでおなじみのジョン・ウイリアムズです

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● ここでも、ポセイドン・アドベンチャー ●

ユーミン夫妻が新婚旅行で泊まった『箱根ホテル』の寄せ書き台帳より
(提供 : so whatさん)

このページは有料です。読んだ人は下記銀行に直ちに振込んでください。
1回¥30 血液銀行 赤十字支店 口座番号007

挙式:11月29日 11時AM 横浜山手教会 
披露宴 横浜ホテルニューグランド

11月30日 約5時に着いた松任谷正隆・由実であります。
私達は湘南と箱根のオーソリティーと自負しています。
このホテルには、婚前旅行に一度来たし(ホテルの人覚えてるかな?)
箱根のフジヤホテルやハイランドホテルに泊っても、
かならずケーキを食べにここへ立ち寄りました。
暮れなずむ芦ノ湖をながめながら彼の弾くラグタイムピアノに耳を傾けたこともあります。

しかしながら、思いおこせば仕事をふくめて今まであまりにも多く二人で旅行したため、
今回はHoney Moonなどと云うふんいきはみじんもなく、
新郎は長椅子にゴロゴロしながら、ハナクソをほじったりオナラを連発して、テレビを見ています。
二人だけでいるのもたいくつなので、明日は東京からたくさん友人をよんでゴルフでもしに行こうと思っています。

                         −−−新婦−−−

ゴルフでもというのは実に生意気なんでありまして、奥方はゴルフのゴの字もできないのであります。
だいたいからして、上の方にグチャグチャと消してあるところがありますが、
湘南のオーソリティーといいながら洛南と書いていばっているのだから、もはやどうしようもないというか、何というか。

それにしてもアルバムを見ていると随分刺激の強いのがあって参っているのですが、
こんな刺激の強い新婚旅行をしてみたいなと思う次第であります。
なお、付け加えさせていただくならば、僕はここでラグタイムは弾いたことはなかった。
ネコフンジャッタならあるけど…。

☆CRASH☆ ←これはウソを書くなといって、奥方が僕の頭をたたいたときに見えたもの

何はともあれ箱根ホテル万歳!!(これで安くなれ!)

私はアンティークなものが好きで、ホテルも近代的より古めかしい方がいい。
絶対改装したりしないで下さい。
そして、ポセイドンアドヴェンチャーの老夫婦みたいになって、
このホテルを訪れ、このページをいっしょにニコニコと読み返す日が来ることを祈って…

1976.11.30.10:30p.m.

こんな、いっぱい書くなんて、ヒマな奴らだと思われるじゃないか!

−−−新婦−−−

箱根ホテルのホームページはこちら

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