スターバックスコーヒー ナスダックJ上場

大阪証券取引所は10日、コーヒーショップチェーンのスターバックスコーヒージャパン
(本社・東京都渋谷区、角田雄ニ社長)のナスダック・ジャパン市場スタンダード基準による上場を承認した。
上場予定日は10月10日。

22万株を公募し、6万株を売り出す。
調達した資金で、現在の284店舗を04年3月末までに500店舗に増やす計画。
自社株の値上がり益を受けられるストックオプション制度を今年3月に導入しており、
上場で従業員の士気向上を図る狙いもあるという。

米スターバックスコーヒーとサザビーの合弁で95年設立、96年に第1号店を開店。
昨年度には100店舗を出店し、今年度も同スペースで出店を進めている。
01年3月期の業績は、売上高291億円、経常利益14億円で、設立後初の黒字になった。

● ストックオプション ●
自社株を決められた価格で購入できる権利。
経営者や従業員に与えられるもので、株主と同様に株式の値上がり益を得るための制度。
社員の士気向上を図るメリットもある。
一定期間後の権利行使の段階で、株式が上昇していれば大きな報酬が得られる。
米国企業では報酬制度として数多く採用されている。
日本でも1997年6月の商法改正で、すべての会社で役員や従業員向けに導入できるようになった。

2001年(平成13年) 9月11日 (火曜日) 毎日新聞

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