手のひらで触る

乳がんの自己診断法


乳がんの第1発見者はあなた自身です

乳がんの大部分は、乳房のシコリとして発見されます。

☆このシコリを探すのに特別な技術は要りません。誰にでもできます。

寝る時やお風呂で、指をそろえた手のひらで、乳房を隈なく押さえたり、なでてみて下さい。この時、決して乳房をつまんではいけません。本当のシコリでないものがつかめますので余計な心配のタネになります。

☆手のひらで押さえたとき、パチンコの球のような硬いものが触れれば、外科の先生がおられる病院に行きましょう。

☆乳房の痛みはあまり関係ありません。痛くなくても、ためらわずに受診しましょう。

☆シコリが触れたらすべて乳がんというわけではありません。多くの場合は良性のもので、たとえ悪性のものであっても早期のうちに治療を受けれぱ、その後の心配はそんなに大きくありません。

☆乳がんで手遅れになるケースは、シコリ探しをしない人と、シコリが見つかってもなかなか受診しない人たちの場合です。

 月1回は自分の乳房を触診し、硬いものが見つかったらすぐ受診しましょう。皆さんがこれを実行すれぱ、乳がんで大変な目に会う人はほとんどいなくなるはずです。

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