第6回・アンチキルケばか詰作品展
初級の部
初1  小峰耕希 作 (登場5回)  アンチキルケばか詰 3手                      
【解答成績】 

 自力正解者・・・11名


【詰手順】 
   8二飛生 9一玉 9二飛成  迄 
3手詰 

【解説(のようなもの)】

 ちなみに第5回に発表した作品はこれ↓
 
 2二飛生 1一玉 2一飛成 迄

 小峰さんから前回の解答時に今回の図を提示されたので一ヶ月発表がずれてしまいましたが、同時発表すべき作品群でしたね。残念!
 左右反転するだけで紛れと作意が逆になるのだからすごい!といえます。
今回の作品は前回とは逆で、最終手8一飛成とすると同龍/8二龍で両王手を一度に防がれて詰みません。アンチキルケの左右非対称な特徴を理解する上で絶好の例題になりました。個人的には2つで受賞級ではないか(褒めすぎ?)と思います。

                        *
若林
 「あははは。これが前回と同時出題でないのが楽しい。」
橋本孝治
 
「これは前回の作と同時に出した方が良かったですね。ツインとかそういう肩肘張った意味合いではなく、アンチキルケの特徴を理解するための良い例題として役立つと思います。」
 とにかくコメントはツインで出すべきだったという意見が多かったです。 
小峰耕希
 「もう1ヶ月早く出せばよかったですね。すみません。」
 本人も謝っておりますが(笑)それだけ素晴らしいツインだったということです。
北村太路
 「最初からツインで出したかった!好作ですね。」
隅の老人B
 「アンチキルケの入門題。良いお手本ですね。」
吉川慎耶
 
「2つあることでアンチキルケ特有の面白さを発揮しているツインだと思う。」
冬眠蛙
 「久しぶりなので助かります。(^-^;」
 お久しぶりです。またよろしくお願いします。
もず
 「前回同様、両王手の見事なお手本です。」
癇癪老人
 「B」
 
解答実力者から初解答です。感謝感謝。なお初級の部は評価不要です。
小五郎
 「先月の3手と左右逆!だから答えも裏返し…じゃないんですね。」
 裏返しでないところがアンチキルケなんですね。
伊達 悠
 「前の作品展の物と一緒にして、いつか小峰耕希さんの作品集が出た時に最初の
問題にしておきましょう。」
 新約・神詰大全の1番は決まったようです。
初2  たくぼん 作 (登場10回)  アンチキルケばか詰 5手                      
【解答成績】 

 自力正解者・・・11名


【詰手順】 
  3七桂 1五玉 4二角 3七と/3三と 2五馬  迄 
5手詰 

【解説(のようなもの)】

 これ以上どうにもならない作品。簡素なところと復活合の勉強に手頃といえる手順が狙いです。初級にしては難しいと言う声もありましたが、境目というのが当たってるかな。

                        *
若林
 「簡素で良いですね。この変が初と短の境目ですか。」
橋本孝治
 
「初1では紛れに隠れていた復活合が表に登場。出題時のコメントに「テーマ無し」とありましたが、共通性は感じます。わざわざ取られる位置に打つ桂にも味わいがあります。」
 易しいながらアンチキルケらしさが表現できたので私にしてみれば上出来です。
小峰耕希
 「第1回作品展のもず作を見た時には驚いたものですが、あれから半年、すっかり感覚麻痺してしまいました。」
 もはや半年で常識になりました。新手筋はもう無いのかな?
北村太路
 「手が狭いはずなのにかなり悩みました。アンチキルケらしい絶妙の受けが痺れます。」
隅の老人B
 「これが初級?、私もまだまだ勉強しなければ。4手目の応手に痺れました。」
 またまた〜
吉川慎耶
 
「短編向けだと思います。」
冬眠蛙
 「馬を動かす方ばかり考えて時間を浪費。角打がこの位置に限定できるのはアンチキル
ケならではですね。」
もず
 「一手遅れる駒取り。すっかり基本手筋になりましたね。」
癇癪老人
 「37とが見えず結構苦労。B」
 ちょっとうれしい。
小五郎
 「この一呼吸おいての復活移動合が何ともいい味。」
 たしかに1手間がありますね。この微妙なリズムがアンチキルケリズムです。
伊達 悠
 「いやあ余詰も無しに3枚に押しとどめましたか。すごいです。」
 私もびっくりです。(意味不明)
初級の部 解答成績                      
【全題正解者

若林、橋本孝治、小峰耕希、北村太路、隅の老人B、吉川慎耶、冬眠蛙、もず、癇癪老人、小五郎、伊達 悠 計11名