第6回・アンチキルケばか詰作品展
長編の部長1 北村太路 作 (登場9回) アンチキルケばか詰 83手
![]() 【詰手順】
2八飛 2七歩 同飛/2八飛 2七歩 同飛/2八飛 2七歩 同飛/2八飛 2七歩 同飛/2八飛 2七歩 同飛/2八飛 2七歩 同飛/2八飛 2七歩 同飛/2八飛 2七歩 同飛/2八飛 2七歩 同飛/2八飛 2七歩 同飛/2八飛 2七歩 同飛/2八飛 2七歩 同飛/2八飛 2七歩 同飛/2八飛 2七歩 同飛/2八飛 2七歩 同飛/2八飛 2七歩 同飛/2八飛 1五玉 1六歩 1四玉 1五歩 同桂/2一桂 1五歩 2三玉 2四歩 同金/4一金 2四歩 3四玉 3五歩 同銀/3一銀 3五歩 4五玉 4六歩 5六玉 5七歩 同成銀/7一成銀 5七歩 6七玉 6八歩 同飛生/8二飛 6八歩 7八玉 7九歩 同金/6一金 7九歩 8八玉 8九歩 同桂成/8一成桂 8九歩 8七玉 8八歩 9六玉 9七歩 9五玉 9六歩 9四玉 9五歩 9三玉 9四歩 8三玉 9三歩成 8四玉 9四と 7三玉 8四と 7二玉 7三と まで 83手 【詰上図】 ![]() 【投稿時の作者コメント】 あと2つ誰か付けてください。 【評価】 自力正解者・・・10名 A・・・3、B・・・5、C・・・1 平均点・・・2.22 お気に入り投票 : 0 【解説(のようなもの)】 今回の中編の部の作と似た趣向ですが、歩の持駒を連合で獲得するという序奏が付いています。獲得した歩を使って玉の逃げ道を開けながら左辺に追っていきます。詰上図を見れば分かりますが、8一の桂は成らないとダメ、8二の飛車は成ってはダメとなります。 何人かの解答者のコメントにありますが、歩18枚合にしたいところではありました。不可能と言うわけではないと思うので近々どなたかが発表される気がします。私もこんな作品が作りたいといつも思うのですが、発想の閃きが全然ないですね。その点北村さんの「発想力にはいつも感心させられます。 最後にもう一度、作者の言葉を・・・「あと2つ誰か付けてください。」 * 若林 「……えーと、歩をひたすら手に入れて、アンチキルケで道を開きながら追うのか。なるほど! 55金配置が肝ですかね。上手いです。A」 橋本孝治 「よく出来た作だとは思いますが、このテーマをやるなら意地でも歩は18枚にして欲しかった。厳しいですが、評価を一段下げます。B」 16と18の間には大きな隔たりがあるようです 北村太路 「ちょっと収束が蛇足気味だったかなぁ。6七の成銀配置もできればなんとかしたかったです。8九桂成も自然と9段目だと成ってしまいそうなので、他の手段にしたかったです。歩18枚出来た方がいたら、発表してもらえるとありがたいです。評価Aは歩18枚になったら、ということで評価:B」 成生非限定はいつも悩みの種ですね 隅の老人B 「中1の勉強が役に立つ。あと2回歩合を増やしたい。B」 小峰耕希 「最初は何枚まで歩を補充すれば良いのかわからなくて時間が掛かりましたが、手数を計算してみたら、16枚全部を入手しても残り50手ある事に気付く。という事は歩16枚連続合だ! と確信を持って手順を進めたらぴったり詰み。無投票優勝には勿体無い好作。TopIXの選考が更に悩ましくなる。A」 吉川慎耶 「初形に何もない左上での収束はお見事。B」 もず 「同一地点で歩の連合なんて私は考えもしませんでした。この形で収束がまとまっているのもさすがですね。18枚はやはり無理なのでしょうね。A」 いやいやきっと出来ますよ。(他人事のようですが) 癇癪老人 「B」 伊達 悠 「うーん・・・・・・手が途切れないようにうっていくと詰んでしまいました・・・・・・桂馬だけ成って復活するとはいえ・・・・・・銀も成って復活すればもう少し得点を稼げそうなきもしますが。C。」 なかなか手厳しいですね 長編の部 解答成績
今回は解きやすく1作だけだったこともあり解答者10名正解でした。このような作品でもっともっとファンが増えてくれればと思います。
* 【解答成績】
解答者数 10名 うち全題自力正解者 10名 前回に続き北村さんのおかげで長編解答数が増えたのはよかったよかった。 【評価・結果】 今回のお気に入り投票は投票総数・・・・6 順位表
|