たくぼんの解図日記掲載分　アンチキルケばか詰　図式集　２

図式No.6　北村太路作　2005/9/27
アンチキルケばか詰　５手	【詰上図】 【詰手順】 　４四角　２四玉　３三角成　１三玉　１四香　迄 角で５一を抑えるのに絶好のポイントは３三の地点。その地点に馬を作るには初手４四角が絶好の位置です。最終手離して打つのは合駒を打つ余地があり５手では詰みません。

図式No.7　北村太路作　2005/9/27
アンチキルケばか詰　５手	【詰上図】 【詰手順】 　１五角　２八玉　３九金　１九玉　２九金　迄 作者や神無七郎さんが解くのに苦労した好作。角で王手して合駒させるパターンはダメ。合駒を取ることが出来ません。（取った瞬間８八へ戻される為王手にならない）　視覚的に７三が絶好の位置に見えるだけに、初手１五角の発見は難しかったようです。私は、５一を抑えるのは角しかできない事で、金１枚で玉を詰めるには玉を１九に運ぶしかないと考え、詰上がりを想定し、最後に１五角を付けるという思考の流れで解図しました。 神無七郎「一番時間が掛かりました。合駒が出ないはずだと分かっていても、つい考えてしまいます。ただ、左右を入れ替えたほうが少しだけ紛れが増えるのではないでしょうか？」 北村太路「確かに／８八角を意識させたい気もします。一応送る前に考えたんですが、図面を見てると９五角がぱっと見えてしまったので逆の方がいいかな、と。（なぜか１五角だと自分は見えにくかったです。感じ方の問題なので他の方も当てはまるかは全く疑問ですが。）

図式No.8　北村太路作　2005/9/27
アンチキルケばか詰　５手	【詰上図】 【詰手順】 　５四飛　２三玉　２四歩　１三玉　２三歩成　迄 これが一番考えやすかったのではないでしょうか？５一を抑える初手は５四飛か２一飛しかありません。２一飛は歩１枚ではすぐ切れそうですので、５四飛は分かりやすかったと思います。

図式No.9　たくぼん作　2005/9/27
アンチキルケばか詰　５手	【詰上図】 【詰手順】 　９五角　６八銀　同銀/７九銀　６九玉　５八銀　迄 元々の図は７九銀→６九銀。手順は一緒だが７九銀は今回のテーマの居食いにぴったり。６九銀型も味がある。 　。

図式No.10　荻絵香木作　2005/9/29
アンチキルケばか詰　５手	【詰上図】 【詰手順】 　３三角　２一玉　２二歩　１二玉　１二香　迄 　No.11とのツインもどき（作者の言葉）。