第8回会合報告 松山市民会館 2010年2月7日(日)PM1:00〜5:00 
 第8回の会合報告です。
昨年は2月1日でしたが、今年は愛媛マラソンのコースと会場がかぶるため一週延ばしての開催。
しかしメンバーは昨年と全く一緒と言う結果になりました。一時前に到着すると部屋の鍵が開いて
いない。担当のくるぼんがまだのようだ。下で鍵を借りて竹村氏とともに準備開始。その後、岩本
さん、くるぼん、斎藤さんが到着して詰四会が始まりました。
まずは例の如く、課題作の選考会。全回は選ぶのに苦労するという状況でしたが、今回は課題が
「プロ野球の球団にちなんだ作品」という訳の分からない?ものだった為、投稿分は作者数2名で
5作。当日開場到着分は2名で2作。作者数4名で4作は集まったかに思えましたが、さすがに手
順とこじつけが出題には無謀?ということで難航。WEB希望は作者2名で12題と豊作なのでこち
らよりお願いしなければいけない状況となりました。2作は確定+くるぼん+WEB希望より移籍の4作
となりそうです。しかしとにかく盛り上がったのがこの課題作発表会でした。作品を並べてみんなで
解図しながら、因んだ球団名を発表し、その意味も考えるのですがものすごいこじ付けですので、
誰も正解できない。正解を言うと大爆笑の連続で、笑点の大喜利のようでした。過去の詰四会の
中でも一番の盛り上がりだったかもしれません。是非詰パラ作品展&臨時作品展でお考え頂きた
いと思います。
今回注目の話題は、竹村氏の作品が将棋世界の2009年詰将棋サロンで年間優秀作品の佳作に
選ばれたことです。詰四会設立後、四国会員初の普通詰将棋での受賞ということで本当に嬉しい
ことです。(佳作を最後まで競った芹田さんには申し訳ありませんが)
作品を紹介します。
竹村孔明 13手 将棋世界2009/6月号4
  
(解は考えてみてください)

創作秘話を作者直々にお伺いしました。
実は原図は数手逆算した図で詰パラに投稿されていたとの事。
それが次の図です。
 
初手より24銀、22玉、31角、12玉、14龍、13桂打、同銀、同桂以下上図と同じ。
作者も5手目15龍の誘手もありきれいな初形でお気に入りだったようですが、
見事に返送された(かなりショックだったようです)
で仕方なしに頭を切り将棋世界に投稿したら見事に受賞と。。。
世の中分からないものです。
作者はまさか受賞とは思わなかったと感想を述べられ、選考会で褒められた13桂も、
「だってそれしかないでしょ?なんで褒められるのかな?」と首を捻ってました。
確かに普通に13合は24桂までの1手詰ですねえ。
斎藤さんの感想は「香合限定が入れば好作です」
ともかく嬉しい出来事でした。
楽しい時間はあっという間に過ぎて5時前になって二次会へ移行。今回は全員参加で庄やへ。
今回も、竹村、岩本両氏が生中を頼んだので、「全員ウーロン茶」を逃れホッと一息。
話題はまず年齢の話に、詰パラ中学校の中7「伊勢左木町ブルース」を私と竹村氏が絶賛。しか
し分からない方が3名。その分からない方々も40前後の方々ですのでこの微妙な差が・・・
その他、東映フライヤーズとか、阪神のバッキーとか微妙なところで年齢を感じさせられました。
また、岩本さんが平成に入ったところで発行された新進詰将棋作家年鑑?を持参され、私とか
馬詰さんが昔は若いねえ〜(当たり前だろ)と盛り上がりました。そうそう岩本さんは詰四会で
5週連続会合参加とのことで、さすがにしばらくはお休みしますと言ってました。凄いですねえ。
7時過ぎに散会。私の車で斎藤さんを松山観光港まで送って行き、東予港フェリー乗り場まで
岩本さんを送って行き無事詰四会も終了しました。最後に竹村さんから私にメッセージが・・・
「順位戦頑張ってください、あと二ヵ月半はあっという間に来ますよ・・・」 
が〜〜〜〜ん!!!まだ影も形もないのに・・・・・(泣)
【覚書き】


参加者名:(写真並び順)

竹村孔明(高知) 来嶋直也(高知) 岩本修(奈良県) 斎藤夏雄(広島)         

撮影: 須川卓二(愛媛)

お土産:もみじ饅頭(斎藤さん)、ひぎりやき(たくぼん)
〔詰四会ではご本人のご了解の下、本名(希望者にはペンネーム)で掲載させてもらっています。〕
次回開催は8or9月の予定です。問合せは須川(takuji@dokidoki.ne.jp)まで