第1回・最悪詰作品展 第15番

出題:5月15日 たくぼんの解図日記

作者:北村太路  最悪詰 31手


【詰手順】

▲9八飛    △8八歩    ▲同 飛    △7八歩    ▲同 飛    △6八歩  ▲同 飛    △5八歩   
▲同 飛    △4八歩    ▲同 飛    △3八歩  ▲同 飛    △2八歩    ▲同 飛    △同 玉   
▲2九歩    △3七玉  ▲3八歩    △4八玉    ▲4九歩    △5七玉    ▲5八歩    △6八玉
▲6九歩    △7七玉    ▲7八歩    △8八玉    ▲8九歩    △9七玉
▲9六飛 まで 31手詰

作者の言葉(投稿時)

「ちょっと送るかどうか迷った作も一応投稿します。検討は済んでます。内容がこれでどうか不安ですが。」

★14番とは打って変わって超易しい趣向作です。説明するところはありませんね(笑)
 初手9八飛にとにかく歩を渡して手を繋げてもらう。歩の七連合はお見事です。
 感心したのはその奪った歩の使い方。全く無駄なく9筋に移動させ収束と、趣向作とすれば完成品。
 それにしても14番の難解な作品から本作まで作者の芸域の広さには恐れ入ります。



短評

小林看空
歩の七連合見事。スマートな仕上げ。  易しいということなかれ。
橋本孝治
前問との難易度の落差はMAX。7連歩合もさることながら、簡単に歩を消費する仕組みを見つけたのがアイデア賞もの。
北村太路
答えを入力するのに疲れました。
★ふふふ
橘圭吾
連続合って意外に簡単にできるんだなあ、と思ってしまった
伊達悠
厳しい見方をすると絶連。良い見方をすると軽趣向。ルールの説明つきで「おもちゃ箱」に出すと採用される?
★まさにくるくる級ですね
真T
こんなに簡単に7連合が出せるんですね。 初形の雰囲気もいい感じです。
隅の老人B
家内の定期検診日、運転手。病院の駐車場で考える。アレ、これは易しい。手数は長いが、第1番より簡単。でも、面白い趣向作。
小峰耕希
これまで連合物は悉く潰れてますが(しかも全部僕が関ってますが…)、流石にこれは大丈夫そうですね。
★さすがにこれはOKです。小峰さんはやく修正してね