第2回・最悪詰作品展 第13番

出題:6月15日 たくぼんの解図日記

作者:たくぼん  最悪詰 31手


【詰手順】

▲2八銀 △同 玉 ▲2九歩 △1七玉 ▲1六金 △同 玉
▲2六金 △同 玉 ▲3六金 △同 玉 ▲4七銀 △2五玉
▲3六銀 △2六玉 ▲3五銀 △同 玉 ▲3六歩 △4六玉
▲4七歩 △3六玉 ▲3七歩 △2七玉 ▲2八歩 △3七玉
▲4八金 △2八玉 ▲3八金 △1九玉 ▲2八銀 △2九玉
▲3九金 まで 31手詰

★これはこの収束の形からいろいろなパターンで作図した中で少しは見られるかなと思った中の1作。
 2八歩型を作るのがポイント。その為、29歩を打つ1手を無理やり逆算ではめ込みました。
 序のいかにもという手順は、少し味気ないですね。

 10手目、同玉の所2七玉とするのは、2六金、3七玉、3六金、同玉以下33手と長くなります。
 15手目3五銀のところ2七銀は、同玉、2八歩、3六玉以下29手で詰みます。
 2八歩が早く突けるからです。



短評

橋本孝治
いかにして29歩を28歩と突き出すかというパズル。前回の第13番(小林看空作25手)がヒントでしょうか。しかし、これにC+マークが付かないのは情けない。次はこれを全検できるよう改良した Worst1.exe を提供できるよう頑張ります。(一応、目処はあります。)
★本当によろしくお願いします
隅の老人B
11手目に26金は37玉、続いて36金、で千日手。攻方より手を変える、結局は37金で手が伸びる。収束は合っているでしょ?不安が一杯。 
★9手目36金に27玉と逃げた解答でした。上記変化手順の36金の時点ではまだ千日手ではないですから解説中の紛れ通り2手長いものなります。
真T
いかにも最悪詰という手順ですね。
遊星人
最後は19玉、28銀、29玉、39金と予想は付けるのですが、途中の手順は追う度に変わってしまいます。
小林看空
ここまでよく逆算したものと感心。
北村太路
作品展も終わるし気が抜けたのかちっとも読めません。
★このあとどうしようというのが正直なところです