第1回 詰四会フェアリー作品展
はじめに
 四国初の詰将棋の会「詰四会」の第1回会合が平成18年8月6日に行なわれました。発足を記念して普通詰将棋とフェアリー詰将棋で「4」にちなんだ作品を募集した所たくさんの作品を投稿いただきました。本当にありがたいことです。
 普通詰将棋は6作投稿があり、これらは詰パラにて詰四会報告&第1回作品展として掲載予定です。当初は10月号掲載予定でしたが他の原稿との兼ね合いもあり11月掲載が有力との事です。今しばらくお待ち下さい。
 フェアリー詰将棋に関しては、内容がマニアックな所もありますので、第1回は詰四会ホームページにて開催します。
 詰四会は普通詰将棋&フェアリー詰将棋の両刀使いでこれからも活躍してまいりたいと思いますので、今後とも宜しくお願い致します。        (詰四会代表幹事・フェアリー担当 たくぼん)
解答要項

出   題:平成18年 9月 1日(金)
解答締切:平成18年 9月30日(土)
解答発表:平成18年10月 1日(日)

解答は、メールにてどなたでも参加できます。
解答送り先→takuji@dokidoki.ne.jo

(注)詰四会員の方には後日、当作品展掲載の会報を送りますので、そちらには解答送付先住所も掲載しておりますので郵送でも可とします。ただ締切は9月30日必着とさせて頂きますのでご了承下さい。

呈賞:
神無太郎の20世紀の20題「TURN OF THE CENTURY」を神無太郎氏サイン(達筆)入りで3名の方に

本作品展は、正式発表としTOP\の対象となります。
また解答のコメントは結果発表にて掲載いたしますのでご了承下さい。敬称等も略させていただいております。

ルール説明に関してOFMのルール説明をそのまま記載しております。(七郎さんすいません)詳しいルールはそちらをご覧下さい。

第1回フェアリー作品展ですのでたくさんの解答宜しくお願いします。解けたものだけでもお送り下さい。

詰四会に関する質問や問合せも上記メールまでお願いします。

いろいろな「4」にちなんだ作品が集まりました。どんな意味の「4」かも一緒にお考え下さい。
第1番 若林 作

鏡四玉同時詰 


後手:持駒なし

【ルール説明】

4つの玉を同時に詰にする。
どんな応手でも4つの玉がどれでも取れる形を詰とみなす。

鏡詰:玉(王)の利きが、王手をした駒の利きになる

G(Grasshopper):フェアリーチェスの駒。Qの線上で、ある駒を1つ飛び越したその直後の地点に着地する。そこに敵の駒があれば取れる。

(OFM:ルール説明より)
第2番 小峰耕希 作

PWCばか自殺ステイルメイト 4手


【ルール説明】

PWC:取られた駒は取った駒が元あった場所に復元する。
ステイルメイト:王手は掛かっていないが、合法手のない状態
第3番 神無太郎 作

安南ばか詰 5手


【ルール説明】

安南:味方の駒が縦に並ぶと、上の駒の利きは下の駒の利きになる
第4番 神無太郎 作

マドラシばか自殺ステイルメイト 8手


【ルール説明】

マドラシ:同種の敵駒が互いの利きに入ると、利きがなくなる
       ただし、玉は互いの利きに入ることはできない。
ステイルメイト:王手は掛かっていないが、合法手のない状態
第5番 神無太郎 作

ばか自殺ステイルメイト 12手


【ルール説明】

ステイルメイト:王手は掛かっていないが、合法手のない状態
第6番 北村太路 作

ばか自殺詰 12手



第7番 若林 作

PWCばか自殺詰 14手


【ルール説明】

PWC:取られた駒は取った駒が元あった場所に復元する。
第8番 吉川慎耶 作

PWCばか詰 35手


【ルール説明】

PWC:取られた駒は取った駒が元あった場所に復元する。
第9番 神無七郎 作

PWCばか千日手 44手


【ルール説明】

PWC:取られた駒は取った駒が元あった場所に復元する。
千日手:初形と目標局面が同一。
第10番 金子清志 作

アンチキルケ自殺詰 420手


(注)当初の図では早詰発生のため玉方37桂→18成桂に修正します。作意は変わりません。(9/17修正)

【ルール説明】

アンチキルケ:取った方の駒が、最も近い将棋での指し始め位置に戻される。戻せないときはそのまま。
自殺詰:自分の玉を詰めるのに攻方は最善の手を玉方は最悪の手を指す。 但し、相手の玉には王手をかけ相手はそれをはずすという原則は変わらない。最後の玉方の一手で攻方の玉が詰めば良い。