たもの健康アドバイス

 私は人間ドックを毎年受診していますが、本当に健康がいちばんということをつくづく感じます。お互いに健康に気をつけて、勉強にお仕事にがんばりましょう。

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肥満について 心臓について ストレスについて 尿について
血圧について 血糖値について 血中脂質について 耳と眼について

もとに戻ります。

●肥満について
 食事でとったエネルギーのうち、使われなかったエネルギーは皮下脂肪
 などとなって体内に蓄えられ、やがて肥満となります。たっぷりついた
 脂肪とともに、さまざまな成人病の芽も育っています。

 〈肥満を防ぐポイント〉
 1. おいしさを大切に。
     次から次へと箸をつけないで、ひとつずつ味わって食べる。

 2.いろいろなものを少しずつ。
    
 3. 腹八分目の習慣を。
    朝食、昼食に重点をおいて、夕食は軽く。寝る前2時間は食べない。
        間食、夜食は控える。

  4. 生活習慣を変えよう。
     歩く、ゆっくり泳ぐなど長く続けられる運動を日課にとり入れる。
もとに戻ります。
●心臓について
 血液は生命の源です。心臓はその血液をやすむことなく全身に送り届ける
 ポンプの役割を果たしています。

  〈心臓病から身を守るポイント〉
 1. 動物性の脂肪をとりすぎない。

 2. 植物性の油を積極的に使おう。

 3. 糖質のとりすぎにご注意
    コーヒー、紅茶に砂糖をたっぷりいれたり、甘い菓子類やくだものの
    食べ過ぎは動脈硬化をすすめます。

 4. 毎日適度な運動、まずは歩くこと。

 5. 睡眠と休養を十分に。
 
 6. A型行動タイプは意識的に息抜きを。

 7. たばこはすわない。
    1日の喫煙本数が《400÷年齢》を上回ると狭心症や心筋梗塞などの虚血性
    心疾患になりやすいと言われます。たばこはほどほどに。
もとに戻ります。
●ストレスについて
  ストレス状態が続くと、自立神経の失調やホルモンの産出能力が低下して体力・抵
    抗力が衰え、成人病などさまざまな上記を引き起こすきっかけとなっていきます。
    同じストレスでも受けとめ方によっては活力になります。「よし、やってみよう」
    と肯定的に受け止めれば、ストレスはプラスに働き、反対に「いやだな、できる
    はずがない」と否定的に思えば、イライラしたり逃げ出したくなってしまいます。

  〈ストレスを上手にコントロールするポイント〉
 
 1. ときには「柳に風」

 2. 好きなことで気分転換
 3. 体を動かす積極的な休養
 4. 仕事のあいまにストレッチング
 5. くつろぎのバス・タイム
 6. ぐっすり睡眠、さわやかな目覚め
 7. なんでも話せる友人
 8. オンとオフ。切り替え上手
    休日にはふだんと違うことを積極的にやってみると「目からうろこがとれ
    る」ように、展望がひらけてきます。

 9. 瞑想や自立訓練法でリラックス
もとに戻ります。
●尿について
血液中の尿酸が多くなっているのが、高尿酸血症です。尿酸値が高い状態が続いて
いると、尿酸は血液中でとがった針のような結晶となって、体内を巡ります。
その結果全身の血管や腎臓をはじめさまざまな内臓器官を傷つけ、心筋梗塞や脳卒
中、腎生涯などの合併症がおこりやすくなります。

  〈尿酸値が高いと言われたら〉
 
 1. 肥満、食べ過ぎにご注意!
 
  2. 適度な運動でおだやかに減量

 3. アルコールは控えめに

 4. 野菜料理をふんだんに 

 5. 十分な水分の補給を

 6. 定期的な健康診断で尿酸値をチェック

もとに戻ります。
●血圧について
寒さや緊張をしたり怒ったりすると血管が収縮して血圧は上がります。もともと
血管は、血液がスムーズに流れるように、しなやかで弾力性があります。ところ
が、血圧が高い状態がつづいていると、各器官をめぐっている細い動脈の壁が厚
くかたくなっていきます。(細動脈硬化)
 そうすると、血液が流れにくくなってますます血圧は上がり、細動脈硬化がさ
らに進むという悪循環を繰り返します。これが高血圧症です。

 〈食生活のポイント〉

 1. うす味でおいしく

 2. 減塩のコツ
      めん類の汁は飲まずに残す習慣を
      インスタント食品は控えめに

 3. バランスのよい食事を 

 〈積極的な休養でのりきろう!〉
 1. 運動を毎日の日課に
  2. 減量は食事と運動の2人3脚
  3. 気分転換はストレス解消の”妙薬”
もとに戻ります。
●血糖値について
 ブドウ糖などの栄養素が血液中に吸収されると、すい臓からインシュリンという
ホルモンが分泌されます。血液によって運ばれるさまざまな栄養素を体の各組織
が利用するのを促すためです。
 このインシュリンの働きが不足すると、エネルギー源となるはずのブドウ糖など
の栄養素が血液中にあふれ、血糖値は高くなり、尿にもブドウ糖がでるようにな
ります。これが糖尿病のはじまりです。

 〈生活コントロール〉

 1. 適正な体重を維持していますか。

 2. 適度な運動を毎日少しずつ。
 
 3. ストレスは上手にコントロール

 4. 定期的な健康診断で健康の確認を。

 5. 腹八分で偏食なし。

もとに戻ります。
●血液中の脂質について
コレステロールと中性脂肪は、わたしたちの体のなかで大切な働きをしています。
ところが、血液中に異常に増えてくると、血管の壁にたまって血管をつまらせたり
傷つけたりします。
ところで、コレストロールは「体をつくりあげる脂肪」です。
中性脂肪とは「体がつかう脂肪」です。

 〈こんな食生活はご注意!〉
 1. 麺類を食べるときはだいたい大盛り、ご飯は必ずお代わりをする。
 2. 夜食におにぎりやラーメン、うどんなどを食べることがよくある。
 3. 蜂蜜やジャム、チョコレートなどが好きで、パンにもたっぷりつける。
 4. 酒は毎日かかさず、2合(ビールなら中2本)以上飲む。

 5. 清涼飲料やジュースを1日にコップ2杯(400ml)以上飲む。
   清涼飲料水にはものによっては、200mlにほぼ角砂糖10個分の糖分
   がはいっています。

 6. 砂糖をたっぷりいれたコーヒー、紅茶を1日2杯以上飲む。
 7. 甘党で、和菓子、ケーキなどに目がなく、1日1個以上食べる。
 8. くだものは体にいいので食事がわりにしたり、1日2個以上食べる。
もとに戻ります。
●眼と耳について
聴覚、視覚はわたしたち人間にとってもっとも大きな情報の入り口です。

 〈視力の衰えを予防する〉

1 自分にあった眼鏡をかけていますか。
2 職場の照明は適当ですか。
3 糖尿病や高血圧が進行していませんか。
4 栄養のバランスはとれていますか。
5 疲れたなと思ったら眼の保養。
6 休養を十分とっていますか。

 〈聴力の衰えを予防する〉

1 バランスのとれた食事を心がける
2 健康的な生活リズムを取り戻しましょう
3 快適な職場環境を維持しましょう
4 健康管理に心がけましょう

もとに戻ります。
もとに戻ります。