農水大臣あて馬券場設置反対の要請書
  (2002年8月27日提出)


農林水産大臣 武部 勤 様

「場外馬券場」の進出をしないことを求める要請書

高知県競馬組合が、愛媛県温泉郡川内町に計画中の、場外馬券発売所の建設に反対いたし
ます。
反対理由は以下のとおりです。

@教育環境の悪化、青少年の健全育成への悪影響が懸念されます。
・児童の交通事故被害の増加
・未成年者の馬券購入
・電車通学生・東温高校生の通学路が馬券場へのアクセス道になっており、
ナイター営業もあることから高校生が下校時に犯罪に巻き込まれる危険

A生活環境の悪化、平穏な暮らしの破壊につながります。
・周辺道路の交通渋滞・路上駐車の増加
・排気ガスによる大気汚染
・暴力団がらみの事件の発生、治安の悪化
・環境悪化による土地・建物の資産価値の低下

場外馬券場計画地の周辺1キロ以内には、県立第二・第三養護学校・県立東温高等学校・国
立療養所愛媛病院/付属看護学校・愛媛大学医学部/付属病院・レスパスシティ(大型量販
店)・東温消防署などの施設が集中しています。また、周辺2キロ内では、川上小学校・重信中
学校・県立第一養護学校・北吉井小学校などの文教施設があります。
馬券場へのアクセス道路は、高校生などの通学路であり、近隣にある大型店は、現在も土・日
は大変混雑しています。
このような地域に場外馬券発売所を建設すれば、健全な町づくりに大きな障害になります。
以上のことをふまえ、私たちは次の点を要請いたします。

1、地域に多大な影響を与え、地域住民との調整が十分になされていない当該場外馬券発売
所の設置を承認しないこと。

2002年8月27日
                     場外馬券場に反対をよびかける川内重信議員有志の会

                                              川内町議会議員
                                                 栗村 正巳
                                                 白戸 寧
                                                 森 真一
                                                 渡部 伸二

                                              重信町議会議員
                                                 佐伯 強
                                                佐藤 寿兼
                                                 高須賀 徳
                                                浜田 卯三郎



場外馬券場反対

川内町場外馬券場の反対署名のよびかけ
 9月3日現在、川内町と重信町で、場外馬券売り場の設置に反対する署名活動が行われています。両町人口の過半数の署名収集を目標に、川内町・農林水産省・高知競馬組合など三者に対して提出予定です。
 川内町・重信町みなさま、どうぞよろしくお願いいたします。
 
 9月14日(土)夜7:30から9:30まで、重信町中央公民館(町民会館/089-964-1500)で「場外馬券場に反対する川内重信住民集会」が予定されています。お誘いあわせご参加くださいませ。



川内町場外馬券発売所の設置に反対する声明
■計画中の場外馬券場は、住民にとって最悪の立地条件にあります
場外馬券場計画地の周辺1キロ以内には、県立第二・第三養護学校、県立東温高等学校、国立療養所愛媛病院、同付属看護学校、愛媛大学医学部、同付属病院、東温消防署などの文教・防災・医療施設があります。
 また、近隣の河川敷には児童公園・河川公園もあり、両町住民の憩いの場となっています。ギャンブル施設の進出が認められる条件下にはありません。

■場外馬券場は、川内・重信の教育環境を悪化させます
 車両の増加による児童・青少年の交通事故被害が懸念されます。また、電車通学生や東温高校生の通学路が馬券場へのアクセス道路になっており、ナイター営業もあることから生徒・学生が犯罪にまきこまれる危険があります。
さらに、未成年者が射幸心から馬券を購入することは、他県の事例からも十分考えられ、ギャンブル遊興者と未成年者との接触による影響も懸念されます。保護者・学校関係者は計り知れない不安にさらされます。

■場外馬券場は、生活環境の悪化、平穏な暮らしの破壊につながります
周辺道路の交通渋滞・路上駐車が増加し、排気ガスによる大気汚染が悪化します。また、暴力団がらみの事件の発生、治安の悪化が地域住民の脅威となるのではないでしょうか。さらに、環境悪化による土地・建物などの資産価値の低下はさけられないでしょう。

■場外馬券場は、地域活性化につながりません
事業主体の高知県競馬組合は、すでに70億円の赤字をかかえ存亡の危機にあり、さらに、不況の長期化、レジャーの多様化などの影響により、場外馬券場の経営は予断が許されないのが現状です。近隣の場外車/馬/舟券発売所の運営状況、自治体への交付金は低迷の一途であり、全国的に公営ギャンブル事業の撤退が相次いでいます。場外馬券場は、まちづくりのうえで基本的に望ましいものではなく、まして、地域の活性化につながるという根拠はありません。

■川内町長は、川内町住民に一切説明もなく、馬券場の設置に同意しました
大西勉川内町長は、住民にまったく説明もなく、地権者の川内町議とともに水面下で高知県競馬組合関係者と交渉を進め、本年5月23日付で同意書を競馬組合に送達していました。
しかも、川内町議会6月定例会においても、本件について議会に諮らなかったばかりか一切の報告も説明もなく、多くの議員は計画の進捗について何も把握していなかったのです。川内町長と一部議員の非民主的なやり方に対し、多くの議員からも批判の声があがっています。
また、川内町住民が場外馬券場計画を知ったのは、たまたま愛媛新聞に関係記事が掲載された6月30日になってからでした。住民をだまし討ちにするような町長と一部議員の暴挙に、住民の怒りが噴出しています。

■川内町長は、合併相手である重信町に、何の配慮も説明もなく馬券場設置に同意しました
重信町と川内町は平成16年の合併にむけて協議を進めています。計画されている場外馬券場は、重信町住民への影響がむしろ大きいと予想されることから、政治的・道義的には、重信町とも十分協議を行って、馬券場設置にたいする態度表明を大西川内町長は行うべきでした。しかしながら、いささかもそのような手続きをとらず、重信町住民のあいだに、川内町にたいする不信感と憤りをまねく結果になりました。

■私たちは、川内・重信の両町から反対の声を挙げます
私たちは、住民の暮らしを守り、公正で民主的な政治・行政の実現をめざす両町議員の立場から、平和で安全な生活環境、未来をになう子どもたちの教育環境を守るために、両町住民とともに場外馬券発売所に反対いたします。

2002年8月9日

場外馬券場に反対をよびかける川内重信議員有志の会

      川内町議会議員  栗村 正巳
                  白戸 寧
                  森  真一
                  渡部 伸二
 
      重信町議会議員  佐伯 強
                  佐藤 寿兼
                  高須賀 徳
                 浜田 卯三郎













場外馬券場に反対する住民集会アピール

 大西川内町長によって、川内町内に建設すると一方的に発表された場外馬券場は、住民や議会にも、事前に説明や相談もなく、また、合併の相手先として、十分協議しなければならない重信町へも、一切の説明も相談もなく、川内町長と副議長ら一部議員が秘密のうちに計画をすすめました。

そして、本年5月23日付けで、町長は高知競馬組合に馬券場設置の「同意書」を送付しました。その後、6月30日の新聞報道で馬券場計画について住民の知るところとなり、町側が地元住民に説明会を開いたのは、同意書送付から50日後の7月11日でした。
川内町長および関係する議員は、主権者である住民の意思を問うどころか、人々の目の届かないところでことを運ぶという、住民を無視し愚弄するような姑息な手段をとりました。

川内町情報公開条例には、「町の諸活動を住民に説明する責務が全うされるようにし、地方自治の本旨に即した公正で民主的な町政」を推進すると記されています。また、川内町行政手続要綱には、「行政運営における公正の確保と透明性(行政上の意思決定について、その内容および過程が町民に明らかであること)の向上を図り、もって町民の権利利益の保護」に努めるとうたわれています。これら条例規則の理念は、一切生かされることがなかったことに、あらためて川内町における政治と民主主義の不在を見た思いです。

場外馬券場は、川内・重信両町の生活環境と教育環境を悪化させます。
すなわち、交通事故の増加、未成年者の馬券購入、暴力団がらみによる青少年の犯罪被害など、住民の安全で平穏な暮らしが失われ、ギャンブル場があることで、合併をひかえた今後の町づくりにも大きな影響を与えます。
場外馬券場建設は取り返しのつかない禍根を残すこと、ギャンブルは住民を決して幸せにはしないことを踏まえ、住民を無視した非民主的な行政の姿勢に断固抗議するとともに、川内・重信両町住民は、力を合わせて場外馬券場の建設を阻止するためにあらゆる努力をつくすことをここに表明します。住民主体の民主的なまち、住民がいきいきと健康に暮らせるまちを、ともに創りあげて行こうではありませんか。

2002年9月14日
                場外馬券場に反対する住民集会参加者一同




川内町場外馬券場をめぐる動き (2002年9月まで)
2002年
3月22日 3月15日付の「高知競馬振興のため、川内町への場外馬券発売所設置に協力を求める」高知県知事(高知県畜産課)から町長あての依頼書を川内町が受付ける。
     
*3月15日より以前に、大西町長と(建設予定地)地権者の田井能副議長らは、高知競馬関係者と接触をしていることを認めているが、いつごろ、何回ぐらい接触したかは黙して答えていない。

5月2日 川内町議会の「地域活性化対策特別委員会」(委員長:三棟議員)が
第14回委員会を開く。このとき初めて「場外馬券場」が委員会の議題
にのぼる。(地権者の副議長も、この特別委員会の委員。)

5月11日 川内町議会の「地域活性化対策特別委員会」の委員11名と町長、企画調整課長らが高知競馬組合を訪問。

5月15日 5月11日付の「場外馬券場の設置に同意を求める」高知競馬組合管理者から町長あての要請書を川内町が受付ける。

6月30日 愛媛新聞に場外馬券場設置計画についての記事が掲載され、川内重信両町住民は、初めて計画の概要を知らされる。

7月13日 川内町は、馬券場建設予定地周辺の地区住民への説明会を開く。
      交通事故、青少年への悪影響、風紀の悪化など質問や要望が相次いだ。

7月23日 川上小学校PTAの要請で、川内町がPTAへの馬券場説明会を
開く。教育環境の悪化を懸念する声とともに、建設に反対する旨の発言が相次いだ。

8月10日 両町議員8名が、「場外馬券場に反対をよびかける川内重信議員有志の会」を立ち上げ、川内町長に馬券場設置に反対する声明文書を提出。

8月20日 高知県と高知競馬組合に対し、両町議員有志の会8名が、場外馬券場建設の撤回を求める申し入れを行う。

8月28日 農林水産省(競馬監督課)に対し、両町議員有志の会代表2名が、「地域に多大な影響を与え、地域住民との調整が十分になされていない当該場外馬券発売所の設置を承認しないこと」を求める申し入れを行う。

8月29日 川内町教友会(教職員の団体)OB有志の会が「『高知競馬場外馬券販売所設置同意』に反対を求める請願」を町議会議長に提出。(9月定例川内町議会に上程。)また、町長に対し、同意書の撤回を求める陳情書を提出。

9月14日 「場外馬券場に反対する川内・重信住民集会」を開催。

9月12日 重信町議会が川内町に対し、合併相手先の重信町に馬券場についての報告や説明がないまま計画が進められていることなどについての抗議文を提出した。

9月下旬 川内町において、「住民投票条例」の制定を求める直接請求を行う予定。









トップへ
トップへ
戻る
戻る