みかん山だより

  2006年頃、「みかん作りをしたらどうか」と友人に勧められ、3畝足らずの「しゃえん」で、趣味と健康をかねて、みかん作りを習い始めました。日本一のみかん・「日の丸みかん」の生産地・八幡浜市向灘・権現山で、みかん農家の友人や先輩たちに指導を受け、施肥、剪定、摘果など、みかん作りのノウハウを少しづつ学びながら、心地よい汗を流しています。

 八幡浜港、諏訪崎、宇和海のすばらしい眺望が眼前に広がり、農作業の疲れを癒してくれます。自然相手の農作業が生活の気分転換にもなり、健康的な生活を送ることができると喜んでいます。みかん作りを始めて、もう16年以上になったでしょうか。「このみかん美味しい」と喜んでいただけるようになりました。



諏訪崎・から「日の丸みかん」の産地・向灘の権現山を望む

みかん山から見る八幡浜湾・諏訪崎


草刈作業 除草剤は使用せず。夏は汗が噴出、やぶ蚊にも悩まされる



4月に新芽が出て、5月に花が咲き、芳香が山全体を包む



5月、小さな実を着ける。5月末には1p程度に


 生理落果する黄色くなったみかん


 手に取るとポロリと落ちる生理落果の実

 

6月

友人が「宇都宮農園」にもカイガラムシなどの防除農薬を散布


 梅雨は雑草の天国。草刈りに汗を流す。サッパリしたみかん山。


 6月頃から、みかんを枯らす「ネムシ」が出る


正式名称は「ゴマダラカミキリ」。みかんに寄生し
加害します


 「ネムシ」は成虫になり穴を開けて出てきます


 カミキリムシ、黒点病など、スプリンクラーによる集団防除

 


 7月には直径3センチ程に




 蚊取り線香を腰にぶら下げて草刈り作業


 8月

 愛宕山の後方、大洲方面の入道雲


 摘果みかんはレモン代わりに使用します

 


 9月


 空には秋の雲


 草刈り作業で園地はスッキリ。みかんも気持ちがよさそうですよ
 


 10月


 10月中旬、色付いてきた早生みかん


 少し酸味があるものの結構美味しいですよ


 八幡浜と九州を結ぶフェリーが行き交う八幡浜湾
 


11月


 収穫期を迎えた早生みかん
  
収穫作業 一年間の農作業が報われる
 
八幡浜の市街地や八幡浜港が眼前に


収穫後、お礼肥、バケツの中の肥料を撒く


 1月 鎌で草刈作業


1月末、「八幡浜みなっと」から雪化粧する権現山を望む

 2月上旬、苦土石灰の散布


 酸性化した土壌を中和させる