2005年3月28日、新「八幡浜市」が誕生

八幡浜市と保内町が合併し、新「八幡浜市」が3月28日誕生しました。
人口は4万2659人、世帯数1万7371世帯(人口・世帯数は2月末現在)、総面積132.96平方キロ。
住所表示は旧八幡浜市内は大字を省き、旧保内町は「西宇和郡」を「八幡浜市」に置き換えます。
郵便番号や電話番号は変わりません。八幡浜市役所は「八幡浜市役所八幡浜庁舎」に、保内町役場は「八幡浜市役所保内庁舎」となります。

新市では「いま 共に育(はぐく)む 進取のまちづくり 風とらえ 風おこす」をキャッチフレーズに、将来ビジョンを六つの基本方針にまとめています。

@四国と九州を結ぶまちづくり、A自然を友に生活する快適なまちづくり、B安心、希望に満ちた温かなまちづくり、C新鮮・安心な自然の恵みを伝える食彩(しょくさい)博物館のまちづくり、Dともに育つ・育てる教育のまちづくり、Eともに支えあう共生のまちづくり。

さて、「みかんと魚」に象徴される地場産業の低迷、商店街の不振、人口減と少子高齢化など、山積する課題に合併が地域再生のスタートとなるか注目されます。

新市の市長選は目前に迫っていますが、現職市長の無投票再選となる可能性が高いと思います。新市のスタートにあたり、政策論争による新市長選を期待したいところですが、対立候補の動きが見えません。
一方、合併後も居座り続ける議員の任期延長に対する反対の声が高まり、リコール運動の動きが出ています。

新市発足にあたり、議員も居座りを止め、自主解散すべきだと思います。すっきりした気持ちで、新市のスタートを切りたいものです。