なんだか 日記   2001年11月
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ど−でもい−よ−なことですが ・ ・ ・


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11月 3日 吹き替えがない!?
11月19日 星の降る夜

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11月19日

星の降る夜
33年周期で太陽系を巡るほうき星「ペンテル・タットル彗星」が地球の公転 軌道上に残した細かな塵の中を地球がくぐり抜ける。そのとき地上からは獅 子座の方向の空から降りそそぐ無数の流れ星を見ることができる。これが獅 子座流星群が起こる仕組みだということだ。
地球はほうき星の置きみやげである塵のある場所を毎年通過しているわけだ が、いろいろと事情があって降るような流星群にお目にかかれることはそう あることではないらしい。そしてその時が夜でないと当然流れ星を見ること などできない。たしか3年前にも大量の流星群が日本でも見られるとの話も あったようだが、そのときは肩透かしを食らったようで、ほとんど流れ星を 見ることはできなかった。
そして2001年11月18日の夜から19日の明け方に掛けて日本で大量の流星群が 見られるとのこと。これを見逃せばこの先三十数年は見ることができないほ どの大出現になるらしい。流星出現の最大のピークは19日の午前2時を回った 頃だというが、これは夜更かししてでも見逃すわけにはいかない。
午前2時、外に出ると数秒に1個程度、空のあちこちに流れ星の筋が光る。南の 空をふさいでいる平野の端の山並を避けもっと空の広い範囲を見渡せるよう にと、隣町との境を流れる川の広い河原まで出掛けてみた。数多くの流れ星 は確かに東の空の中ほどにある獅子座の方向から飛び出しているように見え るが、その反対方向の西の地平線にまで幾筋もの光線が走っていく。 全天を覆いつくす天体のいとなみは、ずっと見ていても飽きることがない。 そして午前3時を過ぎた頃、一度にいくつの星が流れたか分からないほどの、 満天の星空から星が降り注ぐ光景のただなかに自分の身が置かれていること を実感していた。
科学の進んだ現代社会に住み流星雨が起きるしくみを知っていてもこの光景 には神秘的な心持ちにさせられるが、ずーっと昔、星降る夜に空を仰いだ人々 は、この光景を眺めながら何を思っていたことだろう。そんな時空の彼方に思 いを馳せる少しばかりロマンチックで不思議な夜となった。


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11月3日

吹き替えない!?
映画を楽しむメディアにDVDが仲間入りして良くなったことは、ビデオテープ よりもはるかに高画質、LDのように60分おきに中断することがないことのほ かに、洋画の場合オリジナルの外国語音声と日本語に吹き替えた音声の両方が 収録されてるソフトが多いことが挙げられると思う。
わたし自身は洋画はオリジナル音声と日本語字幕の組合せで観ることがほと んどなので特に吹き替え音声を必要とはしないのだが、気に入った映画を小 さい子供や年輩の家族にも観せたいといった場合には吹き替え音声はとても 重宝するものだと思う。最近では映画館で上映される新作の洋画でも子供向 けアニメなどの売れ筋作品では日本語吹き替えバージョンとオリジナル音声 +字幕のバージョンとが映画館で選択できるようにもなっている。
数ヶ月前に映画「スーパーマン」のDVDソフトが発売されたが、この子供から 大人まで楽しめる作品に日本語吹き替え音声が収録されていないというのは ちょっとしたショック。二十数年前劇場公開された際には、当時小学生だっ たわたしはがんばってスクリーンの字幕を読みながらこの映画を観たはずだ が、今となっては発売されたソフトに吹き替えがないのはやはり残念。映画 マニア向けの渋い作品なら分からないでもないが、そういった作品でもない だろう。吹き替え音声を製作するのにもコストが掛かることは分かりきって いることだが、ソフトの値段があと500円くらい高くなってでもいから吹き 替え音声を収録して欲しかったと思うのはわたしだけだろうか。吹き替えで は字幕よりも言葉の情報量が増えるのは確かなことなので、オリジナル音声 支持のわたしでもできの良い吹き替えに十分満足することだってある。
また、昨年は往年のハリウッド映画黄金期に製作された超大作映画が何本か DVDソフト化されたが、アカデミー賞で「タイタニック」と並んで史上最多の オスカーを受賞した「ベンハー」にも吹き替え音声が収録されていない。4 時間の映画でも映画館の巨大なスクリーンでなら字幕を追うのはさほど苦に はならないのだろうが、一般的な鑑賞で最も多いと思われるテレビ画面に表 示される小さな字幕をずっと読んでいるのはとても疲れることだし、画面の 中で起こっている状況をつかむ妨げになることもあるかも知れない。
題名くらいは誰もが知っているような有名作品であっても、実際にはまだ観 たことがないがこれから観てみたいという人は大勢いるのだから、せっかく リージョン2として日本国内専用に製作するDVDソフトには気軽に楽しめる選 択肢として吹き替え音声くらいは入れてもらいたいものだ。
これまでの LD、S-VHS、ED-BETA などの、≪ 高画質映像メディア = マニア 向け商品 ≫といった図式ではこれまで通りに高い普及率など望めないだろう し、いくらDVDが高画質だといっても、人目をひくテレビ放送をみるために裂 く時間を視聴者から横取りするにはただソフトが安いというだけでもだめなの ではないだろうか。


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