なんだか 日記

1999年2月

どーでもいいようなことですが・・・


インデックス
2月 1日 MOSアンプ おたく
2月 5日 ちょっとふつーのスピーカー
2月 7日 メイン・アンプの交換
2月12日 バランス・アンプのマトリクス・スピーカー接続法!?
2月13日 ホームページの更新
2月18日 「42」の秘密
2月21日 プロジェクター復活
2月28日 低音の立ち上がり

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2月28日

低音の立ち上がり
スピード感が無く立ち上がりの良くない音は遠くまで届かない。意外と分かっていない
人が多いようだ。生楽器をやったことのある人なら経験があるだろうが、初心者のうち
はもたついた音しか出せず、余計な力ばかり使うが音に表情をのせるどころか、遠く
に響かせることすらできない。プロともなればアマチュアとの差もかなりのものになる。
しかしそのことはCDを中級コンポで聴いていたのでは理解できない。上質な生の音と
音楽をありのまま受けとめることが必要不可欠。                      
オーディオでも音の立ち上がりに気を配る人は多いと思うが、中高音のみならず低音
の立ち上がりについてはどの程度気を使っているだろうか。               
重い振動板の大口径ウーハーが低音を再生するために振動する際の反動でキャビ
ネットがふらつくのを防いでやれば、振動の基点が確定されて低音の立ち上がりが良
くなる。このことは振動板の軽い小口径ユニットを使用したバックロード・ホーンでも同
じことで、キャビネットの床に対するガタやふらつきをなくしてやれば低音の立ち上がり
が良くなり、それまでもたついて聞き取りにくかった低音が耳に届きやすくなる。量より
質を改善するほうが効果が大きいようだ。                           
オーディオでは、動くものと動いてはいけないものの区別を理論的に明確にして対策を
していけば、大抵間違いはないものだ。オーディオには理論ではなく感性が必要という
が、感性とは自然を感じ理解し表現する力。わけも分からず、ものまねばかりしていた
では、いつまで経っても良い音は聴けない。                          


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2月21日

プロジェクター 復活
じつは、プロジェクター LVP−1200Z1をここしばらく修理に出していたの
だが、昨日の朝ひさしぶりに我が家に戻ってきた。我が家の場合、シアター
が6畳間と手狭なため、プロジェクターは高さ1メートルのオーディオ・ラック
の天板上に後部を持ち上げて設置し、スクリーン中央に等角投影している。
映画の鑑賞者はオーディオ・ラックの前に座ることになるので、幅2m高さ
1.5mのスクリーンを2.8mの近距離で見ることになる。特に画面いっぱ
いに映し出されるスタンダード・サイズの迫力は大したものなのだが、そのぶ
んビーム幅の広い1200Z1であっても走査線の隙間の黒線がよく見えるし、
DVDのスクイーズ画面でもそれを無視できるところまではいかない。
そこで今期待しているのがプログレッシブDVDで、この走査線の隙間がもと
もと存在しない。しかしそのためには通常の2倍の31.5kHzという走査周
波数の色差入力が付いていなければならないのだが、あいにく1200Z1は
31.5kHzには対応していても色差入力が無い。そのうちに日本ビスコム
あたりから現行の色差入力付きRGBプロセッサーの31.5kHz対応版が出
て来るんじゃないかと密かに期待している。( 著作権問題は大丈夫かな?)
今回の修理でその31.5kHz入力も治っているものと思っていたのだが、
DOS/Vパソコンにつないでみるとなぜかプロジェクターが31.5kHzを受
け付けてくれない。そこでためしにやってみると、設計外の37.5kHz付近
(VGA-72Hz・SVGA-60Hz)だとどうにか小さく画面がでてくるが鑑賞できるよ
うなものではない。基盤を3枚取り替えたそうなのでもしや調整時にスキャン
周波数を間違えたのではないかと心配している。
また修理に出すと1ヶ月くらいは戻ってきそうにない ・ ・ ・    (T_T)


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2月18日

42の秘密
先日、NHKで「数」の特質を説明する番組をやっていた。その中である映画
「宇宙の真理は”42”である」という場面が流れていた。10数年前に読ん
だイギリスのSF小説にも、ある日ファースト・フード店に勤める女の子が、ふ
「宇宙の真理は”42”である」ことに気が付くが、それを誰かに伝える前に
地球が侵略者の手によって一瞬に消滅させられてしまうというくだりがあった。
しかし、この「42」の根拠はなんなのだろう。ただの偶然とも思えない。何か
数学的、あるいは宗教的に深い意味のある数字なのだろうか。おそらく何の
信憑性も持たない数字なのだとは思うが、もしかしてなにか意味があるかも
しれないと思うとちょっとだけ気になる。どなたかご存じの方はおられないだ
ろうか。ご存じの方は掲示板にご一報をお願いします。
ではでは。   (^-^)/~~  


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2月13日

ホームページ の更新
このホームページを開いてほぼ2ヶ月経った。ホームシアター中心でいくと、
使用機器を取り替えたり部屋を工事したりしないと、更新をするのが難しい。
それでこの日記のコーナーの更新を細々やっていくことになるだろうという
ことを予想していた。今年になってふと思いついてこれまでに設計・製作して
きた自作スピーカーの中で写真が残っていて見て面白そうな機種をコメント
付きで紹介してみようと「自作スピーカー・ギャラリー」を作ってみた。このギ
ャラリーも5ページ目として「20cm口径フルレンジ編 その1」を追加するが、
追加するに連れてホームシアター中心である( はず )のこのページの内容
が自作スピーカーのほうに次第にずれていっている。まぁ、そんなホームペ
ージがあってもいいんじゃぁないかということで、気にせずに続けていくこと
にしている。そのうちにまた何か思いつくだろう。


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2月12日

バランス・アンプのマトリクス・スピーカー接続法!?
通常バランス・アンプでは、片方のチャンネルに ( ホット )用と ( コールド )用の2つの
アンプ回路があり、その2つのアンプがスピーカーをはさんで直列に接続され、1本のスピーカー
をドライブしている。コールド用のアンプといってもホット用のアンプと変わらない物で、バランス・ア
ンプは片方のチャンネルだけで、すでに通常のアンバランス・アンプのステレオ2チャンネル分の増
幅回路を持っている。コールド用アンプにはホット用のアンプに入力される信号の正負をひっくり返
した信号(逆相信号)が入力され、ホット側とコールド側が協力して1本のスピーカーをドライブする。
もし、コールド用のアンプに反対側のチャンネルの信号をそのまま入力すると、接続されているスピ
ーカーからは差信号のみが出力され、マトリクス接続のリア・スピーカーとして機能する。このように
バランス・アンプではすでに片方のチャンネルだけでマトリクス接続を行っているので、さらに左右
両チャンネルを結ぶ本来のマトリクス・スピーカーの接続はできないというのが定説となっている。
先日、よそのwebの掲示板で情報交換していたら、バランス・アンプでのマトリクス・スピーカーの接
続法を説明しているページがあるということなのでさっそくのぞいてみると、そのページの作者独自
の接続法を紹介していた。 ( こちらです。)
これはバランス・アンプの左右チャンネルのホット側アンプ同士の間、そしてコールド側アンプ同士
の間にリア・スピーカーを接続する。たしかに回路上はこれでアンバランス・アンプでのマトリクス接
続と同様の差信号が抽出できるはずだ。そこで手持ちのバランス・アンプで試してみることにした。
サンスイ AU−α607 MOS PREMIUM で挑戦。アンプのパワーはON、フロント用のメ
イン・スピーカーのスーパースワンは接続したままでスピーカー・リレーをOFFにして作業を行った。
しかし、作業途中でリレーを切っているにも関わらず、コードを接続する際のガサガサというノイズと
アンプに接続しているビデオの音声がメイン・スピーカーからもリア・スピーカーからも聴こえてきた。
どうもアンプは正常に動作していないみたいだ。怖くなって一旦は作業を中止したが、このままで終
わるとなんだか夢見が悪くなりそうなので、最後まで作業を続ける事にした。それでもやはり怖い。
なんとか接続を終え、リア・スピーカーから出る音を確認したがアンバランス・アンプでのマトリクス
接続と同様、センター信号がキャンセルされた差信号が出てきたので一安心。CDやDVDを再生
して音場の状況を確認してみたが、確かにサラウンド再生になっているし、アンプの保護回路がは
たらくこともなくちゃんと音が出続けている。
ただ、この接続法では本来同じチャンネル内でバランス動作するホット側とコールド側のアンプを
別々に他チャンネルのアンプとバランス動作させるため、本来の同チャンネル内でのバランス動作
に干渉してメイン・スピーカーの信号に歪みを発せさせる恐れが大きい。2本のリア・スピーカー
はケーブルの長さや設置状況まで含めた電気特性をかなり厳密に揃える必要があるのではな
いか。実際にメイン・スピーカーのスーパースワンの音も多少ざらついたり、にじんだりしてしまった
ようだ。
実はもう1機種 サンスイ AU−X1111 MOS VINTAGE でも挑戦してみたのだが、なぜかメ
イン・スピーカーのセンター信号( ボーカルやセリフ )の音量が下がってしまいうまくいかなかった。
これもアンプが正常に動作していない接続法であることの証明なのだろうか。


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2月7日

メイン・アンプ の交換
2月1日の日記でタフなアンプだと書いたばかりのLo−D HMA−9500
(1977年製 26kg 120W+120W)の調子が、その3日後におかしくなってしまった。
Rチャンネルのスピーカー・リレーが規則的に開閉するようになり元に
戻らなくなった。電源は常時入れっぱなしでわたしの入浴前には異常な
かったのだが、入浴中の30分程度の間におかしくなってしまったらしい。
入力をはずして再びパワーを投入してみたが、Rチャンネルから凄い雑音
がでてきたので慌ててスイッチを切った。
さいわい、スピーカーはどうにか無事だったみたいだ。
そこで、しかたがないのでここ3年くらい「スーパースワン」用に使ってきた
フィリップス LHH−A700 (1995年製 18kg 40W+40W)に交換。しばら
く様子を見ることにした。
交換してみて思うのはやはり微少信号の再現性。微少信号の量と質がか
なり違って聞こえる。エコーが多い少ないというだけでなく、それ以上に
「気配」の表現がまるで違うのだ。
またフィリップスでは音のスピードの速さを存分に感じられるが、Lo−D
では感知できない(くらいに速い)。
出力段の石はどちらもMOS−FETなのだが、2月1日の日記にあるように
Lo−Dが元祖MOSなのに対してフィリップスは現行の最新MOSを使用
している。これが微少信号の再生には決定的な違いとなって現れているよう
だ。一世代前のMOSを使った サンスイ AU−α907i MOS LIMITED
もあるのだが、音質だけで判断するのなら正直言ってこちらを使いたい。
しかしマトリクス接続でのリア・スピーカーを接続できないし、現用のボリュ
ーム・ボックスとのインピーダンス・マッチングもとれない。
今すぐ高級なアンプを購入するような財源もなく、できればLo−Dを修理でき
ればと思ってはいるが、製造後23年目のアンプなんて治らないだろうな。だい
いちLo−D(日立製作所)はとっくの昔にオーディオから撤退しているのだから。
もうあの魔法がかかったようなサウンドを聴くことはできないのだろうか ・ ・ ・ 。


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2月5日

ちょっとふつーのスピーカー
これまで「自作スピーカー・ギャラリー」では、バックロード・ホーンと共鳴管
スピーカーという二大ハイスピード・タイプを紹介してきたが、今回追加の
「10cm口径フルレンジ編 その3」 ではちょっと趣向を変えて2本で
マトリクス再生をするダブル・バスレフ
なんの変哲もないバスレフ型
の2機種を紹介してみた。
はっとするような音は出せないが、心地よく音楽を楽しめるのではないだ
ろうか。ご意見・ご感想など「なんでも掲示板」に書き込んでください。
ではでは。   (^-^)/~~


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2月1日

MOSアンプ おたく
13年前にバックロード・ホーン「スワン」を作った。その当時使っていたアンプは
ソニー TA−F555ESX (\128,000で28kg) という重量級プリメインアンプ。
シャープな音だったが、「スワン」の製作記事にあった広大な音場再生は少々無理
なようだった。「スワン」製作から2ヶ月ほどたったある日、街のオーディオ屋で偶然
Lo−D HMA−9500 の中古品に遭遇。即断で購入した。しかしこのアンプ、
対策なしでは決して素晴らしい音とは言い難いので、「オーディオA級ライセンス」
にある対策を行い、電源コードも5.5スケアのキャブタイヤ・ケーブルに交換。
現在、製造後23年目だが、現役ばりばりで活躍中のとてつもなつタフなアンプだ。
このアンプ以来、わたしが目を付けるアンプは、そのほとんどがMOS−FET出力
段のアンプばかりになり、すっかりMOSアンプおたく(?)になってしまった。
MOS−FET開発前のアルミ・キャンの V−FET を シングル・プッシュプルで
使用した サンスイ BA−1000 というのも持ってたりする。)
音は一般のトランジスタ・アンプとは一聴して違うが、特に声の質感やエコーに顕著
に違いが現れる。古いタイプのMOS−FETのほうがその特質を強く示すようだ。
Lo−Dのアンプに使われていたMOS−FETはずーっと以前から使われていないが、
歴代のサンスイのMOSアンプに使用されていたMOS−FETも、もう何年も前に
その生産がうち切られ、中音の色気や艶を出せるアンプは少なくなっているみたいだ。
ただサンスイはLAPTというバイポーラ・トランジスタのアンプでも下手なMOS−FET
アンプよりもっとMOSっぽい音が出せるので、中途半端なMOS−FETアンプは作ら
ないのだろう。( それにしても、サンスイのMOSアンプの名前はどれもめちゃ長い。)
昨今はやりの低能率スピーカーには「色気より食い気( パワー )」が必要。旧型MOS
の必要性はもはや無いのかも知れない。


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