なんだか 日記

1999年6月


どーでもいいようなことですが・・・


インデックス
6月 1日 季節の音
6月 2日 剛田 ジャイ子
6月 4日 トゥルーマン・ショー
6月 6日 巣立ちの季節
6月 7日 愛犬ロボット
6月 9日 オリジナル・サイズ と テレビ・サイズ
6月12日 話題の日本映画
6月15日 音響生命体ノイズマン
6月21日 イコライジング
6月26日 ツバメ ふたたび ・ ・ ・
6月30日 ダイヤトーン 消滅

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6月30日

ダイヤトーン 消滅
今年の年明け早々だったろうか。ネット上のとある掲示板に三菱電機がオーディオから
撤退するという書き込みがあった。
景気がどん底の現在であっても、まさかスピーカーでは国内最大シェアを誇る大ブランド
「ダイヤトーン」が消えて無くなってしまうなんて、最初はきっとがせネタに違いないと思っ
ていた。
2月に我が家にプロジェクターの修理に来た三菱のサービスマンにも尋ねてみたが、まず
そんなことはありえないとの答え。なじみのオーディオ専門店の店主に聞いてもみたが、
やはり答えは同じだった。しかしそれから間もなくメーカーからの正式発表。各雑誌にも
「さよならダイヤトーン」の記事が載ったりもした。ただ、放送局に納入している業務用ス
ピーカー部門は維持するとの話も聞いたが、新規開発はしないのだろう。
思えば80年代、大手電機メーカーがオーディオから相次いで撤退していった。日立、東芝、
NEC、サンヨー、シャープ。松下電器も一時休止状態だったことがある。そしてここにきて
三菱。
わたしは自作スピーカーを作っているせいで、このスピーカー専門ブランドに対して、やは
り他のブランドよりもそれなりに思い入れは深かったと思う。自作スピーカーを作るような
元気がなくなったら、このブランドの高級スピーカーを使いこなしてみようなんて思ったり
もしていたのだが、それももはやかなわぬこととなった。
そして今日、ダイヤトーンのホームページも閉鎖された。


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6月26日

ツバメ ふたたび ・ ・ ・
ひなが巣立って、3週間前にもぬけのからとなった我が家の玄関先にあるツバメの
巣だったが、今朝気が付くと一羽のツバメが卵を抱えている様子だ。この前のツバ
メとは顔立ちが異なっている。                                
そういえば数日前から、早朝巣の周りで何羽ものツバメたちが群がっていたが、今
思えばこの巣の権利争いだったのかもしれない。夜でも階段の照明がついている
ので虫も多く集まるし、天敵(って、どの動物だろう?)に襲われにくく、雨も吹き込
んでこない。やはり立地条件が良いということになるのだろうか。           
今日、NHKの朝の生活情報番組を見ると、建物の高さが10mまでと規制され住宅
の立地条件が良いとされている第一種住宅地域に、なぜか7階建て高さ21mのマ
ンションが建設中
で、周辺住民から疑問の声があがっているという。        
マンション業者の主張によると、マンション用地は斜面を切り崩して平地に造成し
ているが、造成前の地盤の基準は現在建設中のマンションの5階の床の高さなの
で、7階建てではなく地上3階・地下4階の建物であり、高さの規制も容積率もクリア
しているのだという。                                     
しかし、その地下部分だと主張している部分は全部地上に露出しており、誰が見て
も7階建て21mの高さの建物で、容積率は完全にオーバーしているのではないか?
特にマンションの隣に住んでいる人にとっては深刻な問題だ。             
この手の辟易( へきえき )するような話はどこにでも転がっているものだが、このマ
ンション業者のように詭弁( きべん )を使う人たちというは、ほとんど開き直って確
信的にものを言ってくるので、大体の場合お話にも何もなったものではない。 自分
の利益だけが目的なので、他人には尊重するべき人格など認めていないのだ。  
根気よく話し合いを続ければ解決するだろうなんて思っていると、大間違い。このマ
ンション業者にしても、21mある建物の高さをわずか70cm低くするという譲歩( とい
えるのか?)で建設に着手。これでは周辺住民はまったくの泣き寝入りだ。     
このような確信犯の被害を被らないためには、結局は彼らに関わりを持たないこと
が一番だ。彼らの詭弁を切り崩そうなんてことをしていると、とんでもないことになり
かねない。しかし、このように降って湧いたような話から逃れるには一体どうすれば
いいのか。詭弁で世の中を渡っている確信犯者たちはほんとに恐いのだ。     
考えてみると、ツバメにとっての天敵とはやはり人間なのかな、とふと思えてくる。 


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6月21日

イコライジング
ラジカセをメイン・マシーンとして使用していた頃は、付属のトーン・コントロール
機能をフル活用して、少しでも気持ちよく音楽が聴けるように調整していた。そう
しないとまともなバランスに聞こえなかったし、調整することでの音質劣化をどう
こういうレベルの音質でもなかったので、イコライジングのメリットは大きかった。
ラジカセからメーカーのセット・コンポに換えてからも、グライコまでは使用しなかっ
たがこの状況は同じ。アナログ・プレーヤーでレコードを聴くよりもカセット・デッキ
でいろいろ録音( といってもFM放送か、生のアマチュア演奏だったが。)するほう
が楽しかった頃だ。しかし大した装置ではなかったので当然音質は二の次。それ
はそれで当時は満足していた。
一方、テレビで観る画像のほうは以前から色合いや色の濃さ、明るさなどのイコラ
イジング機能を頻繁に利用し続けている。
自作スピーカーを作るようになって、トーン・コントロール機能を無用の長物と感じ
るようになった。フルレンジユニット1発のスピーカーを使っているので、トーン・コン
トロール等の余分な機能によって音の鮮度が落ちることが気になったからだ。以来
今日に至るまでピュア・オーディオ再生にはトーン・コントロールやグライコの類を
使用していない。
しかし、スクリーンを中心にしたAVを始めてから思うのだが、画面といっしょに音を
聴いていると気にはならないが音だけ聴いていると、ピュア・オーディオと比べ、AV
の音質はまだまだであることに気が付く。特に映画館での上映が前提である映画
作品ではこれ以上の音質的飛躍は望みにくいのではないかと思う。そこでトーン・
コントロールも含めて今はやりの音場創成機能を使ってみたくなるような場合が出
てくる。しかし聴感上のスピード感とエネルギー感を犠牲にはしたくないので、どの
ランクの製品にすればいいのか悩むところ。( それにかなり高価だ。)
スクリーンに投影している画像のほうは、ソフト1枚ごとにRGB独立でのガンマ値
やコントラスト、ゲインの補正を積極的に行っている。画質の良いソフトは調整の必
要はないのだが、特に映画ソフトを作品の内容主体で選んでしまうと、お世辞にも
まともな画質・色調とは言えない物が目白押しなので、2時間以上にも及ぶ鑑賞時
間での疲労を和らげるために、わたしの場合画像のイコライジングは欠かせない
ものとなっている。しかし、イコライジングしたからといって高画質ソフトに変身する
わけではないのだが ・ ・ ・ 。
映画ファンには画質に無頓着な人が多いとは聞くが、それでもこの先数十年は観
続けられるだろうという名作に、とてもほめられたものではない画質のものが少な
くないのは何とかして欲しい。( 中画面テレビで観れば問題はかなり緩和されるが。)


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6月15日

音響生命体ノイズマン
もう1年以上前、パイオニアDVDプレーヤーを購入すると何枚かのDVD・LDのソフトの
中から希望の1枚をプレゼントするというキャンペーンをやっていた。ちょうどその時期
DV-S9を購入したので、その中で1枚だけこのキャンペーンでしか手に入らないという
DVDソフトを選択。「音響生命体ノイズマン」というアニメだ。              
DVDフォーマットでの最高画質を狙うべく、転送レートは9.6Mbpsの固定方式。そのせ
いでもないだろうが収録時間は16分と短く、ビスタ・サイズなのだがなぜかスクイーズ
収録はされていない。一方、音声のほうはドルビーデジタルだがよくサラウンドする。
アニメ製作の手法はフル・デジタルで、背景は3D画像で描かれ立体的だがキャラク
ターは従来からの平面的なセル画タッチ。                         
このDVDソフトだが、プレミアが付いて1枚1万円から2万円という価格で売買されてい
るらしい。希少価値に対して支払われる金銭なのだから、これが高いか安いかにつ
いては買い手次第なのだろう 。                               
なかなか手に入らない物だからこそ、どうしても手に入れてみたいと思うのが人情だ
ろうし、ましてや高値が付いていればそこから想像が膨らみ、憧れがますます強くな
るものだ。                                             
たまに「そういう消費者の弱みにつけ込んで、あこぎな商売をするとは許せん!」と、
ネット上でも、熱心に消費者活動をされている御仁も見受けられるが、わたしの場合
「 夢 」を売っていると思えばそう腹も立たない。「 そういう類の夢 」が必要でない人
は、それを買わなければ良いと言うだけのことだ。他人にまで自分の主義を押しつけ
ることこそナンセンスなのではないか。                            
オーディオのハード関連の分野だって、わけの分からないオカルト商品が多いし、化
粧品なんかそんなことを言っていたのでは、それこそ業界全体がまったくたち行かな
くなるだろう。                                           
実用的な価値に対しての価格設定ではないからこそ、「 夢 」があるということかな?


今日の日記を書いていると、時折部屋の中のどこからか虫の羽音が聞こえてくる、音のするほうに行って
みても姿がない。気味が悪いのだがそのまま書いているとちょうど書き終わったところで、わたしの足の
下にコガネムシが転がっているのを発見。どうも不気味な羽音の正体はこれだったようだ。冷蔵庫にビワ
があったのでちょっとだけ与えてやると、今しがみついて食べている。部屋中飛び回ってよほど腹ぺこだ
ったのだろう。食べ終わったら放してやろう。                                   


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6月12日

話題日本映画
日記に書く映画に日本の作品の話が多いのだが、決して洋画を観ていないわけではない。
日記に書くほどの印象を持たなかった作品が多いというだけだ。一般的な映画ファンや特
にビジュアル・マニアからするとかなり異常に思われるだろうが、戦闘シーンやSFXばかり
に話題が集中するような映画の見方をするのもどういうものか。
ということで、いま話題の日本映画 「菊次郎の夏」「鉄道員」(ぽっぽや) を 観てきた。
「鉄道員」高倉 健 の存在なくしては語ることができないといっても 過言ではないほど
に、高倉 健 の魅力を出し切った作品といえるだろう。( とうわけで観客には、やけに熟女
の方が多かったなぁ〜。うんうん。)わたしは役者に着目して映画を観ることは滅多にない
のだが、この作品の 高倉 健 にはすっかり惚れこんでしまった。照れくさい言い方だが、い
わゆる 「男のロマン」 が具現化した一つの形といえばいいか。この人なくしてこの映画は
存在しなかったのではないかとさえ思えるほどの、見事なまでの「はまり役」だ。
文学作品を基にしているだけに、格式張った古くさい描写もあるし派手なアクションといえ
ば、雪の原野を蒸気機関車が驀進するシーンくらい。広範囲にわたるロケを行っていると
いうわけでもなく、主要なシーンはそのほとんどが駅舎の中かホームの上。
とは言え、だからどうだっていうんだ!という説得力がこの作品にはあったし、少なくともこ
の作品を観ている間はそんなことは気にもならない。
( でも、広末 涼子 のキャスティングにはいささか無理があったような ・ ・ ・ 。)
一方、先日カンヌ映画祭での受賞を逃したばかりの 「菊次郎の夏」 だが、2時間たっぷり
たけし といっしょに遊んでもらったという感じだ。
わたしはこれまでのカンヌの受賞作品ではローランド・ジョフィーの「ミッション」とヴィム・ヴェ
ンダースの「パリ・テキサス」くらいしか観ていないが、今回の出品はこのような作風を好む
カンヌ映画祭に対しての、たけし流の挑戦だったのかな?とも思ってしまった。
また、この作品は日本映画では珍しくロード・ムービーのジャンルに入るものだったのだが、
部分的に語るような物ではなく作品全体での作りを楽しむといった感じで、こんへんが北野
作品が海外の映画マニアに強く支持される要因にもなっているのだろう。
映画の幕切れ、遊び疲れて菊次郎が去っていくと、ふと寂しさを感じてしまった。


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6月9日

オリジナル・サイズ テレビ・サイズ
シネマスコープ・サイズの映画ソフトを4:3の画面で観ると、画面の利用効率の低さにいつも
悩んでしまう。劇場公開時にスクリーンに映っていたものを家庭でもすべてみようとすると、
4:3画面のほぼ3分の2は何も映っていない真っ黒けの状態になってしまう。そこで、同じ作
品をテレビ・サイズ仕様のビデオを借りてきて観ると、シネスコ画面の一部のみの表示には
なるが4:3の画面がフル活用される。画面の横幅を約半分に切り詰めるわけだから、さぞ妙
な構図になるかといえばそうでもない。                               
「タイタニック」を例に取ると、この作品はかなり条件の良い映画館( 色温度が十分に高く明
るく鮮明で、音質もシャープ。席は中央前より )で何度も観たが、その迫力に近づくには自宅
の100インチ・スクリーンを2.8mの距離で観るといえども、帯のようなシネスコ画面ではまった
く不十分。テレビ・サイズのビデオのほうがずいぶんましだ。映画館でこの作品を見慣れてい
ても、画面の両端が大きくカットされているという印象をまったく受けない。           
ところでワイド・テレビが登場したての頃は、歪んだ画像をみるか、解像度を下げて拡大する
か、16:9ブラウン管に12:9(4:3)画面を表示するしかなくあまり魅力がなかったが、ちょっと遅れ
てひとつだけ恩恵があった。それはスクイーズDVDが実現したことだ。これはワイド・テレビな
くしては実現することもなかっただろうし、一般的にはワイド・テレビを使わない限り、スクイー
ズには存在の意味が無い。                                      
といっても、わたしはワイド・テレビは使用していなのだが、大画面スクリーンに三管プロジェ
クターを組み合わせる場合に、このスクイーズ仕様は非常にありがたい。わたしの場合近距
離視聴であるため、通常でも倍速表示はしているのだが、それでもインターレースの隙間は
消えても本来の走査線の隙間は見えている。そこでスクイーズをかけると隙間がやっと見え
なくなる。画面はビスタ・サイズになるのだが、これなら多少小さくなっても我慢できる。   
今後ワイド・テレビがさらに普及していけば、「テレビ・サイズのビデオ」に16:9画面用のスクイ
ーズ仕様版も出てくるのではないかとちょっとだけ期待している。これならシネスコ画面の構
図の犠牲も軽減される。                                        
しかし現状では、1枚のソフトで4:3と16:9の両方が表示可能であるはずのDVDであっても、米
国内でのワイド・テレビ普及率が低いため、米国から日本のソフト会社に供給される素材が
非スクイーズとなり、結果的に4:3のレターボックス表示のみになってしまう作品が結構多い。
「テレビ・サイズ仕様」=「スクイーズ仕様の16:9画面」を望むのなら、その普及のためにわた
しも1台はワイド・テレビを購入する必要があるだろう。                      
そろそろ16:9画面でプログレッシブ表示のデジタル衛星放送の話もちらほら聞かれるように
なったことだし。                                             


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6月7日

愛犬ロボット
ついに一般家庭に感情を持つロボットが導入されることとなったようだ。
犬の形をしたペット・ロボットで18個のモーターを持ち、手足を使って自在に動き回る。
体内には種々のセンサーを内蔵し、飼い主から与えられる刺激により性格が形成され
ていく。記憶の彼方に追いやられてしまった「たまごっち」に似てはいるが、超ミニの液
晶画面の中ではなく、手で実物に触れられるという点だけでも格段の進歩。スキンシッ
プはペットとのコミュニケーション手段で一番重要なのだから。
この愛犬ロボットは1個25万円でソニーから発売される予定だそうで、国内では3000個
限定。名前は「アイボ」という。( 実際は飼い主の数だけ名前は出来るだろうが。)予約
はインターネットのみで、既に受付を終了しており3000個がたったの20分で完売したの
だそうだ。2個予約した人もいるらしいし、発売前の今から100万円を越える額での転買
希望者も出ているらしい。
オートバイや車、オーディオなどの無機質な機械相手の趣味でも、そのパフォーマンス
には少なからずユーザーの個性が反映されるものだ。特別な改造を施したりしている
わけでもないのにそうなってしまう。オーディオでもなにか音が変だなと、ふと気がつい
たときは自分の状況を疑ってみることも時には必要かもしれない。疲労がたまっている
だけでも音の印象が変わってしまうのだから。愛犬ロボットだってちゃんとかまってやら
ないと、すねてふて寝してしまったりするらしい。だからこそ面白いわけなのだが ・ ・ ・ 。
外的影響にまったく無頓着でセンサーのレスポンスの著しく悪い機械や人は、使い勝手
が良いと重宝がられることがあったとしても、「仲間」としては非常に魅力がないものだ。


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6月6日

巣立ちの季節
気がつくと巣はもぬけのからになっていた。我が家の玄関先にツバメのつがいが巣
をかけ始めてから二ヶ月ほど経っている。                         
ふと地面に目を向けると、巣の近くの砂場の縁石にとまったまま飛び立とうとしない
一羽のひなを見つけた。すぐそばまで近づいても地面を走って逃げまどうばかり。不
思議に思い良く見てみると、左の羽根が十分に発育していなかった。この場所を動
かなければ、親鳥が餌を運んできてくれているので当面は不自由しないようだが、い
くら親鳥を呼ぶためとはいえこんなに目立つところで鳴いていたのでは、このひなの
命もそうは長くはあるまい。たとえ無事だとしても、そういつまでも餌を運んでもらえる
ものでもないだろう。今後羽根が伸びて満足に飛べるようになる日は来るだろうか。
ここまで大きくなると人が餌を与えようとしてももはや受け付けることもないか・・・。 
このひなの前にも巣立ちの十日ほど前に、一羽のひなが巣から落ちて間もなく死ん
でしまっていた。それでも六羽いたひなのうち四羽が無事に巣を離れたことになる。
ツバメの場合も自分の生まれた巣を覚えていて、翌年またそこに帰ってくることはあ
るのだろうか。どこで育つにせよ元気でいてほしいと思う。               


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6月4日

トゥルーマン・ショー
トゥルーマン・ショー はぜひとも映画館で公開しているうちに見ようと思っていたのだが、
油断している隙に上映期間が終了してしまっていた。そこで、1週間前レンタル開始となっ
たビデオを観ることに。やっぱり映画館で見ておきべきだったとちょっと後悔している。
これから観るという映画を選ぶとき、映画ファンの場合ならキャスト、監督、台本を重視す
るだろうし、ビジュアル・マニアならCGの緻密さやアクションの豪快さ、さらには画質・音質
に着目することが多いだろう。
わたしが最初にトゥルーマン・ショーをみようと思ったのは、チラシを見てストーリーの状
況設定が面白いと思ったからだ。一見現実社会でも費用さえ積めば実現可能であるように
も思える設定だが、人権問題を視野に入れると実際にこのような状況を成立させるのは、
ターミネーター 2 に出てくる液体金属アンドロイド( ちょっと古いかな?)を実際に作るより
も困難だろう。それでもこの状況設定は面白いと思った。
しかし、実際に自分が当事者であったらと考えると身の毛もよだつような話だ。それでも作
品自体がライトな感覚で作られているので、ほとんどそんなことは気にせずに気軽に楽し
める。ジム・キャリーがトゥルーマンでほんとに良かった。
これまでに実現したのは、本人承諾の上での 日本テレビ 「すすめ!電波少年」なすび
の懸賞生活
の部分中継くらいまでだろうが、それでもあのコーナーでかなりの視聴率を稼
いでいるだろう。今後もこの人々の興味本位をくすぐる手合いのものは、さらにエスカレート
していくのだろうか?
もっとも、トゥルーマン・ショー のような状況は将来も到底実現しないだろうが、最近公開さ
れた エナミー・オブ・アメリカ という作品では、発信器からの信号を追っての人工衛星で
の監視や電話の盗聴で、特定の個人の情報や行動がリアル・タイムで追跡できるという設
定だった。これなら近い将来現実に起こり得ることなのではないか。いや、もう起きているのかも。


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6月2日

剛田 ジャイ子
ドラえもんの登場人物、のび太の親友(?) ジャイアン( = 剛田 たけし )には妹がいる。名
前は剛田 ジャイ子。「ジャイアン」の妹だから「ジャイ子」というのはいかにも分かりやすいよ
うでいて、じつは深い謎をはらんでいるのではないか?                       
そもそも「ジャイアン」がニックネームであるのに対して、「ジャイ子」 は本名なのだ。兄の 「た
けし」も、すべての友人を本名で呼ぶ「しずか」ですら、彼女のことを「ジャイ子」と呼んでいる。
その状況からすると、ジャイアンの両親が「たけし」に付けられたニックネーム「ジャイアン」に
ちなんでこの「ジャイ子」という名前を付けた、ということになってしまう。特に「しずか」が「ジャ
イ子ちゃん」と呼びかけるのを聞くと、いささかの矛盾を感じずにはいられない。        
もし仮に「ジャイ子」がニックネームだとすると、妹を非常に可愛がっているジャイアンがこの
ニックネームで友人たちが妹を呼ぶことを許すだろうか。ほんとに謎だ。            
小学館発行の「ド・ラ・カルト」という文庫本を読んでみると、ジャイ子がマンガ「ドラえもん」に
初登場したときは、ジャイアン同様乱暴でがさつな性格だったとある。おそらくこの時点では
「ジャイ子」はニックネームとして考えられていたのだろう。                     
その後しばらくジャイ子が登場することはなかったのだが、久しぶりの登場の際に性格一変、
漫画家を目指す繊細な性格を持つ女の子という設定になっていた。しかし、この時点で本名
が設定されなかったため、「ジャイ子」という名前が本名に居座ってしまうということになった、
という推測をしてみたところで決して想像の域を出ることはないのだが ・ ・ ・ 。        
万が一、ジャイ子に別の本名が付けられているのであれば、是非とも知りたいのだが( 特に
理由はないが)、ほんとのところはどうなんだろう?やっぱり「ジャイ子」が本名なのかな?  


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6月1日

季節
今日から6月。全国的に梅雨の季節へと突入していく。梅雨が明ければ今年も35℃を越え
る猛暑が待ち受けているのだろうか?
我が家のリスニング・ルームは空調で完璧に管理され、1年を通して気温18℃、湿度30%
に保たれていればいいなぁ〜とは思うのだが、南側と東側に大きな掃き出し窓が3つもある
ので外気の状態に対して非常に敏感に室内の空気が変化する。こんなことでレスポンスが
良いといっても全然ありがたくはない。
スピーカーは振動板に紙を使用したフルレンジ・ユニットばかり使っているので、これから
の梅雨時期は振動板が若干湿気を吸収し、音のスピード感がやや低下する。でも、季節
の変化を音で楽しめる(?)のは自然素材のコーン紙ならではかな?
また気温によっても振動系のコンプライアンスが若干変化するだろうし、プレーヤーのメカ
ニズムの調子やアンプのウォーミング・アップの具合も変わってしまい、さらに空気中の音
の伝達特性まで変わってしまうので、今の状態だと夏と冬では音の印象がかなり違ってい
る。さらにリスナーの気分だって夏と冬では大違いだろう。
で、月並みだがやはりオーディオ用にもシアター用にも、気密性の高い丈夫な部屋が欲し
いなぁ〜というところに行き着いてしまう。さぁ!がんばって四季に左右されない屈強な音
を目指して奮闘せねば!! でも、なんだか大変そう・・・。 いや、意外に簡単かもしれないな。


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