なんだか 日記

1999年9月


今月は「オーディオ諸国漫遊記」 特集です。


インデックス
9月 1日 思いがけない知らせ
9月18日 いよいよ 明日は
9月19日 長岡先生、我が家へ
9月20日 TEAC VRDS−25XS を 聴く

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9月20日

TEAC VRDS−25XS聴く

「 オーディオ諸国漫遊記 」の取材用に届いたものの、結局取材中に聴けなかった
TEAC のCDプレーヤー VRDS−25XS を開梱してオーディオシステムの現役CD
プレーヤー NEC CD−10 と交換し、音を聴いてみることにした。            
本体内部はメカ部、回路部、電源部が天板上部にまで突出しているアルミブロックで区
切られていて強靱無比だが、各区画の3枚の天板が叩くとカンカンと鳴るので、Pタイル
を載せその上に TGメタルの純鉛の平面プレート ( 重量10kg ) を載せる。3Pの着脱
電源ケーブルはとりあえず付属していたTEAC の高級ブランド Esoteric のロゴが入っ
たしっかりした物を使用。                                    
ソフトは昨日の取材時に試聴した物を中心に聴く。ウォーミング・アップが進むに従って
CD-10を遙かに凌ぐエネルギー感、音像や音場の分解能に驚く。我が家の床はかなり
振動に弱い構造なので、ノン・フローティング・メカの VRDS-25XS にとってかなり不利
にはなっているのだろうが、それでも CD-10 との違いはかなりのもの。         
ここで電源ケーブルを FLチューブを被せた3.5スケア・キャブタイヤケーブルにホスピタ
ル・グレードのプラグと汎用の3Pコネクターを付けた自作ケーブルに交換。これだけでさ
らにエネルギー感が激増。音場も一層、広く深くなる。                   
大量のエネルギーと情報量を出しながら、以前なら一塊りに聴こえていたはずのひとつ
ひとつの音像を、3次元的な表情を持つ立体であることが分かるまでに分解してしまう。
これだから2チャンネル・オーディオは止められない。                    
雑誌の試聴テスト等であちこちを渡り歩いて来た物であっても、これだけのパフォーマ
ンスを示すのだから、性能劣化をきたしていない物を床からの振動を十分に遮断して
セッティングしてやれば一体どんな音が聴けるのか?                   
この段階でも、こんな音を聴いてしまうともう後戻りはしたくはないのだが、残念なこと
にこのプレーヤーはお借りした物。あまり長く手元に置いておくと、それこそ情が移って
お返ししたくなくなってしまいそうなので、そうならないうちに返送しなければ ・ ・ ・ 。  
「 オーディオ諸国漫遊記 」 の名残を惜しみながら次々とCDを掛けていく秋の夜なの
だった。ん〜、やっぱりオーディオは2チャンネルが基本でしょう。             


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9月19日

長岡先生我が家へ

 今回はやっと取材当日の模様をお伝えします。

13時5分、特急「しおかぜ5号」が1番ホームに到着した。今日は「オーディオ諸国漫遊記」の取材
で、オーディオ評論家の長岡先生が我が家に来られるその当日。改札口のすぐ近くで長岡先生
FMfan炭山氏、カメラマンの生田氏と挨拶を交わす。「今日は暑いの?」との先生の問いかけ
に「ええ、昨日より蒸し暑いですね。昨日は涼しかったんですが。」とわたし。先生は関節炎のせいで
左足を少しだけ引きずっておられる。
早速、タクシーに乗り込み我が家へ。道中、前日の1件目の取材先の話題が出る。炭山氏曰く 「 記
事にメリハリが出ていいんじゃないですかね。(笑)」
いろいろと喋り込んでいるうちに我が家に到着。まずはオーディオ用のメインシステムの音を聴いて
いただく。「 鬼太鼓座 怒濤万里 」 「 零戦 」 「 MIYOTA 」 「 DORIANレーベルのオルガン 」 「東大寺
お水取りの声明」等のCDソフト。軽量構造の共同住宅のため、触ってみると、とにかく床や壁がよく
共振している。その途中でツイーターの前後の位置や、スーパーウーハー用のアンプの使用法を変
更したりして音の変化を聴く。
一段落付いたところで、次は6畳間に押し込んでいるシアターシステムの視聴。高画質DVDソフト
「 トゥルー・ナイト 」前半の森の中での追跡シーンでチェック。実はこの時点までプロジェクターの電
源を入れていなかったので画面は暗くぼけ気味。また、色数が不足しコントラストも落ちている ( こ
れは倍速走査用に使用している画像処理ボードのカラーデコーダーの制限 )ため、DVDプレーヤー
をSケーブルを使用しダイレクトに接続してインターレース表示。しかしこちらはプロジェクター内蔵
のビデオ回路の特性が劣化しているため、あまりほめられた画像を出せないことを確認。と、ここで
一段落
その後、システムの撮影タイム。シアターの部屋はとにかく狭いので撮影も大変。わたしもストロボ
の反射板を持つお手伝い。このホームページの表紙もプロジェクターでスクリーンに映して撮影。
そして取材も終わりこれから駅に向かうというころになって、やっと取材で使用する予定だったCDプ
レーヤー TEAC VRDS-25XS が到着。予定では前日には到着しているはずだったのだが ・ ・ ・ 。
17時25分の特急で明日の取材先へ向かわれることが決まっているので、一路駅へと向かう。その
道中でもやはりいろいろと喋り込む。先生のお話では、わたしのオーディオシステムの現用機器( 部
屋は除外 )の中では、やはり古いCDプレーヤーが最大のネックとのこと。確かに現用の CD-10 は
発売が1989年であり、わたしも既に常時電源ONの状態で6年間使用してきたので、ほんとにそれは
ごもっとも。交換するなら、取材用に送って頂いた VRDS-25XS をと兼ねてから考えてはいたので、
のちほどじっくり聴き込んでみたいと思う。
駅に到着して、市内電車をバックに当地に来たことの証拠写真を撮影。これですっかり本日の取材
も終了。お見送りの挨拶の際に、長岡先生には「来て良かったよ。」とおっしゃって頂き、そのお心遣
いになんだかホッと肩の力が抜けたような気がした。そして、改札口を抜けてホームに止まっている
電車に乗り込まれた。

 というわけです。詳しくは11月19日発売予定の 「 オーディオ・ベーシック vol.13 」で。 (^^;/~ 


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9月18日

いよいよ 明日は

 今回は取材当日の模様を報告する予定でしたが、前日の状況ですみません。

FMfan 編集部 炭山氏から 「 オーディオ諸国漫遊記 」の取材要請の第一報が届いてから
アッという間に3週間が経った。いよいよ明日、当日を迎える。                   
今回の漫遊記は当初3泊4日の予定で、我が家を取材した後、2日目の夜はすぐ近くの道後
温泉で一泊される予定だったのだが、長岡先生がご多忙のため取材期間が短縮され2泊3日
に。取材第1日目の今日は、取材先 ( わたしのHPの掲示板の常連の げんきまじんさん
と、もう一軒) のある関西で御一泊。そして明日は昼過ぎJRの列車で松山に到着され、我が家
の取材を終えられるとすぐに再びJRで翌日の取材先のある岡山に向かわれるという強行軍。
そういえば、昨日は炭山氏から 緊急事態!(ちょっと大ゲサ) というタイトルのメールが入り
驚いてその内容を読んでみると、長岡先生が農作業中に左脚の関節炎を煩われたということ
で、階段の上り下りがちょっと心配とのこと。幸いこちらに着いて列車を降りてからは階段らし
い階段はまったくないことを連絡。                                   
そして、いよいよ明日 9月19日 日曜日「 オーディオ諸国漫遊記」の当日。長岡先生、
炭山氏、 カメラマンさんが我が家にやって来る。日頃見慣れた我が家の光景の中に長岡先生
がおられるというのは考えてみただけでも超常現象に近い。一体、どんなことになるのかドキド
キ、ワクワク。                                                
わたしのほうはなんとか部屋の片づけも終わり、一通りの掃除も済ませ明日の訪問に備える
のみ。日頃とても散らかっている反動で部屋を片づけすぎてしまった感もあり、オーディオ ・ シ
ステムを置いている部屋の響きが多少強く出るようになってしまったかな? とは思うが、かと
いっていつも通りに散らかしておくわけにもいかず ・ ・ ・ 。                     
ところで明日の取材で使用することになっているCDプレーヤーがまだ到着していないが、取材
までに間に合うのだろうか?ちょっと心配。                              
( つづく )

次こそは当日の模様をお伝えします。(^^;/~ 


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9月1日

思いがけない知らせ
8月の日記も7月同様、3日分しか書いていないうちに9月となってしまった。このHPを開設して既
に8ヶ月あまりが経った。「ホームシアターのすすめ」と銘打っている割にはわたしのオリジナル
自作スピーカーを紹介する「自作スピーカーギャラリー」がメインコンテンツになってしまったような
感もあるが、当初「なんでも掲示板」として開いた付属の掲示板には自作スピーカー仲間の皆さ
んからの多くの書き込みが寄せられるようにもなって、大変うれしいやら心強いやら。
その掲示板に共同通信社 FMfan編集部の炭山氏が7月頃から書き込まれるようになり、掲
示板もさらに活況を呈してきた。そして、8月も終わろうとしていた30日の深夜、炭山氏から思い
がけない内容の電子メールが届く。
その内容は、雑誌の読者訪問記事への出演(?)の要請。それは「オーディオ諸国漫遊記」
いう企画で、あのオーディオ評論家 長岡鉄男氏が全国の読者宅を巡るというもの。( このメー
ルは炭山氏がメールアドレスを取得して初めて出した記念すべき(?)メールだったようだ。)
もう何年も前に休刊となった同社の「AV FRONT」やその前身の「別冊 FMfan 」での長岡氏
のオーディオ・クリニックが2年前「オーディオ諸国漫遊記」としてFMfan誌上で復活。といって
もクリニックという意味合いは影を潜めていた。なんといっても「漫遊記」なのだから。
復活第一段は、お寺の境内にオーディオ・ビジュアル専用建物 「箱船」 を建ててしまったという
京都にお住まいの住職さん。( 「箱船」という名前は長岡氏が命名されたと思う。)
それから2年間のブランクがあり、第二段はこの6月発売のオーディオ ベーシック vol.12 に、
このHPの掲示板にもちょくちょく顔をだされるAE86さん宅が載る。マンションの20畳のリビング
全体を専用ルームとして使用し、5本のネッシーに2発の超強力46cmウーハー。そしてそれらを
フラットかつパワフルに鳴らすための圧倒的な周辺機器群。天井にはソニーのシャークが吊り
下げられ、130インチのサウンド・スクリーンで最強の5.1ch映画再生。
復活第一段、第二段と極めつけの強者が登場し、実際の音を聴かなくても誌面上で眺めるだけ
で圧倒されてしまうその迫力。わたしもかつてのオーディオ・クリニックの頃には何度か応募し
たこともあったのだが、今回の復活でここまで凄いお二人が登場してしまうと、おいそれとは応募
もできないな、と思っていたところにこのメールが入ってきたわけである。
その数日前にAE86さんのHPの掲示板に予告めいた炭山氏の書き込みがあったものの、それ
「オーディオ諸国漫遊記」だったとは想像もしていなかった。( だったら何だと思っていたの
かと聞かれると、何だか分からなかったというのが正直なところ ・ ・ ・ 。)
受信したメールのタイトル 「オーディオ諸国漫遊記」取材のお願い なんてのを読んだだけで
も気の弱い ( ← これホント。 (^^; ) わたしはびっくりしてしまい、取材をお受けしたら良いものか
どうか迷って、HPの掲示板に躊躇している旨の書き込みをしたのだが、こんなに恵まれた機会
が巡ってくることなど何度もあるはずがないのは分かり切っているため、小一時間程考えて承諾
のメールを炭山氏に送信。しかし、やっぱり不安は拭いきれない。これはいろいろ大変なことに
なりそうだなと思いつつ眠りにつくのだった。                                                                                             ( つづく )

 次は当日の模様を報告する予定です。


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