台風のつめ跡
大型で非常に強い台風16号が西日本に上陸した8月30日、県内は全域で激しい雨と強風、高波に見舞われました。園主は畑が心配で見回りに行くというのを、私が強行に反対して行かせませんでした。しかし夕方いてもたってもいられず、とうとう強風の中見まわりに出かけました。途中倒木が、至るところにあり車の走行が無理なので、歩いて行ったそうです。帰ってくるなりがっかりした声で、『接木をしたデコポンが途中で折れている全滅かもしれない。』そう言ったきり黙ってしまいました。その夜はどうも寝れなかったようです。当たり前ですよね。我が子同様に育てたデコポンの木が台風で全滅なんて。翌朝早くから出かけました。どうなったでしょうか?
畑が崩れている 木が折れてる
大木が折れてる 途中から進めない
先に進めない ハウスの屋根もめくれている
柿の葉は数枚しか残っていない.実も落ちた 栗も青いまま落ちた
接いで2年目のデコポンも支柱ごと折れた 何本も何十本も折れた
防風垣にしていた杉の木も折れた。園主はだだもくもくと後片付けしている。 残ったデコポンの木を補強する為支柱用の竹を切ってきた

蒸し暑い1日だった。空はあくまで青かった。
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