今治市中央公民館でジョイントコンサートが行われました
 4月12日(木)中央公民館4階大ホールでアメリカ・カルフォルニア州立ギルロイ高校と県立今治西高校のジョイントコンサートが行われました。聴衆は500人余り、聴衆は心一つに両校の歌声に聞き入っていました。 「歌は言葉の壁を越える」の言葉通りの雰囲気でした。
 日米の高校生の音楽交流という考え方に沿って、コンサートが進行しました。最初に今治西高コーラス部から歓迎の言葉があり、同校の校歌からコンサートが始まりました。
 左写真は今春の人事異動で今治西高へ赴任されたばかりの矢野公博先生の指揮です。生徒たちは矢野先生との初めての公演とあって張り切っていました。
 会場には大勢の音楽愛好者の市民が来場しました。部員が少ないながら一生懸命歌っている生徒の姿に市民は感動し、盛大な拍手を送っていました。
 歌の練習は、前の指導者の柳垣祥子先生から受けていましたが、ナレーションや舞台への登場の仕方など、最後の詰めは生徒たちが話し合って決めていました。さすが西校生だと思いました。
 歌の題名に因んだトトロ人形も登場しました。「これ、知ってますか?」の問い掛けに、会場のギルロイ高生から「トトロ!」の返事があり、会場がどっと沸きました。西校のコーラス終了後、ギルロイ高校が舞台に登場です。最初に、ロブ先生へ西校生から歓迎の花束贈呈がありました。
 これに対して、ロブ先生から「素晴らしい歌唱力を持った今治西高のコーラス部と、このような発表の場を持てたことをうれしく思います。」との挨拶があり、ギルロイ高校のコーラスが始まりました。
 部員の皆さんは、日本公演が決まった後、校内で行われたオーディシヨンで選ばれただけあって、1人ひとりが素晴らしい歌唱力を持っていました。
 和太鼓やコンガも登場し、聞く人を楽しませてくれました。ギルロイ高校が歌い終えた後、場内のアンコールの声に応えて両校が舞台に上がり、「ふるさと」を会場の人たちと歌いました。
 本当に音楽を心から堪能した3時間でした。最後に両校の先生に花束贈呈があり、感動の内に閉会となりました。