アリゾナ記念館
1940年12月7日早朝、日本海軍の襲撃でパールハーバーで停泊していた戦艦アリゾナは1100名の乗組員を擁したまま海底に沈んだ。現在でも船体の引き上げが行われず、船体の上に巨大なドームがかぶせられ、記念館として保存されている。その対岸の浜辺にアリゾナの資料を展示した資料館がある。
資料館の方は、道路沿いで交通の便に恵まれたところにありました。ワイキキからバスで1時間ほどです。右写真中央の白い建家の中に沈没した船体があります。これは、歌手のエルビス・プレスリーが寄付したものだそうです。ここへ行くにはランチボートがありますが8:00〜15:00の運航ですので、残念ながら時間が遅いため私たちはランチに乗れませんでした。60年経った今でも船体から重油が流れ出しているとのことでした。
ここは、今でも米海軍にとっては重要な基地です。沖には空母が停泊していました。側へ行ってみると、その大きさに圧倒されそうです。
資料館に入ってみると当時のアリゾナの姿を彷彿とさせる大きなパネルがありました。内部の壁面には、当時の関係資料が沢山展示されていました。
見学者はやはり日本人が多かったようです。戦争を知らない若い世代の見学者も多くいました。資料館の中庭には沢山の旗が立てられていました。明日は戦没者を慰霊する日だそうで、そのために戦没者の州旗が飾られているとのことです。