種無し葡萄について                   戻る


御客様に種無し葡萄の事を聞くと以外にも種無し葡萄の樹が有ると
思ってる方が沢山居るのに驚きます

最近ニューピオーネ、ニューベリーA、ニューブラックオリンピアとか表示販売されておりますが新しい品種が出来たかのように思えるでしょう.

これは種無し葡萄の事なんです
種無し葡萄を作るには、開花前2週間に植物成長ホルモン材のジベレリン25PPMに花房を浸漬します
これで花が咲いて交配しなくても実が成る様になります(想像妊娠状態です)
これでは実が大きく成らないので
再度花が咲き終って2週間後に25PPMのジベレリンに浸漬します
これで種無し葡萄ができます(大雑把ですがもっと木の勢いだとか温度が微妙に影響してくる)
花が咲く時期がまばらなので2週間前の適期を逃してしまうことが有るので
フルメット(ホルモン剤)を加えると少し融通が利くようになります

種が無いと全部食べられるし・・子どもさんには食べやすいと評判が良いのですが最近では残留農薬の基準も厳しくなりつつ有る中
植物ホルモンと言えど、何となく小さな子供さんには摂取して欲しくないので当園では一切使っておりません

種が有ると食べにくいですが舌で種を出す事によって器用さも鍛えられるのじゃないかと思います