普通科�V−2（特別カリキュラム）のコース概要

１ 複数担任制でのクラス運営
　　学級担任5人制でクラスを運営。登校してくる生徒には、特別カリキュラムを組み、授業を行なっている。入学時は授業時間を遅らせ、午前中授業にするなど配慮する。また、自分の気持ちを言葉にできない生徒もいることから、全員に日記の提出を義務づけ、教員側からのコメントを書き添えている。

2 個人の学力に応じた指導を
　　個人の学力に応じた課題を提示し、授業担当者が学習指導を行なう。日々の学習活動を充実させ、夏冬季長期休暇中にも希望者には補習授業を行ない、学力の向上に努める。登校する生徒には特別カリキュラムにて授業を運営。

3 家庭訪問指導の実施
　　学校に来れない生徒には毎週2回、担当教員が家庭訪問を行ない授業・教育相談を行う。課題内容も個人に応じたものを提示し、各教科の指導においても教科担任と共に家庭を訪問し、指導する。家庭訪問指導から登校指導への切り替えは随時可能であり、学力の向上と共に、登校意欲の喚起も目的の一つとしている。

4 学校行事にも参加
　　遠足・球技大会などは特別カリキュラムコース用に運営を行う。また校外ボランティア活動などを定期的に行い、人と人との触れ合いの大切さを学ばせ、11月の学園祭は催し物を生徒たちの手で完成させる。開設年度学園祭は「チャリティー映画館」を運営し、約200人の観客を動員し、募金額約1万円を得た。募金は「赤い羽根募金」へ寄付。今年度の学園祭も、例年同様の催し物に加え、
影絵上映・パスタ販売などにも取り組むことが決定している。

5 資格試験にも挑戦
　　「漢字検定指導」「英語検定指導」「ワープロ指導」等を授業に組み込み、検定資格取得を目指す。希望者には、「パソコン利用技術検定」の指導も放課後行う。（１年生「英検３級合格」「漢検準２級合格」実績あり。）

6 「入学」より「卒業後」に重点を
　　入学において、学力検査を免除し、本人と保護者同伴での面接のみとしているように、現在の学力よりも、3年後の進路を視野に入れた教育活動を行う。進学においては、県内外数校の大学の指定校推薦枠を確保済み。各種専門学校等においても協力を依頼し、了承済みである。また、就職に関しては、2年生2学期より3年生2学期までの長期指導により、生徒の希望進路の保障に努める。

7 心の教育の展開
　ボランティア活動・道徳教育活動などを組み込み、心の教育を実践。（しまなみ海道開通時の道路清掃、交通茶屋、学園祭時の赤い羽根募金活動、老人福祉施設への千羽鶴寄贈など）

8 普通クラスへの編入も可能

(1)	普通科�V-2（特別カリキュラム）コースから普通科�V-1（普通）コースへの編入も可能。（カリキュラムの編成上、編入は年度初のみとし、学期途中からの編入はできない。）
(2)	( 他学科（調理科）や普通科�U（進学留学）コースへの編入は認めない。
(3)	2年次より、普通科�T（留学）コースへの編入は可能。ただし、その際、適性検査（学力・面接試験）を実施し、その成績により決定する。留学先はアメリカ・オハイオ州シンシナティーにある姉妹校4校（マックニコラスハイスクール、ビラマドンナアカデミー、ノートルダムアカデミー、シンシナティーヒルズクリスチャンアカデミー）から各自が選択できる。3年次留学についても可能。

9 課題内容・授業レベルは入学前に相談
　入学試験合格者については、入学前に個人面接（保護者同伴）を行い、希望する課題内容や授業レベルを相談。現状の学力に応じた指導を行う。
　 入学後の授業は、合格者全員の平均的なものから取り組むが、授業後の課題や授業における班分けなどの際に配慮する。家庭訪問生徒への課題は、個人別。したがって、定期考査においても、個人に応じたものになる場合がある。

10 募集基準

(1)	川之江地区から松山市内在住生徒（越智郡島嶼部含む）に限る。ただし、その他地域においても、本校担当者との面談により、受験を許可する場合（下宿等の問題が解決された場合）がある。
(2)	中学校において問題行動のない生徒。また、怠惰による不登校生徒は受験を認めない。
(3)	本校に通学意志のある生徒。
(4)	普通科のみ募集。
(5)	本校専願者のみ。県内外問わず、他校との併願は認めない。選考日は本校推薦入学試験に同じ。
(6)	選考日当日までに、必ず本校での事前面接（個別学校説明会）を受けた者。
(7)	学力検査は行わない。保護者同伴での面接試験のみ。
(8)	学級担任又は学年主任からの推薦書・本人の自己推薦書（本校様式）が必要。

11 納入金
　 特別指導費20,000円（入学金納入時に納金。入学時のみ。）
　 特別指導活動費月額10,000円（毎月授業料納入時に納金。したがって毎月納入金は授業料+1万円となる。）
　* 上記の金額は、指導内容（家庭訪問指導等）によって変わることはない。

このコースに関する、ご質問やご相談は随時受け付けております。 お問い合わせは 0898-32-7100（渉外課・特別コース担当者） E-mail:gakuen@dokidoki.ne.jp