プロティア

リューコスパーマム・ジョーイリボン

 ジョーイリボン・レッド
英名ではピンクッションと言います。
作り始めて、8年近くなります。
私の農場にとっては一番オーソドックスなジョーイリボンです。
私の知人宅に、8年前に庭に植えられたジョーイリボン・レッド
があります。
それが、下の写真です
今年の春5月には、120輪の花が付きました。
暖地であれば、庭に植えて育てることが出来ます。

植え付ける場所としては、
排水が良くて、日当たりと、風のよく通る場所が理想的です。
感覚としては、ツツジと同じような感覚でしょうか・・・・
 ジョーイリボン・グラブナム
ジョーイリボンレッドより赤が濃くて・・・
少し、晩生のピンクッションです。
草性は非常に強健で、十分大きくしないと花が付きにくい
性質があります。
 ジョーイリボン・オレンジイェロー
8年前に、ジョーイリボンレッドと共に、一番最初に栽培を始めた品種です。
この品種の特長は、
一つの花ではなくて、何個かの花が、集まって、一つの花を作ります。
さらに、開花のはじめは、イェローで始まり、満開に近づくとオレンジ色が強くなっていきます。
 ジョーイリボン・LS23 (写真一番手前の鉢)
2004年春はトライアルで、まだ商品として出荷はされていませんが、2005年春から出荷出来る予定の品種です。
特長は、早生系の品種であることに加えて、葉が照り葉であり
赤い色の花とのコントラストがよい。
また、花付きも非常に良い

バンクッシャージョーイキャンドル

プロティア科 バンクッシャー属
ジョーイキャンドルは背の高い品種が多いバンクッシャー中でオーストラリアで、新しく鉢物用に育種された珍しい矮性種のバンクッシャーです。
一見松の盆栽のように見えます。
花は、写真の中に3つみることが出来ます。
蕾(グリーンの小指くらいの物)が6月下旬頃から見え始めます写真のような開花状態になるのは、9月頃からになります。
開花した花は、散ることがないので、12月頃には枝の所から切り取ってください。
寒さにも結構強く、水はけ良い露地でも育ちます。
ただ、植え替える時に根を崩さないように植え替えてください。

キングプロティア

プロティア科プロティア属
ジョーイキングはオーストラリアで育種された鉢物用のキングプロティアです。
切り花で利用される、シナロイデスよりは少し小ぶりなプロティアです。
開花は、時期に関係なく春から秋にかけて咲きます。
ジョーイキングの開花状況です。
直径20cmくらいの花になります。
さすがにキングプロティアの仲間です、存在感はあります。

プロティア類のお手入れについて

プロティア類はどれも露地に植えることが出来ます。
ただ、植え替える時には、鉢増しの時も露地におろす時も根は崩さないでください。
用土についても肥料についても、カンガルーポウと同じように、リン酸(P)に非常に敏感です。
リン酸分が多くなると枯死することもありますのでご注意下さい。
ピンチは、6月末までにすましてください、6月以降に強いピンチをすると、翌春に花がつかないことがあります。
ただ、9月頃にあまり枝数が多いと蒸れてしまいます。
この時期に一度、いらない枝を間引いてください。そうする事で、形が整います。