ロケットストーブ その後の改良

マキが弾けた時に、火の粉が煙突から出てくるのを防ぐ為に、ドラム缶の中に、本体を入れることにしました。

   
切断砥石を付けたサンダーで切れ目を入れます。実際は、この2倍の切れ目を入れると、内部に折り込めます。
右は、ドラム缶の内部から見た写真です。ここに、本体の、焚口のステンレス・エビ曲がり管を入れます。

 もう一つ、排気口の穴も開けます。こちらは、外側に折ります。

  
 手前の、ロケットストーブ本体を、加工した青いドラム缶に入れます。右が、入れた写真。焚口の長さの関係で、オフセットしてしまった。
ドラム缶と、焚口のステンレス管との間に、素人細工なので、隙間ができて、20Lのペール缶に使ったバーミキュライト
蛭石(ひるいし、vermiculite)を800℃ほどで焼結処理し、10倍以上に膨張させたもの)は、粒子が細かく、洩れてくる。
ホームセンターの園芸コーナーを見てみると、「パーライト」という粒の大きなものが売られていた。真珠岩(火山岩の一種らしい)
どちらも、岩石から作っているようで、耐熱性も問題ない。
 ドラム缶の排気口の下まで、パーライトを入れる。ペール缶には、バーミキュライトを入れてあるのだが、細かいので飛ばない様に
上部にパーライトを足してみた。ネットで調べていると、アスベストが、含まれていることもあるらしい。

 とりあえず、完成。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 完全燃焼に近いハズなのだが、煙と、マキの匂いは出てきました。
これは、外部へ、煙突を付けなければ解決しません。
 アルミダクトで、煙突まで持って行く。
本当は上向きに排気を持って行きたかったのですが、倉庫の構造上出来ませんでした。
外部の煙突を長めにしてみると、機能しています。

 十分に空気を引いている。
直径100mmのステンレス・エビ曲管は、少し小さかったかも知れません。
本格的な寒さが来れば、熱量が足りないかも・・・それでも蓋をしているドラム缶の上部の温度は250度を超えています。
上部から排気口までは、だんだん温度が下がって行き、排気口より下部はパーライトを入れていますので、
手で触っても大丈夫です。がんがん燃やしたら、アルミの排気ダクトが溶けないかと思っていましたが、大丈夫です。
焚口をまだ改良する余地が有ります。もう少し長い木を入れたいです。
次に作る時は、200mm位の大きさのヒートライザーで挑戦したい所です。

 隣には、家がないので、問題もないし、匂いも煙もほぼ無い。

初めてだったので、反省点も有りますが、ロケットストーブは、これからも進化していきます。