健康住宅 その2
アトピー患者増加の原因は、内科の医師は主に食べ物説。
各方面の結果では、1才までのアトピー性皮膚炎やゼンソクは、胎内
カビは猛毒のアフラトキシンを持っており、体内に入ると発ガン性
次に問題になるのが、新建材に含まれるホルムアルデヒドで、体内に
カビの生息場所は、風呂場・洗面・化粧台・キッチンといった水回り
水滴の付いた湿った布団を収納する押入では温度の上がる春先にカビ
木造住宅では、外の冷たさを伝えにくい上に、室内の水分を吸ったり
日本では、通風を十分考えた住まい作りが、梅雨を乗り切るポイント
「アレルギーをなくす住まい」のポイント
「建材の歴史」
これ以外にも塗装に使われているトルエン・キシレンも有毒ガスが発生
主に食べ物によって引き起こされると言われる胃ガンや大腸ガン同様、
「自然住宅を創るには」
日本住宅は隙間だらけで足元が冷え、脳卒中が多かったのですが、
これから私たちが、高気密住宅に住むには、自然の材料を使ってホル
残念ながら、ごく一部の住宅産業では未だに換気にのみ頼っている例
化学物質が長期間に渡って人体に入り込みますと、発ガンを誘発させた
「地球環境」
孫の代まで地球を汚さなくするためにも、繰り返し使うことの出来る素材、
「カビと人体」
皮膚科の医師は食べ物とともに住宅、特に室内の環境説を重視して
います。
にいた8ヶ月以降の母親の食物によります。
生後1年間に子供自身が食べた物によって起こり、玉子・牛乳・大豆
に代表される高たんぱく質は体内で消化できずにアレルギーを引き起
こしす子供がいます。
2才以降は、住宅内のカビやダニが原因の6割を占めています。
母親の系統がアレルギー性の遺伝子を持っていると、通常の3〜4倍
で発症しているようです。
物質になり、肝臓ガンを引き起こすとまで言われています。
入るとゼンソクを引き起こすことがあります。
と、布団を収納する押入です。
が生えてきます。
断熱性能の低い部分があると、外の冷たさが部屋の中に伝わり水滴が
つきます。カビの大好物はビニールクロスの接着剤です。
吐いたりの繰り返しを自然に行っていますが、熱の伝わりが高い鉄骨
系の住宅では、カビや湿気の対策を充分に行わなければなりません。
となります。
日本家屋には、調湿性のある木を多く取り入れる事が大切です。
押入と床を木で仕上げると、湿度センサーの役目も果たしてくれます。
特に西陽の当たる面の押入では、外気の上昇と共にベニヤ板からの
ホルムアルデヒドの揮発が激しく、ホルマリン漬けの布団に寝るなんて
事にもなりかねません。
天井を高くして、通風を良くする。
床や家具にはムクの木を使用する。
床はフローリングとして、ダニの温床となるカーペットを無くすること
も大切です。
最近の新築住宅は、高気密化となっている事が多いため、夏場に密閉し
て冷房をかけると、ホルムアルデヒドが高濃度となります。特に子供
部屋は、ベニヤ板で出来た勉強机や家具類にも注意しましょう。
日本で最初に問題になったのは、シロアリ駆除剤のクロデンです。
2番目は、安くて耐火性があり、断熱性・吸音性も高く、また劣化しに
くいアスベストが問題となりました。
3番目は、大量に使われてきたホルマリンが健康を害する化学物質と
指定され、現在大きな問題となっています。
ホルマリンは主に、ベニヤ板・床材・ビニールクロスの接着性を高める
ため、大量に使われて来ました。
特に、床材はホルマリンの含有量が少ないと接着剤がはがれてしまうこと
から大量に使われて参りました。
しています。
日本に肺ガン患者が多い理由の一つにこれらの揮発性物質が挙げられて
います。また建材とは別に、タバコの煙害も大きなウエイトを占めています。
受動喫煙(間接喫煙)、自分は喫煙しないのに、たばこの煙を吸わされる
ことを言います。受動喫煙はたばこを吸わない人に肺がんや心筋硬塞を
おこさせて命を奪う、きわめて危険な室内空気汚染因子です
徹底して自然素材を使うこと。特に押し入れは節だらけでもよいので
木を貼ること事、階段も出来るだけ木にする。
壁紙も有害なビニールクロスをやめて、自然素材のクロスにする。
ダイオキシンを出す建材は使わない。
ホルマリン含有量の少ないF1の合板を使っても、換気の無い押入等
では濃度が高くなります。この様な押入・キッチンの戸袋・食器棚は
頻繁に換気しなければなりません。
その隙間をなくして家を暖かくしたものを気密住宅と呼び、健康住宅
・省エネ住宅と定義し、現代住宅の主流となっているのです。
マリンが出ない様にすること、また十分な換気を行うことを、車の
両輪として考えていかなければなりません。
がありますが、ホルマリンというのは温度が上がると、ホルムアル
デヒドというガス状になってどんどん揮発し高い濃度となることを忘
れてはなりません。
り化学物質過敏症を引き起こします。人体は、個人個人で化学物質に対
する許容量も違い、体内のバケツが一杯になって溢れてくると、わずか
な量に対しても反応し色々な症状を引き起こします。
一軒の住宅を解体すると、約40トンのゴミが発生します。30〜40年
後に有害な化学物質を含んだゴミの処理費に巨額の費用がかかります。
リサイクル出来る材料を選びたいものです。
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