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バリアフリーデザイン & ユニバーサルデザイン

バリアフリー住宅に関する知識
馬島を望む

馬島を望む(のどかな春分 平成12年3月20日撮影)

バリアフリーとは、身体障害者が入ったり、使えなかったりする建築環境
には「バリア」があると考えられる。この「バリア」とはいわゆる障害物
のことです。この障害を取り除くことをフリーにするということで「バリ
アフリー」という言葉ができました。 障害のない住宅を「バリアフリー
住宅」と呼びます。

<バリアフリー化工事の概要>

 (1)床及び出入口の段差解消
    高齢者等の寝室のある階の全居室(食事室が同一階にない
    場合はこれを含む。)便所、洗面所、脱衣室、玄関ホール
    及びこれらにつなぐ廊下の段差を解消する。
    居間の一部に設ける畳コーナー、浴室出入口、玄関出入口、
    上がりかまち部分、バルコニー等への出入口を除く。

 (2)浴室及び階段への手すり設置
    浴室及び住宅内の階段には、手すりを設ける。

 (3)廊下幅の確保
    高齢者等の寝室のある全居室、便所、洗面所、脱衣室、
    玄関ホールをつなぐ廊下の幅は78p(柱の出ている部分
    は75p)以上とする。通行幅の算定では手すり部分はな
    いものとみなす。

 (4)出入口の幅の確保
    高齢者等の寝室のある階の全居室及び玄関ホールの出入口
    (玄関の出入口を除く。)の幅は75p以上とし、浴室の
    出入口の幅は60p以上とする。

 (5)階段の形状(勾配等)の改善(居室内に適用)
    階段の各部寸法は、次の各式を満たすこと。
       勾配≦22/21
       踏面≧19.5p
    55p≦(踏面)+2×(けあげ)≦65p
    浴室広さ  短辺内法長さ:120p以上、
          面  積  :1.8u以上とする。
    部屋の配置 高齢者等の寝室と便所は同一階に配置する。

また続きを書きます
関連事項に関しまして、皆様からのご意見をお寄せ下さい。