川之江市
「川之江八幡神社」

黒の大きなくくりに赤一色の七枚の布団、前後に大きな飾り布団をつけた太鼓台。布団締めは、全体が金色の太い帯状になっており、その中に収まるように阿吽の龍などが高縫い刺繍されている。
 
伊予三島市         「三島神社」 同市内の太鼓台の最大の特徴は、七段の布団の上中下に赤を配し、その間の四枚にそれぞれ違う色を使うもので、五色七層の布団が何ともあでやか。布団締めは隣の川之江の太鼓台と同様のもの。
 
宇摩郡土居町          「三嶋神社」 土居町の秋祭りで運行する太鼓台は新居浜の太鼓台とほぼ同型ですが、昔は香川のものに近かったようです。この太鼓台のほか、「船壇尻」と呼ばれるものも出るようですが、こちらの詳細はよく分かりません。情報お待ちしております。
 
越智郡上浦町          「瀬戸八幡神社」 「瀬戸八幡神社」氏子地だが、”大祭り”として「大山祇神社」の祭りに参加する。上から紫、黄、赤の三色三枚の平布団形屋根を頂く小振りの太鼓台。「大山祇神社」には西条の御輿楽車ように大きい車輪を持つ壇尻が出る。 
 
越智郡弓削町          「高浜八幡神社」 三枚の布団屋根を持つ素朴な太鼓台。これらの特徴は「細い帯状の飾り気の無い布団締め」「薄い無地の水引幕」「二本の担ぎ棒」「球状の角提灯」などで加古川市内の神社に奉納されている絵馬に見える太鼓台の特徴とほぼ合致している。
 
越智郡岩城村          「岩城八幡神社」 赤と黒に塗り分けた木造唐破風屋根を持つ太鼓台。高覧掛けは、赤地に金糸の刺繍が施され、黒の縁取りもされているが、乗り子の背中当て「もたれ布団」の役割も果たしている。
 
南宇和郡御荘町         「平城八幡神社」 平3枚の布団屋根を持つ「四つ太鼓」。布団屋根は三色にわかれ、全体的にきゃしゃながらバランスのとれたスタイルになっている。この他牛鬼が多数登場するにぎやかな祭り。

      


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