■□■□■ビールの豆知識■□■□■ |
![]() ![]() 正確な起源ははっきりしていませんが、記録に残っているのは約5000年前、メソポタミア地方でシュメール人がビールを作っていたらしいです。 ■日本にビールが伝えられたのは? 江戸時代中期、オランダ人が伝えたビールを飲んだと文献にあります。当時の長崎通詞、今村市兵衛、名村五兵衛が書いた「和蘭問答」です。 ■ビールの作り方について 1. 製 麦 良質な大麦を発芽 → 乾燥室に入れて成長を止る → 根を除去 → 麦芽(モルト)の完成 2. 仕込み 細砕した麦芽と湯を糖化槽に入れる → 米とでん粉で作ったかゆを加え温める → 糖化された麦汁ができる(この時最初に流れ出る麦汁を一番搾りという) → 麦汁をホップと一緒に煮沸 3. 発酵 約5℃に冷やした麦汁に酵母を加え低温発酵 → 糖分がアルコールと炭酸ガスに分解 →約1週間で若いビールができる 4. 貯蔵 若いビールを低温貯蔵 → 1〜2カ月熟成し風味と香りをつける 5. ろ過 熟成を終えたビールから酵母やたんぱく質を除去 → ビールのできあがり ■ビールと発泡酒の違いについて ビールと発泡酒は、酒税法という法律で麦芽比率と使用原料、この2つの面から分類されています。ビールは、水とホップ以外の原料における麦芽の使用比率が、66.7%(3分の2)以上と決められています。さらに他の原料についても使用できるものが限られています。発泡酒は、ビールと同じく麦芽を原料としています。麦芽の使用比率が、66.7%未満ならば、発泡酒ということになります。 ■ビールの税金について 1KLあたり222,000円(酒税法)と定められています。 ■発泡酒の税金について 発泡酒は麦芽の使用比率により酒税が異なります。 ・1KLあたり麦芽使用率50%以上で222,000円 ・1KLあたり麦芽使用率25%以上50%未満で152,700円 ・1KLあたり麦芽使用率25%未満で105,000円となっています。 <参考> キリンビールホームページ http://www.kirin.co.jp/ お酒の用語辞典(アサヒビールホームページ) http://www.asahibeer.co.jp/library/dictionary/index.html |