総胆管結石症の腹腔鏡下手術
 

 胆嚢以外にも総胆管の中に結石が存在していると、胆管炎や肝膿瘍などの非常に危険な病気になってしまう可能性があり、手術が必要です。この場合にも腹腔鏡下手術が可能です。当院で行っている方法を紹介します。

 

No.1 No.2
1)胆嚢を摘出した後、総胆管の前面をはがしていきます。 2)総胆管の前面にハサミで約1cmの切開を加えます。
No.3 No.4
3)切開したところから石を取り出しているところです。 4)石が残っていないかどうかを胆道ファイバーを挿入して調べます。
No.5    HOME  TOP
5)石が残っていない場合には切開部を縫い合わせます。もしも石が残っている可能性がある場合には、術後に取り除くことができるように、Tチューブと言う管を留置しておきます。