釣 行 記 その8 (津島マリン編)      

 8月20日午前5時30分、我が息子を連れて 松山の自宅を出発。一路、津島町田の浜へ。
寄り道などしながら7時35分、到着。
 津島マリンに到着した所で 代表の山口氏が 出迎えてくれる。
この時、初対面ではあるが 何とも親切丁寧な方である。(やはり、南予の方は いい人揃いですね!)
小舟を借りてカセ釣りをするのが目的。
うちのカミさんに 「夏休みに 1回くらい 親らしいことをしろ!!」 との命により 小学2年生の息子が同行。
「釣りになるんかいなぁ?」 という疑問と 「船酔いせんのやろか?」という息子への心配と...なんか不安!!
<<津島マリンの貸し船は でかい!!>>
 小舟に道具を積もうかな...。おや?船が思ったより でかい!
筏作業用の船らしく 広くて大きい!! なんじゃ?魚探まで付いている!!こりゃ、贅沢!!
広いデッキに 息子と2人でポツンと座り 出船!!
 釣り場が分からない私に 山口氏が 色々と案内をしてくれる。
初めての釣り場でも これは大丈夫!!
<<第一投目から...>>
 色々と 案内して貰った結果、大鯛のポイントで実釣開始。
「水深 約50m、ハリス5号10mで 刺餌が 底から2m位きる様に釣るといい。」
 との指示で
シャトルカゴLに オモリ35号を取り付け ズボ釣りスタイルで釣ることに...。
 まずは 息子の仕掛けを作り 投入。続いて私の仕掛けを作り投入。
.....「ちょっと、様子みで上げてみぃ。」 と息子に仕掛けを回収させていると
私の竿が 第一投目で海面に入る!!
アワセを入れてみると 「こりゃ、真鯛じゃ!!」
手応えで真鯛とわかるが 余り大きくない。上げてみると 45cm程のきれいな真鯛。
「こりゃ、この調子でいくと 今日は釣れるなぁ...。」
 ニヤリ と 笑みがこぼれる。

大鯛のポイントで....
<<恐怖の息子 その壱 おしっこの巻>>
その時、「おしっこ!!」 と息子。
「ちんち出して 外にしなさい」 と私。続いて第2投。....第3投目...。
...んっ?...「何時まで ちんち出しとんぞ?...で、で、出ない?」
そうです。船の揺れで おしっこが出来ない息子なのです。
しかも、朝早くから 車内でクーラーに当たりっぱなしで 少々、頻尿にもなっていたのです。
あぁ、神様...。私の 大真鯛は...。
仕方なく 津島マリンさんの筏に着けて 無事、用をたす事にしましたが 頻尿の息子の為、そのまま筏にかけて釣るはめに...。
<<恐怖の息子 その弐 サビキ釣りの巻>>
用をたっした息子に 渋々、サビキ釣りの仕掛けを作ってやり 遊ばすことに...。
これが、後で大変なことになろうとは....。
ゼンゴ、ハギ等が.....、
釣れるわ、釣れるわ 忙しすぎて 私は釣りすらろくに出来ません。
暫くの間、付き合った結果...「ハリを減らしてやろ!!」
と、ハリを2本に減らして 息子にやらしてみる....。
それでも、魚は付いてくる...、
あぁ、神様...。私の 大真鯛は...。

名目上は 本日は息子へのサービスDayですが、こんなにサービスしてしまっては
今後、釣りの出来ない釣行が増える可能性が有る!!
と、考えた私は 「餌を付けるのも 魚を外すのも 自分でやりなさい。」 と指示!!

...息子は 船に座り込んで 餌とか 魚とか 外している...。
「そやけど、こいつ、船酔いせんのやろか?....??」

初めての船釣りなのに 船酔いを知らぬ 私の息子のサビキ釣りは
永遠と続くのであった....。

津島マリンさんの筏に掛けて...
<<恐怖の息子 その参 おしっこPARTU>>
 そうこうしていると夕方、津島マリンの山口氏が 様子を見に来てくれた。
やはり、最後に大鯛を釣ろうということで 再び、朝のポイントへ....。
船を掛けるのを手伝ってくれて 釣り開始!!
第一投めを回収してみると オキアミが残って上がってくる。
こっこっこれは...ただならぬ 真鯛の気配。
続いて 第二投...。

その時である...「おとうさん!おしっこ!!」
「なっ、なっ、なんじゃぁ?」
暫く、ちんち丸出しで 努力していたが 第3投を回収した所で納竿とする。

私の本日の真鯛釣りは 計6投で終了となる!!ありゃりゃぁ...。

手前の鼻の向こうが 田の浜
(本日の釣果)
真鯛      45cm 1尾
ゼンゴ、ハギ 多数

(本日の教訓)
息子の いじわる!!
 
 



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