釣 行 記 その29.1                 
 (おまけの釣行記 編)

<津島マリンとは・・>
「津島マリン」の いいところはポイントまで一緒に船を走らせ、船を掛けるまで手伝ってくれる。
釣り方、仕掛け等、詳しい事もアドバイスしてくれる。
また、時々、見回ってくれるので、初めて「津島マリン」に行く人も安心です!
 
<第1話 なんじゃ?こりゃ?>
10月26日
朝から ソウダが沸く。今年、一番の沸き様だ。
打ち返しをすれば 寄ってきて10投入れて10投、仕掛けが落ちない。
砂川ポイントU→砂川ポイントT→砂川ポイントU 場所を変わる事、数回・・・。
時間を開ければ 一時的に居なくなるのだが 2,3投すると再度、同じ事の繰り返し・・・。

「困った。今年1番の沸き様だ。」
ポツリと呟き、天を仰ぐ。時計は既に11時を回った。
現時点では ボーズだ。このまま納棺を迎えるのか?・・何か手は有るはずだ。
30分程、竿を上げて 無い知恵振り絞って考える。・・・考える。
岬先端、大西ポイント周り、マリン筏でも ソウダは沸いている。

「・・・・あっ!・・有った! 1つだけ。」
即座にエンジンを掛け、船を走らせる。
どこかって? そのポイントの名は・・・その名は・・
『砂川ぎっくりポイント』 *名前を付けてばっかりだが・笑
42mラインが続いていて 一気に30mラインに駆け上がっているポイントで有る。
一度、新規ポイント開拓で津島マリンに訪れた際、ギックリ腰になった。
打ち返しも出来ず、釣果不十分だったので 魚影未確認だが・・。
皆さんが ズボ釣りをされるポイントとは随分、かけ離れた場所なので 帰港まで山口さんも私を見つける事が出来なかった・笑。
 
<第二話 砂川ぎっくりポイント>

おぼろげながらの記憶を辿り、魚探で探りながら ゆっくりと巡回。
ギックリ腰の痛みでポイントは あまり覚えていなかった・笑。
42m・・・38m・・35・・30m。
船を停船。周りを見る。船をバックしながら・・・38m。
「ココだ・・・。」
2番目と3番目のブイの間に船を掛け、再度、水深チェック。
丁度、掛け上がり始めの場所に船は固定した。
時計を見ると・・12時を回っている。
流石に誰も撒き餌をしていないから エサ取りは居ない。

必死に打ち返すこと1時間・・・とうとうスイッチが入った。
1時から2時30分の間で 写真の釣果。実に入れ食い状態。
チヌもタモですくうのが面倒なので 全部、抜き上げていたらポロリと落ちる事もあった。
チヌのアタリも頻繁に有る。アワセで失敗する事、数回・笑。

ここで 意外な事を発見する・・そう、若干、チヌが浮いている。
こうなると真鯛も喰わない・・・試しに底を3m程、きってみる。
ズドン!・・やっぱり、来た!真鯛だ!

そうこうすると・・ソウダがやって来た・笑。
そこでソウダの かわし方も 発見する事になる。100%では無いが・・。
この釣法は山口さんに言ったので 興味の有る方は津島マリンへ行ってから
聞いて欲しい。納竿まで ソウダの研究を真面目にしていたから・・(これホント)
38mラインは浅いので 非常に楽だが、撒き餌は1人、1日で18kg以上は必要となります。

PS.『砂川ぎっくりポイント』 と言えば 山口さんが知っています。
   なんだか、カッコ悪い名前だが・・・笑

<完>
(本日の釣法、仕掛け)
***** ズボ釣り *****
船竿3.3m 30号、両軸リール(PE5号200m巻)、ステンレス天秤(クッション付きは 針掛かりが悪くなる!)
シャトルカゴBIG+30号オモリ
ハリス6号10m、真鯛バリ12号
底から 0m〜2mに サシ餌がくるように釣るだけ!

***** 餌・撒き餌 *****
オキアミ生LL 18kg + ジャミ 3kg
*サシ餌は その中から取る。

PS.津島マリンの山口剛氏の教えてくれる様に釣ったら間違いが無い。
 
(本日の釣果)

<すなちゃん@磯の管理人>

真鯛      63cm、40cm
チヌ      48〜40cm 5枚
イトヨリ     なかなかのサイズ頭の4匹
スマ:ソウダ  4:1の割合で・・死ぬ程


(本日の教訓)

 



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