釣 行 記? その39  初 夢 の巻  

<ここから先は フィクションです・・>


この作品は 筆者の夢を少々加工したものであり、

実在する人物・企業等とは

まぁまぁ、関係致しません。










2003年1月1日午前未明
不思議な夢を見た。




年が明け、『初釣り』でもと
津島マリンに出かけ、たどり着いた時に目を疑った!!


津島マリンが なんとパチンコ屋になっているではないか!

店のオーナーは 勿論、山口 剛氏。

スーツ姿で出迎えた 山口氏は・・・


「いやぁ〜、砂さん、つい昨日、新装オープンしたばっかりなんですよ。』








話を聞くと、近年の不漁のアオリを受けて商売転換を図ったらしい。

店の看板に目をやると そこには・・・





『釣れる!釣れる! パチンコ 津島マリン』

と書いてあった。





釣れる!釣れる!・・・???


実に不思議な 看板だなと思っていると


『さぁ、さぁ、砂さん。』


山口氏は 私のバッカンとクーラーを持ち上げ・・・


『砂さんの為に キッチリ、マキ餌を効かしとるけん。』


またもや耳を疑う。マキ餌???
パチンコ屋なのに?









店内に向かうと入口に 大きなポスターが貼ってある。









『驚異の新台!! マダジン(真鯛神)A!!』


*コレに似た台なんだが、どこかが違う。





『驚異の時速3000匹!! サラリーマン真鯛太郎!! 』


*コレに似た台なんだが、どこかが違う。




『なっ、なんじゃぁ〜??』



ここまで来ると、普通、夢って気付かないもんかね・・・。









ふと、サラリーマン真鯛太郎のコーナーを見ると

竜馬兄ィが 大ハシャギしている。

どうやら 『真鯛太郎チャンス!!』に突入している様だ。

竜馬兄ィに話しかけると 朝一から2時間も並んでいたらしい。


『朝一が 時合いなんよ、砂さん!!』

と、鼻の巣が膨らんでいる。


みるみる間に 竜馬兄ィのクーラーは 真鯛で一杯になっていく。

『このまま行くと、夕マズメ迄には 20万マダイは楽勝じゃぁ〜!!』


ここまで来ると、普通、夢って気付かないもんかね・・・。








後の台を見ると 山口氏のお薦めの台、『マダジンA』が有る。

井原さんの横の台が どうやらポイントらしい。


その向こうで ひろくんが・・・

『朝から ぜんぜん、アタリが無いんですよぉ〜。』
『何が イケないのかなぁ〜・・・・ボソボソ・・。』

と、うなだれている。

これはこれで 現実性の有る話だから 夢って気付かないわな、普通・笑。








井原さんは というと、

朝から 快調に釣っている様だ。

『砂さん、単マダイが出たら マダ・チャンのチャンスやけんな。』

と、井原氏。



井原さんの横に座り、バッカンからオキアミを3匹投入して

レバーを叩く。

1ゲーム目から ディスプレー上に マダジンが登場!!



その時!! 山口氏が ニヤリと笑った・・・

『マキ餌やな・・・』




そのまま イベントは進展して行き 妙な音楽と共に、

マダイ・チャンスのランプが点灯!!

『砂さん、80Lクーラーは ココに置いておくけん。』

そのまま、山口氏は 事務所に帰って行った。


ここまで来ると、夢って気付づくだろ!普通・・・。










80Lクーラーに真鯛が半分位になった頃だろうか・・・。

ディスプレー上で・・・宝箱から ハマチが飛び出した。


暫くすると 音楽が変わる。

『砂さん、凄いがなぁ〜。スーパーや!!スーパー!!』

と、竜馬兄ィが駆け寄ってきた。


どうやら こうなると何キロの真鯛が釣れるか分からないらしい。


次の瞬間、払い戻し口から 巨大な真鯛の口が出てきた。

ざっと見ても メーターオーバーは間違いない!!

しかし、大きすぎて なかなか出てこない。


井原さんは何故か タモの準備をしてくれている。

夢って言うモンは 自分の都合のイイ様になっているもんで 気付かないんです。ハイ!


が!!   しかし・・・


出てこない・・・



どうしよう・・・・


どうしよう・・・・

どうしよう・・・・

どうしよう・・・・

どうしよう・・・・








ここで目が覚めた。





う〜ん・・・

そろそろ、釣りに行こうかなぁ〜。






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