釣　行　記　その３９　　眠れる獅子 今、目を覚ます！！　の巻

＜ ひろくんの カカリ釣り ＞ なんと、初体験らしい。 チヌチヌと 最近、チヌ釣りに凝っている、ひろくんに釣れるからと言って、北灘のカカリ釣りに誘う。 ７月２７日、午前２時２０分、松山を出発。 ひろくんは 初めての釣りなので 途中、３０００円の竿２本と３０００円のリールを購入。 「え〜っ？？　良型が そんなに釣れるんですかぁ〜？？」 どうやら、彼の目は 私を疑っている。 ・・・。　インデアン、嘘つかない。
＜ 私はと言えば なんと初釣り！！ ＞ 今まで、何をしていたんだか・・・笑。 とかなんとか 言ってるうちに午前６時前、釣場へ到着。	午前６時前、釣場到着。
＜ダンゴ・ダンゴ＞ ５時３５分 出船。 適当に船をかけ、 さて、ダンゴ作り・・・。 ＊＊＊＊＊　すなちゃん・ダンゴ配分　（１日分）　＊＊＊＊＊ オカラ・ダンゴ ２．５倍　−−−　３袋 粗挽きサナギ ２．２ｋｇ　−−−　３袋 なんかローカルな 深場用ダンゴ６ｋｇ　−−−　３袋 ジャミ　−−−　適当 上記を３回に分けて作り、１日分とする。 ＊私はダンゴごと、食わす、『ダコチン仕様』 を心掛ける。 ちなみに餌は・・・ ＊＊＊＊＊　すなちゃん・購入餌　＊＊＊＊＊ テジロ　　　　　　　−−−　７５匹 オキアミＬＬ　 　　　−−−　３Ｋｇ　（サシ餌と　ダンゴに５〜１５匹包み込む） サナギ　　　　　−−−　１パック　 ひろくんは　初めてなので、私と同様の仕様で今回は挑む。	朝一、 ヘヘッ・・・。 「ホントに良型が数、釣れるんですかぁ〜？」 っと ひろくん
＜　異常無し！　ついでに生命反応無し！！　＞ 午前６時前、先にダンゴを作り、５個程、投入。 それから そそくさと仕掛けを作る。 ６時１０分、第１投。 生命反応、無し！！ まぁ、最初は 寄せることに専念しよう。 その内、餌取りがやってくるだろう・・・・。 ７時００分 生命反応、無し！！ まぁ、最初は 寄せることに専念しよう。 その内、餌取りがやってくるだろう・・・・。きっと・・・。 ひろくんがボソッ・・・ 「ホントに　良型が そんなに釣れるんですかぁ〜？？」 やはり、彼の目は 私を疑っている。 ８時００分 生命反応、無し！！ まぁ、最初は 寄せることに専念しよう。 その内、餌取りがやってくるだろう・・・・。多分・・・。 小首を ひねりながら ひたすら念じる・・・。チヌよ、来い！！ ふと、視線を感じる。横を見ると ひろくんが・・・。 「ホントに　良型が そんなに釣れるんですかぁ〜？？」 やっぱり、彼の目は 絶対、私を疑っている。 ・・・。　インデアン、嘘つかない・・・・ハズだ。
＜ インデアン、嘘つかない！！　＞ ８時３０分。 ガツッ！！ ここまで 餌取りが居ないので 割れなかったダンゴが 一撃で割れる。 「来たで、ひろくん。」 ビシッ！！ 私に　３５ｃｍ位のチヌが上がる。 まっ、こんなもんかな。 この１枚を 皮切りに 午前８時３０分から爆釣モードのスイッチが入ることとなる。 まさに 入れ食い。ダンゴが割れたら、ハイ、チヌ！！って感じだ。 しかも 型がイイ！！　４７〜４９ｃｍ　が 当たり前のように食ってくる。
＜ 一方、ひろくん はというと・・・　＞ ８時３０分過ぎ。 プピヨッ！！ ・・・。変な アワセだ・笑。 しかも なんか、ぎこちない巻き方で チヌを上げている。 筏竿は 初めてだからなぁ・・・。 それにしても・・・・まるで、ロボットみたいだ・笑。 しかし、このチヌ・・・・。ちょっと 良型でないかい？？ 持参の検寸台に乗せてみる。・・・。 ４９．０ｃｍ。 カセ釣りでの 初チヌから良型！！　ロボットのくせして・・・笑。 続け様に・・・ プピヨッ！！ ・・・。ど〜も、やっぱり、変な アワセだ・笑。 しかも とっても、ぎこちない巻き方で チヌを上げている。 やっぱり・・・・アンドロイドみたいだ・笑。 あれ？？　このチヌ・・・・。ちょっと 良型でないかい？？ さらに持参の検寸台に乗せてみる。・・・。 ５０．０ｃｍ。 カセ釣りでの ２枚目から５０オーバー！！ ケッ！！　アンドロイド・・・のくせして・・・笑。 挙げ句の果てには・・・・ ロボコンのくせに　５１．０ｃｍ、５２．５ｃｍ を釣り上げる。 「やっぱり、いますねぇ〜ッ！！」　だって・・・。 ホントに、私を信じてたんかい？？	初めてのカセ釣りでの １枚目は４９．０ｃｍ。 お名前：　ロボットひろ お名前：　アンドロイドひろ お名前：　ロボコンひろ
＜ 爆釣の中 ＞ 快調に 数を重ねる。 お刺身用のアジ と チダイ が だまに掛かるが、断然、チヌがヒットする。 ほとんど 毎回ヒットだ。 いつも 頭を悩ますゴンズイは まったく居ないし、ボラも異常に少ない。釣り易い。 ビシッ！！ ビシッ！！ ビシッ！！ ビシッ！！ 何枚 掛けても １〜２ｃｍ足りない・・・。 「なんでじゃ〜っ！！」 ロボットに真けるんかい！？ こんなハズじゃ・・・こんなハズじゃ・・・。 午後１時３０分。 ふと 横を見ると ひろくんが休憩している。 相次ぐ良型ヒットで 腕が既にボロボロらしい・・・。軟弱なヤツだ・・。 という私の腕もボロボロです・笑。　色男だから仕方がない。 言うでしょ、「色男、金と力は無きにけり」 って。 午後６時まで　この爆釣は釣れ続く事となる。 ビシッ！！ ビシッ！！ プピヨッ！！ プピヨッ！！ ・・・・。	それでも　なんとか釣りました！！５０．０ｃｍ。 すなちゃん
このスカリの中には ３０枚程度。 スカリが 上がらない！！ 何度目かの トライで やっと海から引き吊り上げる。 試しに 持ち上げようとするが・・・。 上がらない。 ４０ｋｇ以上は これだけで有るようだ。 しかし、これで３０枚分なんです。	＜　計測不能　＞ 心身共に 疲れ果てた午後６：００。 まだ、釣れそうだが・・・ ギブアップ！！ 枚数も数えようとしたが・・・・ ギブアップ！！ 推定、８０〜９０枚は最低、釣っていたと思われる。 想定重量は 軽ぅ〜く１００ｋｇ オーバー・笑。
一方、ひろくんは・・・。 こちらの３０枚分の方が 実は重いかもしれない。 ４６〜５２．５ｃｍが ギッシリ・・・。 推定、５０ｋｇ は有ったんじゃないのかな・・・笑。	＜　おおまかに計測できる　＞ ひろくんの釣果は チヌだけで 約４０枚。
今回の良型爆釣、これが いわゆる 『ジャッカル釣法』 っていうヤツです。 山陽オイスターズの ジャッカル氏、ヨシミツ氏に キッチリ教えて貰いましたからね、私は。 しかし、こんなに良型を釣りすぎると、疲れるぞ！！ 『ジャッカル釣法！！』
＜＜団子の作り方＞＞ これは 大物族のＡ氏が気付いて 私達の間では標準となっています。 １．オカラダンゴ２．５倍１袋を バッカンに入れます。 ２．海水を足します。　 「ちょっと海水を入れすぎたかな？」 くらいです。シャブシャブ１歩手前。 ３．良く膨らんだところで 粗挽きサナギ２．２ｋｇを１袋入れます。 ４．サナギをオカラダンゴに スリ込む様に混ぜます。（こうすると ダンゴが海底で割れた後、サナギが浮かない。） ５．市販の５〜６ｋｇの ダンゴを１袋、ドカッっと入れ、適当に混ぜて出来上がり。 ＊この作り方のメリットですが、１度作ると、その後、海水は一切、足しません。 　海水を足しながら、ダンゴを握る必要が無いと言うことです。 　最初に 海水を含んだオカラダンゴが適度な水分を逃がさないようです。 　ですから、ダンゴの硬さ、割れ具合は 最後まで変わりません。 　ダンゴを追加で作り直した途端、釣果が落ちるって事は良く有りますよね。 　しかし、常に変わらないので １日中、同じイメージで釣る事が出来ます。
＜＜釣り方＞＞ ラインは２号通し、その先にチヌ針の５、６号（銀色）を結ぶ。 針上３０〜５０ｃｍに ゴム張りの２〜２Ｂを付ける。（ガン玉は潮の速さや 竿の調子で選択する） 差し餌を付け、ダンゴに包む。 ダンゴが海底に着底後、１５〜３０秒位で 崩れるように大きさと握り方で調整する。 ダンゴが割れた時、差し餌が跳ね上がらないよう、竿を操作する。 食いの状況と 餌によって変わってくるがダンゴが割れたら、３〜３０秒の間で だいたい勝負が決まる。 差し餌がオキアミの場合、前アタリ後、一呼吸（１．５秒くらいかな？）おいて 鋭く且つ、大きく合わす。 ボケなどは 竿先が少々曲がった状態で 送り込んでいき、スーッと入りだしたら合わす。（なかなか、表現が難しい） まぁ、適当にやったら釣れるのは間違いない・笑。
（本日の釣果） ＜すなちゃん＠磯の管理人＞ チヌ　　　　５０．０ｃｍ 〜 　約８０〜９０枚　（ごめんなさい、測定不能） チダイ　　　　　　　　　　　　　５枚 お刺身用アジ　　　　　　　　１０枚 ＜ひろくん＞ チヌ　　　　５２．５ｃｍ　５１．０ｃｍ　５０．０ｃｍ〜　　　約４０枚 チダイ　　　　　　　いっぱい お刺身用アジ　　　大勢 なぜかキス　　　　１匹 （本日の教訓） インデアン、嘘つかない！！	（本日の仕掛け） ＜すなちゃん＠磯の管理人＞ 竿　　　：　がまチヌ筏 競技１．４ｍ リール　：　チヌジャッカーＧＳ（太巻） ライン　：　船用ハリス２号、１００ｍ おもり　：　ゴム張り　Ｂ ハリ　　：　チヌ５，６号　（銀色） ＜ひろくん＞ 竿　　　：　バッタモン　１．８ｍ リール　：　シマノのリール ライン　：　２号、１００ｍ おもり　：　ゴム張り　Ｂ ハリ　　：　チヌ５号　（銀色）

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