釣行記 その43   新吾丸でGo〜!! 
〜 潮の流れに身をまかせ 本編 〜


2007年5月14日 午前1:00

松山市を出発して

車を 一路、高知県宿毛市片島港へと滑らせる。





久しぶりの釣りなので 道中、釣具屋に寄り

小物を少々、買いそろえ道具の不足を補う。


しつこく言うようだが、

既に 後頭部に違和感セットは十分にあるので ご心配なく!


DUEL ソルティー・ラバー 君


40g 60g 80g 100g 計16個 後頭部違和感 詰め合わせ



で・・・実は 釣具屋で 購入したいジグがあったんですよ。

DUEL アイルメタルCS 君です


アイルメタルCS 110g


アイルメタルCS 150g


A氏 曰く、なんか知らんけど、よく釣れるらしい!!

『なんかしらんけど』 ってとこが 少々、引っかかるが、

釣りに行く前に 私が釣られてしまいました。ハイ。。。


DUEL アイルメタルCS 君 の

CS ってのは カーブスライダーの略です。


要するに

カーブ しながら スライダー するんです。(そのまんまですが・・・)

いわゆる、魔球 ですよ 魔球!!

そんな魅力的なジグは 見逃しませんぞ!!



とかなんとか言っている内に

午前4:00  高知県宿毛市片島港 到着。




船長 曰く、最近の状況は

デカイのが喰ってるらしい!!

で・・・フックが伸ばされて バラしているそうだ。

やはり、市販の真鯛ラバーはフックが弱いんですよねえ




本日の天候は晴れ!! 波は ベタ凪

なぜ、このようなベストコンディションで 湾内ジギングなのか? 

普通、このような日は 六ノ瀬 とか遠征するやろ。。。

この日は 真鯛狙いで 近場から廻る予定でしたので 遅めの 午前5:00 出船となっております。


基本的に本日は 真鯛のジギング です、念のため。

危うく 本来の目的を 見失うところでした。



期待高まる中、

午前4:50



新吾丸、発進!!



おぉ〜肌寒い 現在の気温は8〜9℃。日中は 25℃まで上昇するらしい。

さて私は 今、問題を抱えている。

朝、釣り道具を運ぶ際、ギックリ腰に なりかけていた。

なぜ、この日に限って・・・・。

いやな予感が 脳裏をかすめる。



午前5:10

第1ポイント 湾内、人工魚礁周り。


到着するやいなや、船長が 問題を抱えている。

どうやら魚探のレンジが 切り替わらないらしい。

なぜ、この日に限って・・・・。

いやな予感が 脳裏をかすめる。


とりあえず、流しながら魚探を調整し直すとして

記念すべき 第1投。

水深65m前後。1.2〜1.5秒に1回転程のスロー引き。

シヤクリ もせず、ただ そぉ〜っと そぉ〜っと リールを巻く。




。。。。 ウンとも スンとも 言わない。




真鯛ラバー、船長曰く、

ジグなんかより 数段 アタリ が有ると聞いていたが・・・。




潮が動いているのかと 尋ねたところ、ぜ〜んぜん動いていないとの事。

瀬戸内の満ち引きと違い、動かなかったら一日中、動かない事が多い・・・らしい。。。

船長も 困り顔。。。


ここで皆さんに問いたい!

どなたか 潮を動かす方法知っていますか?




さぁ、どうする? 私。。。




青い空、ベタ凪、が しかし動かない潮、アタらない 真鯛ラバー、 痛い腰、

一応、魚探は正常に戻ったが、真鯛ラバーが お洒落だって???


あぁ、真鯛ラバーがしたい と言った自分を呪いたい。。。


と 思いながら そぉ〜っと そぉ〜っと リールを巻いていた 5:40




コツン!




底を5m程、切ったところで待望のアタリ発生!!

生命反応に触れることの出来た喜びを押さえつつ、そぉ〜っと そぉ〜っと リールを巻き続ける。



グン・・グン・・(どうやら 魚がついてきている・・・)



竿が曲がりかけだが アワせてはイケないらしい。

同じペースで リールを巻き続ける事が 基本だと 本にも書いてあった。

更に5〜7m、巻き続けたところで



グゥ〜〜ン!!



魚が反転、竿の胴にギシッと乗ったところで

アワセを入れ、フッキングする。


グン・・グン。いきなり 首を振り出した。45〜50cm位か??

でも、コレは真鯛の引きだヨネ。(独特だもの)


しかし、竿が柔らかすぎて 上がってくるのが遅い。

ようやく、海中から青白い魚体が ユラッと現れる。真鯛だ。

思ったより大きい。(あくまで思ったよりです)


62cmの真鯛。



初真鯛 62cm

真鯛ラバーでの 初真鯛なので A氏に写真を撮って貰う。



ところが、この後、またもや アタリが止まる。

魚が バイトしてこない。

この釣り、ストレスが溜まります。

ジギングですが、こんなにも そぉ〜っと そぉ〜っと 巻いてたら、

いろんな事を考えてしまいます。



時折、A氏が アワセている。

心とは裏腹で 反射的に アワセ てしまうらしい。




午前6:40

タナが違うのだろうか???

それまで 底から20m程しか上げなかったのだが、試しに 上まで巻いてみることにする。


ゴツン!


そこから25〜30m地点で 待望の2度目のアタリ

さらに そぉ〜っと そぉ〜っと 巻き続ける。(ストレス溜まるなあ)

5m程、魚がついてきたところで 竿の胴に乗る。フッキング!!

さっきより・・・小さい。

50cm程の真鯛。




で・・・

基本的に本日は 真鯛のジギング のハズです、念のため。

7:00過ぎ。

なにやら 横で 軽快に ジグ をシャクってる A氏がいる。

A氏が キレタ・・・



なんだか 楽しそうだ。。。時折、エソと遊んでいる。。。

真鯛ラバーは ストレスが溜まる。。。





そして A氏 その時を迎える!!


おお! よさそうな魚を掛けた!!






















あっ!・・・バラした。







基本的に本日は 真鯛のジギング のハズです、くどいようですが・・・。







暫くして、


更に よさそうな魚を掛けた!!




おおおお!!






















あっ!・・・バラした。

悲惨だ・・・。




沖に行こう!!

午前8:20

余りの喰いの悪さに 痺れが切れました。。。

沖の島、水島周りに 船を走らせます。



Long Time No See、カンパチ君 !









で・・・・







午後1:00

湾内へと 船は戻っていきます。



実は カンパチ君、青物共々、今日はお休みでした。

あぁ、沖で4時間半も・・・無駄使い・・・。



沖での釣果 ホゴ・・・1ヶ。




余りに 気の毒だったのでしょう。船長が 残業してくれます。

湾内に戻って 更に真鯛ラバーです。


が、やはり、潮が動きません。

ホゴさえ なかなか釣れません。


トホホ・・・

午後3:00

納竿としました。




(後書き)

潮が動けば 湾内の真鯛ラバーは 楽しいかと思われます。

沖の島、水島周りに浮気をしなければ

真鯛の数も 少々、増えたかもしれません。

湾内には いくつかの人工漁礁があるので 転々と廻っても良いかと思われます。

湾内での 人工漁礁周りは どこも水深65〜75m です。

真鯛ラバー なら 80g〜100g。

潮が動かなかったら 80gで十分でしょう。

DAIWA  Saltist Xtreme STX−BJ621HB (6.2f) Max80g

このあたりの柔らかさが むいていると思います。


(本日の釣果)

<すなちゃん@磯の管理人>


真鯛 62cm、50cm  2ヶ
ホゴ 20、25cm 2ヶ

<大物族のA氏@強欲>

ホゴ 30cm 1ヶ



(本日の教訓)

どなたか 潮を動かす方法知っていますか?
(真鯛ラバー用タックル)

<<ロッド>>
DAIWA  Saltist Xtreme STX−BJ621B (6.2f) Max60g
DAIWA  Saltist Xtreme STX−BJ621HB (6.2f) Max80g
DAIWA  Saltist Bay Jiging ST−BJ601HB (6.0f) Max80g

<< リール>>
DAIWA の BAYARD150 × 2

<<ライン>>
ソルティガセンサー#2 35LB 200m
DEEP ONE 響#2 33LB 200m

<<リーダー>>
バリバス 25LB

<<真鯛ラバー>>
DUEL ソルティー・ラバー 40g 60g 80g 100g

(通常ジギング用タックル)

<<ロッド>>
がまかつ JIG ONE 562 MAX 90g
がまかつ JIG ONE 572 MAX 120g

<< リール>>
DAIWA HYPAER TANACOM 400FBe (電動リール)
シマノ オシアジガー1500P
シマノ オシアジガー1500

<<ライン>>
ULTRA CASTMAN X8 #3 47LB 300m
ソルティガセンサー#2 35LB 300m
ULTRA JIGMAN X8 #3 35LB 300m

<<リーダー>>
バリバス 35〜40LB

新 吾 丸(しんごまる)  新吾丸ホームページ

高知県宿毛市片島港より出船

船長 今津

TEL  (0880) 65-8666

携帯  090 10013561





 

    
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