釣行記 その50    大爆発間近、レンタルボート清家 
〜大シケで 釣りにならん!!編〜



ぎょえ〜!!

40m近くあるんちゃう??

深い過ぎる。。。。


ぎょえ〜!!

台風でも来てるんちゃう??

船が。。。船が。。。

前後左右上下に 動いて釣りにならん!!




天気予報を聞くと 南東の風、海上では やや強く 波の高さ1.5m。

2008年5月1日

午前5:30



「ただ、水深は35m位有るからね。」

「・・・・。 か、風が無かったらね。」

「大丈夫、大丈夫、やれるやれる!!」

「そ、そっかなあ。。。」


内湾の穏やかな所で釣りたかったのだが、清家さんの勧めで沖へ。




<<現在までの経緯>>

そもそも、私のカセ釣りは

山陽オイスターズの ジャッカルさん から教えてもらって

今の私があるんですよ。いわゆる師匠です。

いわゆる 【ジャッカル釣法】 ってヤツです。

言葉でなかなか説明できませんが・・・。

前アタリをとって 本アタリが出るであろうタイミングで ビシッ!!とアワす。

なんだか 空想の世界 ですね。

「穂先に アタリが出ないのも アタリだ!!」

って言うぐらいだから。。。


で、

多々、教えて貰ったつもりだったのですが、

40m近くの 釣り方は 教えて貰ってないぞ!!

なんで 教えてくれなかったんだ!!

と、ここから 話は始まります。




〜 第一章 『おっ! 居るジャン』 〜

船を 今回は 空イケスではなく、大きな発砲ブイに掛けました。

今の所、風は そよそよ さほど問題なさそうです。



6:00 第1投

まあ、底まで長いこと長いこと。

気が遠くなります。

着底 約30秒後、

『ゴン!!』

歯切れのイイ、ダンゴアタリ。

おっ! 居るジャン・・・・。


ダンゴが割れて 30秒後、カッツ!

チヌじゃあ・・・・。

『ビシッ!!』


ヒット!! あれ???

テンションが 余りかかってない。。。急いで巻いて 急いで巻いて、

追いアワセ。2発!!

底を切った所でバラシ。


それから・・・。

アワセと同時に 立ち上がって且つ、背伸びしても イマイチ アワセが弱い

アワセが効かんぞ。。。この水深。。。


こういう時は 張って張って釣れと 師匠なら言うやろな。。。

張って 張って釣りましょ。

『ビシッ!!』


ハイ釣れました。47,8cmのチヌです。




〜 第二章 『朝から爆釣か?』 〜

ビユゥゥゥ〜〜!!

7:30

絶好調なのは イイですが 尋常では無い風が吹き出しました。

白波が立ってます。

船が 5〜7m程 縦横無尽に 動きます。

もはや 釣りになる状況ではありません。

『海上の波やや、強く。』

これで 『やや』 ならば 台風なんか、『そよ風』 じゃないか!!




〜 第三章 『こうすれば ああなる。ああすれば こうなる』 〜

ところが 張り過ぎて 底を20cm程切ってしまうと

チヌが口を使わない様です。

潮もそこそこ動いているようですし、底スレを漂う感じで。。。

と口で言うのは簡単ですが、水深と強風と潮通しの関係で そうそう上手くいくわけもありません。

食わすけど、アワセが弱い。

バラしまくりです。

1匹捕って 1匹逃がす こんな事を繰り返すと大型は食いませんよね。




〜 第四章 『化け物、現る!!』 〜

10:00

『ビシッ!!』

尋常では考えられない引きです。

今まで味わったこと有りません。

底を切れません。

ギリギリいっぱい 竿でためるんですが、ズルズルと 遙かむこうまでもって行かれました。

その間、4〜5分間位でしょうか。

体感では 10分以上の様な気がします。

腕がパンパンで 痺れています。

エイでは なさそうですし・・・

それでも 無理は出来ないので 我慢して我慢して・・・・切れました。



ハッキリ申し上げます。かないません。

この引きが60cmのチヌだったら、私には一生無理です。






〜 第五章 『爆釣開始!!』 〜

13:00

風が 収まってきました。

これがホントの 「やや 強く」 状態です。


ヒットの数も半端じゃないけど、バラシの数も半端じゃない。

どれも 50cm前後の引きごたえです。

それにして 卵パンパンです。どれも重いの一言!!




〜 第六章 『化け物、再度現る!!』 〜

15:00

『ビシッ!!』

尋常では考えられない引きです。

ア、アイツだ!!

底を切れません。

前回、糸出してやられたんで、今回は もうちょっと糸が切れるギリギリで・・・。

今度は 3,4分かけて 船の下まで持ってきました。

ところが ここから底をきれません。

動きも弱くなってきたんで 底を切ろうとした瞬間、

一のしで やられました。

体力が 持ちません。腕が2,3分上がりませんでした。。。


せめて、お顔だけでも見たかった。。。。


ですが、彼と私の間には 40mという とてもとても大きな壁がありました。。。



〜 第七章 『腕が・・・腕が・・・!!』 〜

僅か40cmにも満たないチヌでも

あげれなくなりました。気合いで巻こうするんですが、

腕に力が 入りません。

しかも この水深、中層でのバラシ多数。

すべての体力、腕力を アイツ に持って行かれました。

結局、17:00迄、爆釣モードだったんですが、疲れました。。。


もし、朝から 風が無かったら、バラシが無かったら、体力があったら、



60枚位 釣れてたかもね。


(本日の釣果)

<すなちゃん@磯の管理人>

チヌ    51.5cm 50.5cm〜 23尾
真鯛   45cm〜3尾

空手チョップ真鯛 60cmちょい



(本日の教訓)

深場は難しい。。。カセは 奥が深い。。。
(タックル)

竿   : がまチヌ筏 競技1.4m
リール : チヌチェイサーHG(太巻)
ライン : 船用ハリス2号、100m
おもり : ゴム張り B〜2B
ハリ  : チヌ5号 (銀色)
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