真鯛の法則

カカリ釣り編 (ズボ釣り)

H21 4/8
左:すなちゃん 真鯛84cm  右:フジコソ氏 真鯛84cm
レンタルボート清家


(最初に)

下記のものを使うことが条件の基で説明していきます。


カウンター機能付き 両軸リール (ダイワ)

仕掛けを落下させだすと 時間表示のカウンターが働き出します。
真鯛と時間の関係がわかります。
ヒットしたら 必ず見て時間を確認しています。



ハリスは6号10m



H13 2/11 真鯛84cm
津島マリン


H13 2/19 真鯛81cm
津島マリン



(真鯛の法則について)

皆さん、真鯛が釣れた時の正確な時間、タナを把握していますか?
私の今まで経験でデータ取りした結果、真鯛を釣る為の ある重要な手がかりをみつけました。
下記の3つです。

(その1) エサ取りの法則 ☆エサ取りが居ないと釣れへんよ。
(その2) 時間の法則 ☆真鯛には時間がある。
(その3) タナ取りの法則 ☆エサ取りにタナを教えて貰う。



H13 7/1 真鯛76cm
チヌ54.5cm他
津島マリン


(エサ取りの法則)


必ずしもそうとは限りませんが、エサ取りが居ないと釣果は望めません。

<<まさに エサ取りおらんと釣れへんよ!!>>

真鯛の活性が高い時は えてして小魚(エサ取り)の活性も高いものです。

海面から海底までエサ取りだらけの時は 釣りになりませんけどね。

けれども 体外の場合、エサ取りの層があるんです。

サシ餌の盗られ具合で 色々な判断が出来ますし、エサ取りを利用しない手はありませんよ。





H21 3/31 真鯛70cm
レンタルボート清家


H21 4/8 真鯛74cm
レンタルボート清家


(時間の法則)

水深40〜50mを釣る場合で記載します。

仕掛けを落とし始めて数秒後からカウンター付きリール(ダイワ)は
タイマーがスタートします。



赤丸で囲んだ所に時間表示がでるようになっています。




☆時間の法則 その1

<<真鯛のヒット確率80%は 4分以内にアタリが有る!!>>


【潮の流れが余り無い場合において 3分10〜3分40秒程でサシ餌がタナに到着する。】
ということが想定できます。


真鯛のタナ取りが キチンと出来ている場合においては

7分も8分以上も 仕掛けを入れっぱなしにしておいては時間の無駄!!

ってことですよね。それどころか撒き餌につられて 真鯛が潮下に遠ざかるって事も考えられます。

しかも1日釣るとなれば かなりの時間のロス、また時合いを逃す可能性があります。

3分〜3分59秒で 竿先が突っ込む場合が圧倒的に多いんです。

やはり魚は 上からユラユラと落ちてくる撒き餌とサシ餌に反応してるんですよね。




☆時間の法則 その2

<<真鯛のヒット確率15%は 4分〜5分以内にアタリが有る!!>>

エサ取りが少ない場合、またはタナが合っていない場合等の条件で左右されると思いますが、

私は4分30秒〜5分で見切りをつけ 仕掛けを回収します。

5分以上、仕掛けを入れていて 釣れた経験は残りの5%。

ほぼ釣れないと判断し、手返しする方が得策ではないでしょうか。





<<2分台でヒットしたやんか!!>>

タナが深過ぎる、潮が速すぎる、ハリスが10mでない、と色々な事が考えられますが、

潮が緩い場合は まずタナを上げる事を考えます。



H13 6/16 真鯛71cm
コロ鯛76.5cm他
津島マリン




H13
2/22 65cm頭の7尾
2/23 73cm頭の6尾
津島マリン




H13 11/16 真鯛74cm
津島マリン



(タナ取りの法則)


エサ取りが多いから釣りにならん!! 

って言葉を よく耳にします。あのねえ・・・

基本的に 5分も6分も仕掛けを入れていたら

エサなんか盗られるの、当たり前でしょ!!


で、本題に入っていきます。

時間の法則 から

<<真鯛のヒット確率80%は 4分以内にアタリが有る!!>>

この 4分 ってのが大変重要な時間と考えています。

潮、水深の条件で前後10秒程度は変わってくるとは思いますが、4分が基準 と覚えておきましょう。


で、どうするのか?

ようするに逆に考えると、

<<サシ餌が 4分 保てば真鯛が釣れる可能性が有る!!>>

って事なんです。

私は4分30秒〜5分で見切りをつけ 仕掛けを回収します。

ここで綺麗サッパリと餌が残って無い場合、次にとる行動は、

4分 ジャストで仕掛けを回収してみます。

さて、オキアミは残っているのでしょうか?

オキアミは1/3だけ残っていました。もしくは 頭だけを盗られていました。

凄く、いい感じ ですねえ。

もしかすると 次の1投で釣れるかもしれません。




一方、オキアミは全部、盗られていました。私が次にとる行動は、確認の為、

3分30秒 で仕掛けを回収してみます。

3分30秒 え?そんなに早く回収するの?

そうですよ。3分30秒 、一番、穂先が突っ込む時間じゃないですか。

オキアミは1/3だけ残っていました。もしくは 頭だけを盗られていました。

凄く、いい感じ ですねえ。

私は4分サイクルで どんどん打ち返します。

ちょっと疲れますが、時合いは何時、訪れるかわかりませんから、

30秒でも時間の無駄は省きます。


一方、オキアミは やはり全部、盗られていました。

ここで私が次にとる行動は、

タナを1.5m上げる。

で、3分30秒〜40秒 で仕掛けを回収してみます。

再度、オキアミをチェックします。

オキアミが残っていたら タナを0.5m下げる。

オキアミが無くなっていたら タナを再度、1.5m上げる。

タナを50cm単位まで妥協せず、突き詰める!!

エサ取りの層を 見つけ出す!!

とっても大事な事です。

で、私は4分30秒サイクルで釣り続けます。




エサ取りが多い場合は・・・・

10mハリスなんで 底取りから18mまで上げていきます。

イメージからいうと サシ餌が底から8m上まで タナを上げていくんですよ。

体外の場合は エサ取りの層があるんですけどね。


このようなタナを 1日中、探しながら釣ります。

1日通して 同じタナってのは皆無 ですのでご注意を!!

常にタナは 上下していますよ!




それでも エサ取りをかわせない場合は、

3時間位は粘りますが・・・


その1 弁当を食う!!
その2 場所移動を考える!!
その3 潔く、諦める!!

この中からお選び下さい・笑。



(エサ取りが全く居ない場合)

真鯛が近くに居るか、潮が悪いかですよね・・・。

まず、ジャミ(赤アミ) をメインでオキアミを少なくカゴに詰めて打ち返します。

それに、サシ餌が 底から50cm〜1m ってのが一番ですよ!!

それでも打ち返しのサイクルは 6分迄です。



H13 10/8 真鯛73cm
津島マリン








H13 9/24 真鯛75cm
津島マリン








H13 7/19 良型続々
真鯛70、72cm 他
津島マリン








H21 3/31 真鯛72cm
レンタルボート清家









H21 10/20 真鯛80cm
レンタルボート清家









H21 4/8 真鯛84cm
レンタルボート清家








H22 3/30 真鯛73cm
レンタルボート清家








H22 3/23 真鯛75cm
レンタルボート清家




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