〜デューク高沢 vol.12〜


・2台  デューク高沢

 仕事場のゲームセンターで、在庫基板のデータベース用に活躍していたMacが、現役引退ということで、不要になった2台のマシンを私が引き取ることになりました。1台はUMAXというメーカーが作っていたMacintosh互換機でApus2000というものです。もうひとつは、往年の名機LC630であります。前者は4年前に出た機種。後者は6年以上昔の機種です。で、今日、その2台を運んで疲れてフラフラであります。どっちも、いかんせん古い機種なので、どのように活用しようか思案にくれています。自分のと合わせて3台積み上がったMacの光景に、やや変質めいた雰囲気が漂います。(笑) で、このページでヨモヨモとマニアな解説を書こうと思ったのですが、あまりに眠いので次回に見送りさせてもらいます。もう〜フラフラよ〜。


・Macintosh  デューク高沢

 昔からMacintoshというパソコンは、とにかく高かったです。パソコンそのものが30万は下らないという時代に、Macintoshはプロのデザイナーが使用するマシンとして、平気で70万円はしてました。自分が高校時代は、そういう雲の上のような存在だったMacも、時は流れ、友人が中古で10万円で購入したと聞いたときは、とても驚きました。そして、家まで遊びに行っていじらせてもらった。これが、私のMac初体験でありました。そのときのマシンがMacintosh LC630というものでした。7年くらい前のことです。今となってはよく耳にするビデオの映像を取り込む機能も標準で装備されていて、しかもテレビ受信もできるという、当時としては、非常に特殊でいて高価な機能のあるマシンでした。しかしながら、動いている映像をそのまま取り込むまでにはいたらず、連続写真を1枚ずつ見てるような、そんな動画みたいなのが、カクカクと動いてたような記憶があります。(笑) 動く映像は、さておき、クラリスワークスで作成したという、友人が仕事用に作ったおしゃれな店内案内などを見ていて、当時からKSD関東スコアラー同盟というゲームの同人誌を作っていた自分としては、ビデオの映像を静止画として取り込んで、文章を付け加えたり、面白い見出しを作ることはできないだろうか? とふと思ったわけです。そして、思いきってローンを組んでMacintosh購入を決断。友人が使っていたLC630は、フォトショップはかろうじて起動できても、搭載できるメモリが最大36MBしかなく、作業らしい作業がほとんどできないので、より強力なマシンを買おうと思い、いろいろと物色した結果、PowerMacintosh7600という機種が目に止まりました。標準でビデオ映像が取り込めて、メモリもたくさん積めるし、CPUを交換してより高速化も可能なマシン。予算との折り合いで、このマシンを購入。毎日毎日、わけもわからずいじりまくって、寝る間も惜しんで、必死に使い方を独力で理解し、気が付くと、ド変質気味なMacフェチと化しておりました。(笑) そして、Mac購入から4年。はじめていじったLC630も、今では1万円札でおつりが来る値段にまで下がりました。パソコンの性能も、当時から数十倍以上にも向上しました。使い古された言い回しでありますが、時代の流れというものを感じずにはいられません。


・サブマリン  デューク高沢

 日本の水産高校が実習で使用していた船舶が、ハワイ沖で教育実習中にアメリカの原子力潜水艦に水中から掘られてあっという間に沈没。死者行方不明者が出た、最近、テレビや新聞で騒いでいるこの事件、艦長や乗組員の責任問題の追及がどうのこうのといいますが、船を沈めて死人まで出してしまった落とし前をどうするつもりなんでしょうか? 賠償の話もそうですが、アメリカ海軍側の誠意がさっぱり見えてきません。予定していた諮問会議も延期とか、沈んだ船の映像の一部しか公開されないとか、そもそも事故が発生した直後に、救援措置をほとんど何もしなかった。これらの対応に、アメリカ側のやる気のなさを十二分に感じます。海難事故で、人数分足りない救命具を子供をほったらかして自分が使って助かった人を、即座に有罪判決にするような国が、今回の潜水艦と船舶の衝突事故では、このていたらくであります。完全に日本人をナメてます。時間を稼いで、事態をうやむやにしたまま水に流そうとしてるのではないかと、人聞きの悪い高沢は思うのであります。他人事とはいえ、どうにも不愉快です。アメリカンサブマリン逝ってよし。


・物理  デューク高沢

 おばさんという人種は、じつに不思議なものだと、ことあるごとに思います。走行中の車の前を、あきらかにひかれる間合いであろうとも、横断してくる種族というのは、私の見ている限り、ほとんどがオバサン&ババアです。何故、そんなに死に急ぐのか? そんなに世の中イヤなことばかりなのか? それとも何か他に理由でもあるのか? と、その行動には疑問ばかりが頭をよぎるそんなある日のことでした。最寄り駅まで母を送り迎えするため、助手席に母が搭乗し、私が車を走らせていたところ、母がシートベルトをつけないので、つけろつけろと何べんも言ったのに「大丈夫」とセリフを繰り返す。そのまま、駅前の大通りを走行中、歩道から予期せずして突如オバサン路上に参上。あわててブレーキを踏んだら、助手席の母が前方にかる〜く吹っ飛んでおりました。とりあえず路上のオバサンは無傷。幸い車内で吹っ飛んだ母もほとんどケガらしいケガもなく無事でしたが、このことで、あるひとつの説が浮上してきました。「オバサンは物理にうとい!」とくに慣性というものの概念がどこかで消えてしまってるのではないのでしょうか? 時速40kmで人をハネるのも、時速40kmで壁にぶつかるのも、同じ時速40km分の運動エネルギーが人にかかるのである。ちょっと考えれば当然の事なのに、オバサンには、こういう力学の考え方が、かなり適当で、なおやつサバ読みしているように思えます。つまりナメてるわけです。車は急に止まれない。しかし「まぁ、大丈夫でしょう」 これが路上に飛び出すババアの心理と申しましょうか。本来なら、現行犯でとっつかまえて、その場で口頭質議に応じてもらえば、明確な答えが見えるハズ。いや〜、ダンプカーよりもおっかないっす。(笑)


・週刊中年ジャンプ  デューク高沢

 駅の売店でも置いてある週刊漫画雑誌といえば、まず外せないのが「週刊少年ジャンプ」「週刊少年サンデー」「週刊少年マガジン」といった少年向け漫画誌であります。少年誌というからには、少年向けの雑誌であるはずなのですが、裏表紙の広告に、スクーターとか、自動車メーカーの広告を見たことがありました。いや〜、所得のないガキどもが、どないして買えるというのでしょうか? それとも、購買意欲だけとりあえず煽っておこうというのでしょうか? いや、違います。「週刊少年」と名前がつけども、学生時代から読んでいた少年が成人し、就職して日夜働いているサラリーマンとして読者層に含まれているものと推察できます。実際、電車内で少年週刊誌を読む背広を着た会社員の方々の姿を見かけます。それにしても、週刊マガジンの巻頭にあるアイドルの写真とか、硬派路線だった週刊チャンピオンですら、アイドルか誰かの写真を表紙にしてしまう今時の少年誌は、もはや純粋な少年向けではなくなってきていると思います。あと10年20年もすれば「週刊中年ジャンプ」「週刊中年サンデー」「週刊中年マガジン」「中年エース」などなど、と雑誌名も変わってゆくことでしょう。少年誌にも高齢化の波が来ているのか!?(笑)


・トラブル  デューク高沢

 昨年12月にMR2を購入して、地元の道路を走り回ったりしてますが、そんなある日トラブルが発生! さて、強い風が吹いていた今日、高速道路を走行中、車体下からガスゴスッ!という、なにかをコスッたような音が聞こえてきました。その先のインターチェンジを降り、一般道に出てからゴゴゴゴと断続的にコスる音が聞こえるようになり、これはヤバイと思って、路肩に止めて下をのぞきこんでみたところ、運転席の足元あたりの車体下部にあるカバーがめくれて、路面をコスッておりました。カバーの前方部分にある止め具みたいのが、外れてしまい、そのまま路面をコスリながらめくれてしまったようです。友人に連絡したところ、救援にかけつけてくれて、ジャッキアップで、めくれたカバーを元に戻し、ガムテープで固定してから、なんとか帰ってこられましたが、なんちゅ〜か、こんなことが起こるなんて、ビビッて動揺するやら、笑ってしまうやらで、いや〜、この車に乗ってると初体験なことだらけです。いろんな意味で面白い車です。まだまだ、この先いろいろとドラブルが出そうな予感。きっつい感じであります。(笑)


・カバー  デューク高沢

 で、乗ってる車の車体下カバーが外れてしまったその後のお話です。ガムテープで応急処置をしたまま 、翌日、購入したお店へ行って、見てもらったところ、路面をこすったカバーの損傷はほとんどなく、走行中、吹っ飛んでしまった止め具も、汎用のネジを用意し、そのまま締めて即座に復活いたしました。比較的軽いトラブルだったこと。トラブルの発生時、すぐ目の前に道路工事車両の専用駐車場があり、さらに夜間で車がないため、応急処置の作業に使えたこと。救援を頼める友人がたまたま連絡が取れて、都合が付けられたこと。車を購入したお店が工場完備で、整備・修復もできること。いくつもの不幸中の幸いが重なった、不運の中のビッグラッキーだったと言えます。で、そもそもアンダーカバーが何故外れてしまったのか? 多分、強風のさなか、速度を出し過ぎたことではないかと思われます。路面の急な起伏とかも気を付けないといかんですね。気が付くと、ちっとも毒舌ではないタダの日記でありました。(笑)