東人の新居浜生活新居浜の暮らし父と娘の会話より

父と娘の会話より



花の名
蜘蛛
二九 十八
粘土細工
花瓶の値段
仮の姿
神霊写真
父のペット
ラベンダー
初恋
リン酸
優しいお母さん
G.S.バッハ
スローガン

 Part 2     東人の出戻り生活家族の暮らし/父と娘の会話より(Part 2) 
 


花の名
 飲食店に飾ってあった花を見て
 娘 「この花、なんていう花」
 父 「ウーン、これは蘭の一種だな」
 娘 「どんな蘭?」
 父 「ワカラン」
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蜘蛛
 家の中に蜘蛛がいた。
 父 「あのクモも勉強したのかな?」
 娘 「クモも勉強するの?」
 父 「クモン(公文)式で・・・」
 娘 「???」
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二九 十八
 娘が小学2年生の頃、算数の九九を覚える際、2×9でつっかかっていた。
 このように覚えなさい、と父が言った。
 「肉、ジュ〜、熱ちっ」
 それ以後、娘は2×9でつっかかることは無くなった。
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粘土細工
 娘「粘土で何か作ろう。パパも何か作って」
 父「こんなのはどうかな?」
 娘「何、それ?」
 父「うんこ」
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花瓶の値段
 桃の節句に桃の花を買ってきた。
 以前買った花瓶を出して桃の花を花瓶に差した。
 娘「この花瓶、安物じゃない?」と生意気な事を言う。
 父「安物じゃない!。店では一番高い花瓶だった。」
 娘「どこの店で買ったの?」
 父「¥100ショップ」
 一番高くもあり、一番安くもあった花瓶であった。
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仮の姿
 娘が尋ねた。
 「仮の姿」ってどういう意味?。
 両手でチョキを出して、「こんな姿かな?」と父が答える。
 娘「それはカニの姿でしょ!」
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神霊写真
 小学4年生の娘は、怪談や心霊現象などに興味を持ちだした。
 娘「心霊写真を見たことある?。」
 父「有るよ。学校で記念写真を撮ったとき、その日に休んでいた人の顔が脇の方に丸い枠の中で写っていたことがある。」と答える。
 娘「それなら、幼稚園の時にもそんな写真があった。」
 父親のボケに話を合わせようとする娘であった。
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父のペット
 新聞のチラシ広告の中で、「ペットの写真募集」と書いてあるものがあった。
 それを見た娘が「パパも応募したら?」という。
 「ペットなんか居ないじゃないか。」と答える。
 「居るじゃない!。
ハリガネムシが。」
 あんなもの、ペットじゃない!。
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ラベンダー
 父「ベランダで育てる植物はなにが良いかな?」
 娘「ラベンダー」
 
 父親が何を言うか事前に察知する娘であった。
 
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初恋
 娘「お父さんの初恋って、いつ頃だった?」
 ・・・・だんだんとマセたことに興味を持ちだした。娘に話したことは妻に筒抜けになる。
 父「ハツコイって、こんなのかな?」と四股を踏む真似をする。
 娘「それはドスコイ!」
 ・・・・この場はこれで誤魔化せた。
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リン酸
 小学4年の娘がテレビを見ていると「リン酸」という言葉が出てきた。
 娘「リン酸って、なに?」
 父「酸の一種だよ。」
 娘「酸って、なに?」
 父「水素イオンを出すものだよ。」
 ・・・・厳密には不正確な回答であるが、小学生にこんな事言っても分からないだろう
 娘「水素イオンって、なに?」
 父「水素のイオン」・・・・この答えもいいかげん
 娘「水素ってなに?。イオンってなに?」
 ・・・・・・・・と永遠に続きそう。
 父「これから理科で習うから、その時に勉強しなさい!」
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優しいお母さん
 娘はお母さんは優しいと言う。
 父「あんなに怖いお母さんがどうして優しいの?」
 娘「Yさんのお母さんに比べたら優しいよ」
 父「Yさんと比べたらどんなお母さんでも優しくなる!」
  世の中の標準を知らない娘であった。
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G.S.バッハ
 娘は何かに熱中すると声をかけても返事もしないことがある。
 ある時、娘がパソコンに熱中していた時に食事の用意ができた。
 「ご飯だよ」と何度も声をかけても返事もしてくれない。
 
 「ゴハン」に続けて、「セバスチャン・バッハ」と言ってみた。
 これには娘も反応した。
 「それって、ヨハン・セバスチャン・バッハじゃないの?」
 聞こえていたのでは無いか!。

 しかし、その後も娘はパソコンに熱中し続けた。
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スローガン
 
 学校で、スローガンを考えてくるという宿題が出たらしい。

 娘:「何か良いスローガン無いかな?」
 父:「スローガン お腹いたけりゃ セイロガン」
 娘:「そんなのスローガンじゃな〜い!」
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