事務局長 戸澤健次から皆さんへ...


                              1999年8月1日

はじめに

 1996年(平成8年)に日印友好協会(JAIFA)が産声を上げてから、早くも丸3年経ちました。JAIFAのホームページを充実させねばと思いつつ、今日に至ってしまいました。これはひとえに事務局をあずかる私に責任があります。今回、局員の協力を得て、ホームページの体裁を整えることになり、手前味噌ながら喜んでいる次第です。インターネットでは、ぜんぜん音沙汰なしの本会ではありましたが、この3年間というもの、それなりにいろいろ活動を展開してまいりました。これからは、インターネットの世界でも交流が少しでも広がってくれればとの願いから、このホームページでJAIFAの主だった活動を紹介し、今後の活動計画をお知らせしようと思います。 

1 これまでのJAIFAの活動

  1996年8月に結成して以来、JAIFAは会の目的である民間の友好促進に向け、インドを訪問し、インドからの訪問団を受け入れてお世話をし、インドについて学び親しむためにセミナーを開催し、インド料理の会を開催してきました。

@ インドへの訪問では、1997年12月に非会員も含めて17名がインド各地を訪問し、交流を深めました。この後、1998年9月にも10名の一行がムンバイ、デリーを中心に友好の旅を行いました。インド側でもJAIFA India というグループが組織され、現在公式に登録団体への手続き中とのことです。団体での旅行以外にもJAIFAのメンバーが単独で訪印したことも何回かあります。今後も、さらに日本とインドの心理的距離が近くなることを念願致します。インドからの訪日につきましては、これまでインド側のJAIFAの中心者であるMr. Rakesh Dwivedi 及び Mrs. Sunita Dwivediのお二人だけに、1998年と1999年に2度訪日していただきました。これからさらに訪問団の受け入れを推進したいと考えています。

A  講演会の開催では、JAIFAは、これまで数回のセミナーを開催してまいりましが、実施回数が当初の予定より少なく、会員のみなさに対しても事務局として心苦しいものがあります。平成10年度も年間3回ほどの講演会を主催したいと念願してまいりましたが、この1年間に1回のみになってしまいました。次年度には予定通り3回実施したいと考えています。

B インドの食文化を考える会は、「よんでんプラザ」のご好意で、6回のインド料会を開催することができました。その後、よんでんプラザが利用できなくなり、第7回以後は、松山市総合福祉センターを会場として開催することとなりました。次回のインド料理会は、1999年10月に行われる愛媛県主催の国際祭りにインド料理店を出す形で行う予定です。

 

2 1999年度(平成11年8月1日から12年7月31日)の年間活動スケジュール

@ 講演会

 8月1日       現代インドの光と影  岡本幸治大阪国際大学教授

 9月あるいは11月  チャンドラ・ボースとインド国民軍 国塚一乗氏(予定)

 1月あるいは3月   演題・講師未定

A インドの食文化を考える会

 10月  愛媛県国際祭りにインド料理店で参加

  2月  第8回インドの食文化を考える会(予定)

  5月  第9回インドの食文化を考える会(予定)

B インド訪問

  9月  インド訪問グループを後援

 12月  訪問団派遣

  2月  インド訪問グループを後援

C インド側来日

 2000年6月  インドから訪問団来日

 このほか、JAIFAは1999年よりニューズレターを発行し始めました。年間4回の発行予定で、インターネットでもお知らせする予定です。

3 日印友好協会(JAIFA)の主張

 同類のボランティアグループがあるのにまたなぜ新たにグループを結成するのか、とかなぜ松山市であって東京や大阪でないのかといった疑問は当然起こってきます。実際、インドの友人の中にもそういう問いを発した方がいます。私たちは日印協会のような伝統のある団体に敬意を表します.事実私たちの何名かは日印協会の会員でもあります。私たちは同類の他の団体とも親しく協力を交換しています。とりわけ、日印親善協会とは同じころに発足したこともあって、親しくお付き合いさせていただいています。

 私たちは、こぢんまりとしたグループではありますが、自前のヒューマンネットワークで、大地に両足を踏まえたボランティア活動を展開したいと念願し、愛媛大学を拠点として、松山を中心に日印の民間レベルでの友好促進に励みたいと願っています。

ご質問のある方は、お気軽にどうぞ...

 

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