平成25年9月22日(日)・23日(月)今治市玉川町の「グリーンピア玉川」で愛媛県いけばな芸術協会東予支部の「第26回いけばな芸術展」が開催されました。両日とも好天に恵まれ、1200人の来場者で賑わいました。

 

 会場のグリーンピアは広くて明るく、華展会場として最高の場所でした。周囲の里山は初秋の気配を感じさせ、来場者には秋の一時を「花を見る喜びと楽しみ」で過ごしていただきました。

   

 最初に開展式がありました。今治市長・愛媛県いけばな芸術協会会長等のあいさつがありました。

   

 続いてテープカットが行われました。テープカットが終わると待ち構えていた来館者がドッと会場に入りました。本会の盛況を予感させる光景に、実行委員の方々はホッと一安心しました。

   

 会場入り口には今年6月に急逝された本会の相談役・野口青楓氏の『偲びの席」が設けられていました。華道家が作品を作る時、まずデッサンをしますが、故人のデッサンをもとに弟子の方が生けられた作品が展示されていました。それには「伝え守りたい霊峰四国山脈、石鎚渓流、(署名)」と書き添えられていました。故人の遺志を託した立派な作品でした。大勢の来場者が、ありし日の故人を偲びつつ、作品を鑑賞していました。訓仁子夫人もいけばな芸術協会長に作品が出来るまでの経緯を説明していました。

   

 会場のグリーンピアは今治市の中心から、かなり離れており、来場者にご不便を掛けるのではないかと、心配しましたが、大勢の来場者に実行委員の方々は安堵しました。

   

 秋の行楽シーズンのため子供連れの姿を多く見ました。子供さんの撮影を手伝う若いパパのほほえましい様子も見受けられました。

   

 菅良二(今治市長)氏・白石徹(衆議院議員)氏・森高康行(県会議員)氏・越智忍(県会議員)氏・藤原秀博(市会議員)氏にご来場いただきました。実行委員は大喜びでした。今治華友会会長の檜垣俊幸氏も見えられました。

   

 お若い時、お花の先生として、ご活躍されていた人にも久しぶりにお会いしました。うれしい限りです。地元のケーブルテレビ局も取材に来てくれました。

   

 大勢の入場者のため、お茶の接待当番の方は、てんてこ舞いでした。

   

 ご自分の作品の前に立たれたので、写真を撮らせていただきました。

   

 今回の華展には私たちも出品しました。左の写真は家内(満智子)の作品で、右の写真が私(忠明)の作品です。