平成31年3月10日(日)愛媛県いけばな芸術協会東予支部の研修旅行で備前焼の窯元を訪問しました。

 
 

0人の参加者が2台のバスで今治・小松を出発しました。当日はあいにくの小雨でした。「備前焼ミュジアム」を見学した後、「おさふねサービスエリア」で食事をしました。ここの食事はおいしかったです。スイーツの種類が多く、女性には大変好評でした。

 
 

サービスエリアの側を5分毎に新幹線が通過します。最初は騒音がうるさいと思いましたが、お店の方が「間もなく新幹線が来ます」と言うと多くの人がカメラを取り出し、窓際へ殺到しました。食事の後、「リフレセンターびぜん」(市の文化施設)へ行きました。ここが今回の研修会場です。

 
 

参加者が席に着いたところで団長の佐々木支部長より開会の挨拶がありました。氏のお孫さんの病気治療を通じて藤原敬介氏とご縁ができたそうです。敬介氏は現在も病気療養中です。その中を私たちのため、貴重な時間を割いていただきました。

 
 

藤原敬介氏より備前焼の現況についての話がありました。敬介氏は備前焼の人間国宝藤原啓氏の次男です。長男の雄氏は人間国宝です。次男の敬介氏も父親から陶芸の厳しい指導を受けましたが両雄並び立たず、長男が人間国宝になりました。会場には沢山の作品が展示されました。

 
 

ご家族の方からも備前焼についての貴重なお話をいただきました。会場では、希望者による「釘彫り作品」の製作も行われました。

 
 

時間のたつのを忘れ、敬介氏の見事な作品に見とれていました。参加者は名残惜しい気持ちで会場を後にしました。有意義な研修の1日でした。