令和元年5月24日(金)松翠会の「話の会」が今治中央公民館で開かれました。テーマは墨蹟です。

 
 

担当の横田茂則さんは会場設営で大忙しでした。同氏の尽力で素晴らしい墨蹟が集まりました。今日の目玉は、江戸中後期の禅僧 春応禅悦の作品です。「千年丹頂鶴」は床にぴったり収まります。さすが逸品です。これは「萬歳緑毛亀」との対句です。

 
 

良い作品の周りには沢山の人が集まります。墨蹟に詳しい城本聰氏も解説で大忙しでした。

 
 

横田氏自慢の逸品がずらりと展示されました。茶道関係者にとっては絶好の機会です。じっくりと時間をかけて味わいました。

 
 

富士山に向かって、草書の「寿」の文字が竜のごとく昇っていく構図の軸です。注意してみると、寿の文字の第1画には金で竜の『目』が入っています。文字は「富士の山 曇ってもよし 晴れてもよし」です。右写真の布袋図も注目されました。