北欧の旅(7)フィヨルド
 ラルダールから200キロ及ぶ世界最長のソグネフィヨルドの観光が始まりです。氷河が削ったV字谷に深い海水をたたえた海峡です。所々に山頂から直接海面に落ち込む滝が周りの景色にアクセントを付けています。
 ラルダール港には沢山の小型の船が係留されていました。地元の人たちの船です。フィヨルドは地元の人たちの重要な生活道路です。
 ラルダールは静かで美しい街でした。歩道脇の花壇が観光客の目を楽しませてくれました。大勢の観光客が乗り込んで船は静かにラルダール港を出発しました。乗船者は全員デッキです。年間50万人の人を運ぶそうです。
 乗船客は、山の稜線から流れ落ちる大小の滝に見とれていました。デッキの上はかなり寒かったです。夏というのに厚手の防寒着を着て景色を観賞していました。
 地元の少年がカモメに餌を手から与えていました。少年とカモメの交流に感動。大勢の人がカメラを向けていました。
 可愛らしいポーランド人の姉妹もカメラにポーズを取ってくれました。ここは、このコースで一番の絶景といわれている場所です。レイネフィヨルドとの合流地点です。水深が1300メートルもあり神秘的な水の色が心に残りました。
 この美しい風景にデッキの上はカメラの放列です。本当に絵のような景色でした。メキシコ暖流の影響で冬でもフィヨルドは凍らないそうです。
 終点のグドバンゲンが近づいてきました。ここも静かで美しいフィヨルドの雰囲気が漂っている街でした。